志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

ドイツ・オーストリアBAU視察研修 19

2015-01-08 06:18:18 | ドイツ・オーストリア

ここで研修として、天然系断熱材を4種類

屋根に吹き込んだセルローズファイバー、紙のリサイクルです。

日本では、壁・天井に吹き込みますが傾斜屋根断熱に使用してます。

自重による圧縮で隙間が出来ないのか?そこがポイントですね。

今回展示で多かったのが木質繊維断熱材、自然素材の代表格です。

ドイツでは使用が多くなって、コストダウンが進んでいるそうです。

http://www.pavatex.jp/index.php?id=2895

日本にも製造会社があるようですが、価格はドイツの2倍だそうです。

http://www.kinoseni.com/commodity/commodity03.html

杉が使えれば、秋田も大生産地となる可能性があります。

樹皮を加えてボード状にしたものは能代でも販売しています。

http://www.shirakami-fc.co.jp/fc2/itiran.htm

人造鉱物繊維になりますがロックウール使用の壁体断面もありました。

総壁厚は278ミリとあります。

グラスウールが普及してるそうですが、目新しくないので展示は少ないようです。

面白い断熱材としては、木材加工粉を吹き込む断熱材。

ブローイングの機械を逆転すると、回収も容易だそうです。

性能値は確認しませんでしたが、経年変化に耐えれるでしょうか (^o^)