志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

長期優良住宅の認定のポイント その2

2010-01-14 08:52:51 | 建築の話

 長期優良住宅に耐震等級2以上の性能としなさいという項目があります。今回の I 邸の住宅建設地が2m積雪地・瓦屋根ということで 建築基準法レベルの2倍ほどの耐震性能をもつことになりました。

 これは概要にある耐震性能1.25倍の強さで良いというのを鵜呑みにすると、とんでもない間違いを犯します。計算方法が違うのです。

 顧みると建築基準法というのは最低限の基準で、やはり100年に一度の地震には耐えられないのかもしれません。とくに積雪のことを考慮していないので、秋田では長期優良住宅と同じように、荷重をしっかり計算した上で建築設計をしないといけません。   


長期優良住宅の認定のポイント

2010-01-13 11:32:00 | 建築の話

 

長期優良住宅に認定されると、建て主には様々な特典があるのですが、工務店にとっては費用の掛かり増し、今までの工法では対応できないなど、計画や技術的な勉強はもちろん、工務店の質の向上を迫られます。

志村建設㈱は建て主、100年住宅の為、前向きにこの制度を活用しようとしてますが、工務店の中には白旗を揚げて、いままで通りの工務店として…と思ってるところもあるようです。

劣化対策・耐震性・維持管理など、これからの住宅の基準となる長期優良住宅。今年は工務店にとって正念場となるかもしれません。