志村建設専務の日々坦々

つれづれなるままに…

ドイツ・オーストリアBAU視察研修 25

2015-01-15 05:18:22 | ドイツ・オーストリア

これはマッシブホルツという木の塊の壁。

集成材を直交させながら張り合わせた厚い板壁です。

クロスラミネートパネルと呼ばれ、床板にも用います。

このパネルを組み立てて構造体とする力技です。

集成材の展示です。建築に木材の利用が加速しています。

これはCO2削減や脱石油、エネルギー削減など時代の要請からです。

集成材を利用した軸組み構法の例。金物がポイントです。

仕口・継ぎ手ともスマートな金物で構成しています。

KNAPPの金物の使用例

ドイツでは日本と違い、軸組み構法はこれからの分野です。

日本には在来の軸組み工法がありますが、

使用木材、継ぎ手、仕口などの課題も多くあります。