死んだらどうなる?

誰もが一度は抱く関心「人間は死後どうなるか」を中心に、あの世、生まれ変わり、守護霊等について詳しく解説していきます。

地獄霊は「波長同通(同類相集まる)の原理」に従って地上人に取り憑いてくる 

2007-04-21 | 反省によって「憑依霊」が取れる
勇二 「ふーむ。「憑依霊」って言葉はよく聞くし、脳死臓器移植後の人格変化も実はそれが原因だ、って、さっき君から聞いたね。でも、なんで、そんな憑依なんていう現象が起きるんだい?」

正太 「これは、今まで何度か取り上げてきた「波長同通の原理」によるんだね。この世の人間が悪い心の状態、マイナスの心の状態でいると、地獄にいる霊と波長が同通してしまって、その地獄霊がその人のところにやってきてしまうんだ。地上の人が、地獄にいる人と同じような心の傾向性を持ったり、もっとも一般的なのが、地獄にいる人と同じ執着を持ってしまうと、心の波長、周波数がバチッと合ってしまって、その悪霊が地獄から出てきて、取り憑いてきてしまうんだよ」

勇二 「なるほどな。要するに、この世の人が、地獄にいる人と同じ心境になると、「類は友を呼ぶ」の法則で、地獄霊を「お友達」として引き寄せてしまうわけだ」

正太 「そうなんだ。憑依といっても、何の関係もない人に憑依できるわけじゃないんだね。自分の心の中、想念の中に地獄をつくっている人だけに憑依できるんだよ。
 たとえば、心の中に色情地獄をつくっている人のところには、色情地獄霊が来るし、心の中に動物地獄、畜生道をつくっている人のところには、動物霊がかかってくる。心の中に闘争と破壊の阿修羅地獄をつくっている人のところには、阿修羅霊が取り憑いてくる、という具合なんだ」

勇二 「ということは、「波長同通の原理」「同類相集まる」という法則は、この世の人間と、あの世の人間の間でも成り立つ、ということなんだね」

正太 「そのとおり。たとえていえば「どこでもドア」のようなものなんだ」

勇二 「どこでもドア? ああ、ドラえもんに出てくる「ドアをあければどこにでも出れる」っていうドアのこと」

正太 「そうそう。霊界とこの世の間は、普段はきっちり扉が閉められていて同通しないように見えるけど、本当は、この世の人の心の波長、周波があの世の存在と同じ波長、周波になったときに、「どこでもドア」が開くように同通するんだよ。これはちょうど、テレビ電波の周波数にチャンネルを合わせると、テレビに番組が映るのと同じ原理なんだね」

勇二 「なるほどね。波長、周波数が合えば、「この世だ、あの世だ」なんて垣根はないも同然で、互いにツウツウになってしまうわけだ」

正太 「そうだね。ただし、地上の人間の心の波長が、きちんと天上界のほうに合っている場合は、天国にいる人は、地上に執着なんか持っていないから、この世の人に憑依してくるなんてことはないけどね(笑)。そのかわり、天上界にいる自分の守護霊のインスピレーションを受信できるとか、良い方向での指導を受けやすくなるんだよ」

勇二 「じゃあ、地獄にいる霊は、なんで「この世の人間に取り憑く」なんていう迷惑なことをするのかい?」

反省することで「憑依霊(地獄霊)」を取ることができる 

2007-04-20 | 反省によって「憑依霊」が取れる
正太 「こんなふうに反省によって心を浄化することができるんだけど、この反省によって自分に憑いている憑依霊を取ることもできるんだ」

勇二 「憑依霊を取る?」

正太 「うん。現代では、半分以上の人が、悪霊、つまり地獄にいる霊から、なんらかの悪い霊的な影響を受けている、というのが実情なんだよ」

勇二 「うへーっ、憑依ってそんなに多いのかい」

正太 「うん。もちろん、霊の中には、よい影響を与えてくれる天上界の霊、たとえば本人にいちばん縁があってどんな人にも一名は必ずついている「守護霊」とか(この守護霊についてはいずれ詳しく説明するけれど)、直接の縁はなくて、限られた人だけに役目上、必要があってつく「指導霊」という高級霊とか、これ以外にも、先に亡くなった友人や、二代、三代前のしっかりした先祖などの中で、援助を送ったりする「縁故霊」などもいるんだけど、地上人への影響からいうと、残念ながら、地獄霊(悪霊)と言われるもののほうが数としては圧倒的に多いんだね」

勇二 「ふーむ」

正太 「たとえば、「守護霊がニコニコしている」とか、「天上界から霊指導を受けている」というような人は、10人に1人もいなくて、100人に2、3人いればいいほうなんだね。逆に、10人に7、8人ぐらいは、悪いほうの影響をどこかで受けていることが多いんだよ」

勇二 「へーえ、というと」

正太 「つまり、7、8割ぐらいの人は、憑依霊という「お馴染みのお客さん」を持っているんだね。ただし、全部が全部、いつもいつも憑いているわけじゃなくて、常時憑いているのは全体の5割くらいなんだ」

勇二 「5割っていうと、2人に1人じゃないか。それこそ半分ぐらいの人には、馴染みの「お客さん」がいつも一緒にいるわけ? そういや、僕も肩のあたりが妙に重かったりすることがあるけど、大丈夫かな」

正太 「憑いている人数は少ない人で1人、多い人で5、6人くらいなんだね。平均すると、2、3人くらいがウロウロしていることが多いんだよ」

勇二 「へー、そんななのかい。じゃあ7、8割の人が憑依霊を持っていて、常時憑いているのが5割だとすると、それ以外の残り2、3割の人には、憑いたり離れたりしているわけ?」

正太 「そうなんだ。いつもいつも憑いているわけじゃなくて、イライラしたりキーキーしたりして、心が乱れたときにポンとやってくるという具合なんだよ」