死んだらどうなる?

誰もが一度は抱く関心「人間は死後どうなるか」を中心に、あの世、生まれ変わり、守護霊等について詳しく解説していきます。

胎児や脳死患者に「合法的」に死を与えている日本の医療 

2007-03-31 | 堕胎は一種の「生命を奪う行為」
勇二 「じゃあ女性の場合、どのみち子育ての仕事からは逃れられないってことだね」

正太 「そのとおり。今世でするか、来世でするか。同じ仕事をするなら、今世で自分が産んだ子供を育てるほうが楽しいに決まってるし、幸福に決まってるんだね。だから、女性というのは、結婚して二人以上の子供を産んで育てる楽しみを持ったほうがいいんだよ」

勇二 「へーえ、だったらそれを教えてあげれば、「少子化対策」にもうってつけだね。…えーと、何の話をしてたかというと、中絶されると胎児の魂にも傷がつくことが多いし、せっかくのこの世での人生計画が挫折してしまう、ということだね」

正太 「そうそう。だからそういう役割の女性もいたりするけれど、余りにも中絶の数が多くなってきて、霊界でもたいへんな混乱が起きているんだ。中絶というものは、そうした性格のものである以上、やはりできるだけ避けるべきものなんだね。
もっとも、どうしてもやむをえない事情、たとえば女性の体が弱くて子供を産めば死ぬかもしれないような場合、母体を守るという意味での中絶もあるだろうから、必ずしも許されないことではないけれども、それでも子供に対して「すまなかった。ごめんなさい」「あの世で間違いなく成熟していけるように」「心に傷が残らないように」という念を送ってあげることが大切なんだ。それが、人間としての最低限の義務なんだね。
ただ、水子供養みたいなものは商売でやっている人もいっぱいいるので、あまりそれにとらわれてもいけない、ということなんだ」

勇二 「ふーむ」

正太 「こんなふうに、今の日本では、胎児に対して、非常に多くの人工死が「合法的」に行われているんだね。人間が生まれるてくる段階で、平気で死を与えているというのが、日本の医療の現状なんだ。だから脳死臓器移植、つまり「脳死体」と称して、まだ死んでもいない人を死体扱いするケースが年に数千件ほど出たとしても、百万人近い魂たちを死に追いやっている人工流産に比べれば、まだ数も少なく、不思議ではないとも言えるんだよ。
脳死状態になれば肉体的な死は避けられないとしても、人間には本来「安らかに、あの世に旅立つ権利」というものがあるんだ。その点、脳死臓器移植は、あの世の世界へのスムーズな移行を大きく妨げていると言わざるをえないんだ。
今回はこれくらいにしておくけど、中絶や水子の問題については、いずれまた詳しく説明することにしよう」


あの世で「子育ての仕事」が待っている女性とは?

2007-03-30 | 堕胎は一種の「生命を奪う行為」
勇二 「ふうむ。じゃあ8ヶ月をすぎた胎児というのは?」

正太 「この後亡くなった魂は、霊界に還っても、大人の霊人に戻ることが難しくなるんだ。この月数で早産して亡くなった子供は、霊界に還っても赤ちゃんのままなんだよ。だから、子供からまたやり直さなきゃいけないんだ。もちろん、この世に生れ落ちてから亡くなった子供も同じだね」

勇二 「子供からやり直すって、どうやり直すんだい」

正太 「うん、誰かに引き取ってもらって、赤ちゃんの時点から霊界で育ててもらうことになるんだ。地上でいうと、やはり20年くらいかかるんだね。その役目を担うのは、その子供の母親の「魂の兄弟」の場合もあるし、特殊な使命を帯びた女性霊たちの場合もあるんだよ」

勇二 「特殊な使命を帯びた女性っていうと?」

正太 「あの世でも、この世にいた時に子育てをしなかった女性がたくさんいて、そうした女性霊たちが自分のしなかったことを勉強するために、水子とかそうした子供の霊を育てているんだ」

勇二 「へーえ、あの世で子育してるのかい」

正太 「これは地上の人にはいろんな考えがあるだろうけど、霊的な面、魂の観点から言うと、女性が地上で十分にその使命を果たしたと言えるためには、二人の子供を産まなければならないことになっているんだ。二人の子供を産まないと女性として十分ではない、つまり、その使命を果たしたとは言えないんだよ」

勇二 「おいおい、そんなこと言ったら、フェミニズムだとか昔のウーマンリブの人たちなんかは猛反発するんじゃないか」

正太 「でも、これが真実なんだね。だから二人の子供を産んでいない女性の場合は、それに代わることを必ず何かしなければいけないんだね。子供が一人の場合や子供がいない場合は、子供二人を育てたのに匹敵するような献身的な愛にあふれた仕事を何かしないと、この世を去ったときに、来世でカルマ(業)の刈り取りが必要になるんだ。つまり、今言ったように、あの世でいわゆる水子だとか、子供の霊としてあの世に還ってきた人たちを育てるという仕事が待っているんだよ」


「堕胎天国」が引き起こした霊界の混乱

2007-03-29 | 堕胎は一種の「生命を奪う行為」
正太 「そうだね。現代の日本というのは「堕胎天国」で、毎年百万人近くもの胎児が人工流産をされているとも言われるけど、これが、あの世からこの世への生まれ変わりを阻害していて、霊界に大きな混乱を引き起こしているんだよ」

