死んだらどうなる?

誰もが一度は抱く関心「人間は死後どうなるか」を中心に、あの世、生まれ変わり、守護霊等について詳しく解説していきます。

「死」とは、魂が肉体を脱ぎ捨てること

2007-03-16 | 「死」とは魂が肉体から離脱すること
正太 「まあ実際は深海の底だから、肉体っていうのは、潜水服というよりもカニの甲羅か鉄の甲冑に近いんだけどね」

勇二 「カニの甲羅!? 僕なんかこれでもずいぶん絞って身軽になったんだけどなあ。まあ霊とか魂なんていうフワフワした摩訶不思議な世界から見るとそう見えるというわけか」

正太 「そんなふうに、人は死ぬと肉体という衣を脱ぎ捨ててあの世に還っていくんだね。これはちょうど何年も地下で眠っていたせみの幼虫が、木に登って殻を脱ぎ大空に飛び立つようなものなんだ。あるいは、葉っぱの上を這っていた青虫が蛹になり、きれいな蝶になるようなものなんだよ」

勇二 「今度は、せみの幼虫か、青虫かい。あー、僕なんか会社でしぼられてひたすら忍耐の毎日だから似てるかもしれないね」

正太 「ちなみに、青虫が蛹になり、蝶になっていく姿というのは、人間の転生輪廻(生まれ変わり)の姿を教えるために神様が創ったものなんだよ。蝶は蝶として最初から飛び回っていてもいいんだけど、それ以前の段階で地面を這うという不自由な生活をすることで、大空を飛ぶことがどれほど素晴らしいかを人間に教えているんだ」

勇二 「ふーん。たとえとしては綺麗だけど、いきなり「神様が」といわれても僕にはちょっとねえ…」

正太 「そうだね。そうした話はおいおいしていこう。ところで、肉体を魂が脱ぎ捨てるというのが「死」なんだけど、魂が肉体から遊離するという現象は「幽体離脱」というかたちで生きている人も稀に体験することがあるんだよ」

「魂」って何だ?

2007-03-15 | 「死」とは魂が肉体から離脱すること
正太 「うん、昔からいうように、死ぬときには「お迎え」がきて、魂が抜けて、それから「三途の川」を渡って、というように…」

勇二 「ちょ、ちょっと待って。まずその「魂」っていうのがついていけないんだな。魂って何?」

正太 「魂というのは君自身のことだよ」

勇二 「僕自身?」

正太 「そう。魂っていうのは(霊ともいうけれど)、現代風にいえば「知性あるエネルギー体」のことだ。「意識体」と言ってもいい。それが、この世では肉体という自動車に乗り込んでいるんだよ。肉体というぬいぐるみを着込んでいると言ってもいい。そうやって「魂の修行」をしているんだ」

勇二 「魂の修行…ねえ」

正太 「君はスキューバダイビングをやったことがあったよね。海に潜るときはウエットスーツとか潜水服を着るだろ。でも陸に上がるときはそれを脱ぐよね。それと同じで、この世っていうのは深海の底みたいな世界だから、肉体という潜水服を着込むんだ。だけど、元いたあの世の世界に還るときは、それを脱ぐことになるわけだよ」

勇二 「あの世…うーん」


死後の世界はある? それとも無い?

2007-03-14 | 「死」とは魂が肉体から離脱すること
勇二「いやあ今日のテーマは「死」かい。ずいぶん重いな。まあ縁起でもないから死ぬことなんて普段から考えたこともないけど、でも、人間死んだ後どうなるかについて全く考えたことがない人っていうのも確かにいないだろうね」

正太「そうだね」

勇二「まあ僕が思うに、死後の世界っていうのは、昔の迷信というかフィクションであって、これだけ科学の進歩した時代には通用しないんじゃないか。昔は道徳観念が強かったから、方便で天国地獄の話とかをつくって人々に悪いことをさせないようにしたわけだよ」

正太「ふむふむ」

勇二「人間心臓が止まってしまえば、早い話が「物体」と同じだろうし、その前に脳死とかいって脳が機能停止した時点で、意識もなくなるわけだから死んだも同然なんじゃないかな」

正太「なるほどね」

勇二「で、君はどう思うわけ?」

正太「君が今言ったような見方は今でもたいへんポピュラーではあるよね。ただ結論から言うと、死後の世界は間違いなくあるんだよ」

勇二「へー、本当かね?」