勇二 「ところで、その反省についてなんだけど、反省しなくちゃいけないマイナスの思いっていうのは、前に、妬みとか、愚痴とか、不平不満とか、足ることを知らない心、なんかがそれにあたるって聞いたけど、その後、話を聞いていると、他にもずいぶんありそうだね。これから、きっちり反省していくためには、「これが悪想念だ」みたいなリストがあると助かるんだけどな」
正太 「そうだね。そのあたりは、三途の川を渡ってから「地獄めぐり」をするときに、詳しく触れようと思ってたんだけど、とりあえずここでも上げておこう。
結局、「マイナスの思い」が何なのかというと、実際にあの世の地獄界で渦巻いている想念を、全部列挙していけばいいんだね。地獄界ではこんな思いが展開されているんだよ。
ねたみ、そねみ、感情や本能にもとづく怒り、愚痴、足ることを知らない心、不平不満、悲観的な心、消極的な心、優柔不断、臆病、怠惰な心、自己嫌悪、うらみ、憎しみ、のろい、情欲、自己顕示欲、利己主義、毒舌、二枚舌、躁鬱、酒乱、暴力、排他主義、うそ、いつわり、唯物主義、無神論、孤独、独裁主義、金銭欲、地位欲、名誉欲、不調和 」
勇二 「げーっ、マイナスの想いって、こんなにあるの?」
正太 「そうなんだよ。昔から、仏教でも「百八煩悩」とよんでいるくらい、悪想念の数は多いんだ。これらが、「与える愛」の反対の「奪う愛」の思いであって、地獄に堕ちる原因になるから、こうした思いに対してはブレーキを踏む、また心の中にこうした思いが去来したら、きっちり反省し修正していく必要があるんだよ」
勇二 「ふーむ。あの世にいって、天国に還れるか地獄に堕ちるかを分ける基準ていうのは、えーっと、「生きていたあいだに、思ったこと、行ったことを、一つひとつ上げてみて、善いことが多かった場合には天国に還ることができ、悪いことが多かった場合には地獄に堕ちる」ということだよね」
正太 「うん」
勇二 「つまり、オギャーと生まれてから亡くなるまでの、心の中の記録の半分以上を、少なくとも、今上がっていたような思いが占めていたら、地獄に堕ちるということになるわけだ」
正太 「そうだね」
勇二 「うーん。こりゃ、現代人の半分以上は地獄に堕ちてる、といっても不思議はないかもしれないね。第一、そういう思い自体が、マイナスで、地獄行きの原因になることすら、みんな知らないんじゃないか。心の中は、垂れ流しっていうか、無法地帯みたいになってる人も多いと思うよ」
正太 「そうだね。そのあたりは、三途の川を渡ってから「地獄めぐり」をするときに、詳しく触れようと思ってたんだけど、とりあえずここでも上げておこう。
結局、「マイナスの思い」が何なのかというと、実際にあの世の地獄界で渦巻いている想念を、全部列挙していけばいいんだね。地獄界ではこんな思いが展開されているんだよ。
ねたみ、そねみ、感情や本能にもとづく怒り、愚痴、足ることを知らない心、不平不満、悲観的な心、消極的な心、優柔不断、臆病、怠惰な心、自己嫌悪、うらみ、憎しみ、のろい、情欲、自己顕示欲、利己主義、毒舌、二枚舌、躁鬱、酒乱、暴力、排他主義、うそ、いつわり、唯物主義、無神論、孤独、独裁主義、金銭欲、地位欲、名誉欲、不調和 」
勇二 「げーっ、マイナスの想いって、こんなにあるの?」
正太 「そうなんだよ。昔から、仏教でも「百八煩悩」とよんでいるくらい、悪想念の数は多いんだ。これらが、「与える愛」の反対の「奪う愛」の思いであって、地獄に堕ちる原因になるから、こうした思いに対してはブレーキを踏む、また心の中にこうした思いが去来したら、きっちり反省し修正していく必要があるんだよ」
勇二 「ふーむ。あの世にいって、天国に還れるか地獄に堕ちるかを分ける基準ていうのは、えーっと、「生きていたあいだに、思ったこと、行ったことを、一つひとつ上げてみて、善いことが多かった場合には天国に還ることができ、悪いことが多かった場合には地獄に堕ちる」ということだよね」
正太 「うん」
勇二 「つまり、オギャーと生まれてから亡くなるまでの、心の中の記録の半分以上を、少なくとも、今上がっていたような思いが占めていたら、地獄に堕ちるということになるわけだ」
正太 「そうだね」
勇二 「うーん。こりゃ、現代人の半分以上は地獄に堕ちてる、といっても不思議はないかもしれないね。第一、そういう思い自体が、マイナスで、地獄行きの原因になることすら、みんな知らないんじゃないか。心の中は、垂れ流しっていうか、無法地帯みたいになってる人も多いと思うよ」