志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

幸せを呼ぶ家造り(2)

2022-01-30 11:18:27 | 住宅建築

これらの幸せホルモンを感じることが出来る「家」の計画

第一に 耐震性・防火性・バリアフリーなどの「安全・安心」

人が快適に住むことが出来る、夏涼しく・冬暖かい室内など「健康」が大切。

 M邸内観

次に、家族としての会話・豊かな生活、来客・娯楽などを準備出来る、

家族動線や空間・装置を計画すること。

 M邸内観

そして出来れば最後に 家人の心の満足を達成できるデザインとなるのでしょう。

これは各人各様、クライアントの感性によりますね。

スタッフの「デザイン能力」が問われます。

 M邸内観

もっと単純化すると、セロトニン→高性能住宅 オキシトシン→豊かな空間デザイン 

ドーパミン→クライアント期待のデザインとなるのでしょうか。

いずれにしても、このように目的を順序立てて設計を進めると

「幸せを呼ぶ」家造りが出来そうです。


幸せを呼ぶ家造り(1)

2022-01-30 10:39:03 | 住宅建築

住宅の建築依頼があると思うこと

クライアントの家族の為にどんな家を造れば良いのだろうか…ということ

設計事務所を通しての依頼であれば、建築家のスタイル・考えがあるので楽ですが、

資金計画・土地探し・設計・施工まで、「お願い」されると責任重大です。

写真 M邸(にかほ)外観・アプローチ 

既に数十軒の実績・代表作品がありますが、

なにせクライアントの住む地域、年齢、家族構成、要望、予算は一つとして同じものがない。

その都度、私をはじめとしてスタッフの能力をフル動員して向かう訳ですが、

先日、デザインの指針となる「腑に落ちる」話を見つけたので記録します。

人間の「幸福ホルモン」の話です。樺沢紫苑さんの記事、精神科医だそうです。

「幸せな一生を送れる人は 健康→つながり→お金の順番を守っている。」

googleで検索すると出てきます。PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)の記事です。

要はセロトニン(健康・安心・安全をもとにした心と体)が一番の基礎で、

オキシトシン(人間のつながり・愛)がその次、

ドーパミン(社会的成功、達成感、金銭的充実)が頂点。

これらの幸せホルモンがバランスよく供給されると、充分な「幸せ」を感じるそうです。