勇二 「霊界の混乱?」

正太 「うん。日本でも百万人近い魂たちが、この世での人生計画に大きなダメージを受けているんだ。明確な人生計画を立てて生まれてこようとしていた者が、結婚を予定していた相手と結びつくことができなくなってしまったり、予定していた職業での目的を断たれたりすることが、数多く起きているんだよ」

勇二 「結婚を予定していた相手というのは、いわゆる「赤い糸」で結ばれた相手ということ?」

正太 「そうそう。たいていは、両親が霊界にいた時、子供になる魂と「親子の約束」をしてきていることが多いんだ。そして、親が結婚して子供を産む時期になると、霊界での約束どおり、子供の魂が入ってくるんだけど、親が約束を違えて堕してしまうわけなんだ。こうした経験をすると、子供の魂には傷が残るんだね。安全なところにいたのを、いきなり氷か何かが割れて海に落とされたような、いきなり殺されたような、そうした痛みや恐怖心があって、次の生まれ変わりの際にも恐怖心が出たりするんだよ」

勇二 「中絶された子供というのは、その後どうなってしまうんだい。よく言われる「水子の霊」みたいな存在になってしまうのかい?」

正太 「これはいろんなパターンがあるんだね。胎児の霊体と肉体が完璧にドッキングして、魂が肉体から抜けられなくなるのが8ヶ月目ぐらいなんだけど、これ以前、つまり、7ヶ月目ぐらいまでに堕胎や流産されてしまった魂というのは、本人の霊格、意識レベルにもよるけれど大人の魂に戻ることが可能なんだ。
 たとえば6次元(光明界)以上の目覚めた魂の場合には、すぐに大人に戻るんだ。また、5次元(善人界)ぐらいの魂だと、本人の意識レベルにもよるけど、守護霊などの力を集めて大人に戻すことは可能なんだ。しかし、4次元(幽界)ぐらいの魂で、肉体と霊の関係を十分に理解していない魂の場合には「さまよえる魂」になることが多いんだよ。なかなか霊界に還ってこられずに、ふわふわと浮遊していたり、母親にしがみついて離れなくなったりすることがあるんだ。意識の目覚めの鈍いこういう魂には、ある程度、天上界からの助力が必要なんだね」


堕胎は一種の「生命を奪う行為」

2007-03-28 | 堕胎は一種の「生命を奪う行為」
勇二 「今、聞いた話だと、医学も、魂の問題については無知な部分が多いということになるね」

正太 「うん、肉体と魂の関係が解き明かせない限り、医学も最先端の科学どころか、まだまだ未開の状態にあると言わざるをえないし、どうしても「五割医療」を超えることはできないんだ。臓器移植は人間の死に関わる問題だけど、反対に人間の誕生についても、同様のことがいえるんだよ。…うーんと、今回は「死んだ後」どうなるかがテーマだから、「生まれる前」の話まで始めると収拾がつかなくなりそうだな…」

勇二 「いいじゃないか。たまには「脱線アリ」でいこうよ」

正太 「「たまに」がけっこう続いたような気もするんだけどね、ま、いいか。これはとても重大なことだからね。えーと、人間が生まれる時、つまり母親のおなかの中に胎児の魂が宿るのは、妊娠後、満9週目に入ったときなんだね。満9週目になると、確実に魂が胎内に宿るんだ」

勇二 「満9週目に? 魂が宿ったっていうのは自分でもわかるのかね?」

正太 「これは、つわりの始まった頃に宿ったと思っていいんだよ。なぜつわりが起きるかというと、これは自分の身体の中に他の魂が入ってこようとしているから、最初その魂と波長が合わない場合、それを合わせようとして起きてくるんだ。お母さんの魂と胎児の魂の波長が合わず、うまくドッキングできなくて、そうした現象がおきるんだよ」

勇二 「へーえ、つわりってそんなものなのかい。で、魂が宿るって、あの世から宿ってくるわけ?」

正太 「もちろん。あの世では立派な「大人」として生活していた魂が宿ってくるんだね。ただし、あの世といっても、天国からだけで、地獄からは生まれ変わってこれないんだ。地獄にいる人は、十分反省して天上界に上がってからでないと、地上に生まれ変わってこれないことになっているんだよ。地獄というところは苦しい世界だし、そこにいる人は、みんなこの世に執着を持っているから、そこから赤ちゃんとしてこの世に生まれ変わってこれるなら、アッという間に地獄は空っぽになってしまうだろうけど、それは許されていないんだ」

勇二 「ほーお、人間て天国からしか生まれ変わってこれないのかい!」

正太 「そうなんだ。反省して、最低限、4次元幽界の精霊界(4次元幽界の中の地獄でない領域)まで上がってこないと、生まれ変われないことになっているんだ。
それと、地獄というのもけっこう誤解があって、「落っこちたが最後、永遠の業火に焼かれる」みたいなイメージかあるけど、そうじゃないんだね。生前の「思いと行い」の間違いを十分反省できたら天国に還ってこれるんだよ。このあたりは重要なことだから頭に入れておいてね。
 で、話を元に戻すと、魂が胎内に宿る満9週目以降、その胎児に対して人口流産(人工妊娠中絶)をすることは、一種の生命を奪う行為であることは間違いないんだよ」

勇二 「はっきり言えば、殺人と同じということ?」