一昨日、長年の待望だった辻井伸行のコンサートに初めて行ってきました。
会場はサントリーホール、演目はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、素晴らしかったです!
TVでは彼の特集が何度も放映され、この年末年始にも再放送を含めて見ていますが、やはりライブ演奏の素晴らしさに圧倒されました。彼の演奏の仕方というか、鍵盤上での指の動きは何度もTVで目にしてはいるのですが、生で見るとスゴいですね。席は二階の左側で辻井君の右斜め後方から見る位置でしたが、指の動きがTV画面でアップした時以上に生き生きと目に入ってきました。40分弱の演奏ですが、大変なことをしていることが視覚的に強く感じられました。
帰宅して、記憶(それとも興奮?)の冷めないうちにと思って、彼の同じ演目の演奏をCDで聴き比べてみました。当たり前のことですが、全く違いましたね。ピアノ演奏としては、CDのほうがまとまっているようで(素人が勝手な表現ですが)、演奏会では多少荒っぽいというような印象もあったのですが、演奏会現場では彼のエネルギーが溢れてくるような、そんな感じすらありました。静かなパートになるとCDでは私には印象が弱まるのですが、コンサートでは、その静かなパートを柔らかく丁寧に弾いていることが視覚を通して伝わってきました。CDとコンサートの違いを改めてひしひしと感じさせられました。
演奏とは別に彼の動きも印象的でした。
視覚障害のせいなのでしょうが、頭をよく動かすスタイルはTVで見ているものですが、指揮者&オーケストラと協奏していることがよく伝わってきました。演奏終了後には余韻にひたることなく、直ぐに立ち上がってお辞儀するのも彼のスタイルですが、お辞儀の深さは驚かされます。他の人を見てのものではない筈ですから、親に言われたのか、小さい頃からの習慣なのでしょうね、見ていて大いに好意をいだかせるもので、ますます辻井君のファンになりました。
アンコールもよかった。彼の自作のものと想像していたのですが、そうではなく、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」の中で最もポピュラーな18番でした。私も大好きな曲なので、とても嬉しかったです。
機会があったら、是非、また辻井君のコンサートへ行きたいです。それと、映画音楽ではなく、クラシック音楽の世界での彼の今後の益々の活躍を期待しています。
会場はサントリーホール、演目はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番、素晴らしかったです!
TVでは彼の特集が何度も放映され、この年末年始にも再放送を含めて見ていますが、やはりライブ演奏の素晴らしさに圧倒されました。彼の演奏の仕方というか、鍵盤上での指の動きは何度もTVで目にしてはいるのですが、生で見るとスゴいですね。席は二階の左側で辻井君の右斜め後方から見る位置でしたが、指の動きがTV画面でアップした時以上に生き生きと目に入ってきました。40分弱の演奏ですが、大変なことをしていることが視覚的に強く感じられました。
帰宅して、記憶(それとも興奮?)の冷めないうちにと思って、彼の同じ演目の演奏をCDで聴き比べてみました。当たり前のことですが、全く違いましたね。ピアノ演奏としては、CDのほうがまとまっているようで(素人が勝手な表現ですが)、演奏会では多少荒っぽいというような印象もあったのですが、演奏会現場では彼のエネルギーが溢れてくるような、そんな感じすらありました。静かなパートになるとCDでは私には印象が弱まるのですが、コンサートでは、その静かなパートを柔らかく丁寧に弾いていることが視覚を通して伝わってきました。CDとコンサートの違いを改めてひしひしと感じさせられました。
演奏とは別に彼の動きも印象的でした。
視覚障害のせいなのでしょうが、頭をよく動かすスタイルはTVで見ているものですが、指揮者&オーケストラと協奏していることがよく伝わってきました。演奏終了後には余韻にひたることなく、直ぐに立ち上がってお辞儀するのも彼のスタイルですが、お辞儀の深さは驚かされます。他の人を見てのものではない筈ですから、親に言われたのか、小さい頃からの習慣なのでしょうね、見ていて大いに好意をいだかせるもので、ますます辻井君のファンになりました。
アンコールもよかった。彼の自作のものと想像していたのですが、そうではなく、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」の中で最もポピュラーな18番でした。私も大好きな曲なので、とても嬉しかったです。
機会があったら、是非、また辻井君のコンサートへ行きたいです。それと、映画音楽ではなく、クラシック音楽の世界での彼の今後の益々の活躍を期待しています。
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