死んだらどうなる?

誰もが一度は抱く関心「人間は死後どうなるか」を中心に、あの世、生まれ変わり、守護霊等について詳しく解説していきます。

悪霊の憑依を防ぐには「健康生活の維持」も大切

2007-05-14 | 憑依を防ぐには「健康生活の維持」も大切
正太 「ここまで、憑依霊をはずす方法として、「反省(執着を断つ)」「感謝」「与える愛」ということを上げてきたんだけど、さらに付け加えると「体調の管理」「健康生活の維持」ということも重要なんだ」

勇二 「ほーう、心の管理だけじゃなく肉体のほうの管理も。確かに、体調を崩すと、愚痴っぽくなったり、悲観的になりがちだよね」

正太 「うん。地獄霊が寄ってきやすくなる原因としては「健康生活が守れていない」ということも大きいんだ。もちろん、人間というのは、あの世に還れば、魂だけの存在になるけど、この世にいる間は肉体に宿って修行をしているから、肉体面への配慮というのは決して軽んじちゃいけないんだね。この世にいる間は「色心不二」、つまり霊と肉体は相互に影響しあっているから、今、君が言ったように、体調を崩すと、どうしても心のほうにマイナスの影響が出やすくなるんだよ。だから地獄霊の憑依を防ぐためには、心正しく生きるということと同時に、健康管理も大事なんだね」

勇二 「体調が悪くなると、マイナスの思いがでやすくなる。その結果憑依されやすくなる、というプロセスだね」
 
正太 「そう。たとえば、心正しく生きているような人でも、疲労しすぎると、天上界の霊は寄ってきにくいんだね。逆に、疲労していると、悪霊が寄ってきやすいし、入りやすいんだ。肉体的に疲労しすぎていると、光が入らずに、悪霊を引きつけやすくて、心を正そうとしても正せないことがあるんだよ。だから、あまり疲れている場合は、まず、体のほうで健康生活を取り戻すことが大事なんだ。休息を取り、栄養も摂って、体をつくり直すことだね。いくら「心の修行」といっても、健康生活をつくらないと無理な場合があるんだ。
 地獄霊がかかってくる人というのは、たいていいつも心に心労が絶えなくて、体のどこかが悪いと訴えている人たち、ノイローゼになったり、内臓諸器官の調子が悪いような人たち、こういう人たちを目がけて、悪霊たちは寄ってくるんだよ。この点でいえば、強健な肉体を持っている人に、悪霊はかかってきにくいんだ」

勇二 「なるほどね。「健全な肉体に健全な精神が宿る」っていうけど、そうした人は悪霊のほうも苦手なわけだ」

正太 「たとえば、西洋には「ドラキュラはニンニクを嫌がる」っていう話があるけど、これの本当の意味は「ニンニクをとったりして、地上の人間が、より健康になり体力をつけてしまうと、地獄霊の側はつけ込みにくくなる」ということを象徴的に表しているんだね」

勇二 「へーえ、そうだったのかー。ドラキュラって、口臭とかによっぽど敏感なのかと思ってたよ(笑)」