志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

韓国の工場火災について

2008-01-08 16:46:18 | 住宅の断熱の話

一見私たちの生活とは関係のない事故のようですが、今回の冷凍倉庫に使われている断熱材(火災の主因となった)は 住宅建築には多く使われています。発泡ウレタン吹き付けといって、簡単に断熱気密工事ができるため流行りました。しかし、爆燃性と火災時の有毒ガス発生の為、志村建設では住宅建築では使用していません。住宅火事で、外壁だけ残って中が完全燃焼してる例がありますが、断熱にウレタンを使用してるのではと思ってしまいます。また、火災初期で有毒ガスが発生する為、死亡に至ると言う話も 今回の韓国の犠牲者の人数の多さでわかります。できるだけ、石油を原料とした断熱材は使わない方がよいです。志村建設の現在の仕様は 不燃材のハイグレードのグラスウールを 屋根235ミリ壁120ミリ使用しています。

 


200年住宅とは

2008-01-07 16:43:18 | 建築の話

私も自社の造った家を100年住宅と言うことがあるが、200年とはまた大きく風呂敷を広げたものだと思う。基準がないから誰も文句は言えないだろうと言うことだろうが、「品確法」の住宅性能表示制度があるのだから、HABITAが高レベルの住宅であることを明示してもらいたいものだと思う。   


三澤千代治氏のHABITA

2008-01-05 12:11:57 | 建築の話

経営不振のミサワホームから身を引いた三澤千代治氏は「200年住宅 HABITA」を事業化した。そのコンセプトは国産材(杉材)を利用した軸組み工法、原価公開の導入、工務店ネットワークによる販売施工だそうだ。180度の方向転換となる三澤氏の決断に敬意を表したい。しかし、このことは今まで私たちがやってきたことの大規模な事業化じゃないだろうか。今後の展開に注目したい。   


明けましておめでとうございます。

2008-01-04 14:38:44 | 日記

前年はいろいろとお引き立てを戴きありがとうございました。今年も宜しくおねがいします。

さて昨年の建築業界は建築基準法の改正にともなう混乱や、原油高騰による資材高騰と厳しい一年でした。しかし、省エネルギーやエコロジー、サスティナブル建築を目指す当社にとっては意味のある一年だったような気がします。

今年も、木造、秋田杉活用、職人育成を基本に据えて、高気密・高断熱・高品質を造ってゆきます。ご支援の程宜しくお願いします。