気ままなひとこと

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映画「レ・ミゼラブル」を見ました。

2013-01-17 20:39:51 | 音楽・映画
今話題の映画「レ・ミゼラブル」を見てきました。

2時間半を超える長い映画なのですが、退屈することなく、見応えのある映画でした。メリハリの効いたストーリー展開、映画ならではの壮大なスケールのセット&アクション、そして何よりの売り物である「その場で同時録音された歌声」(後での吹き込みではなく)は確かに臨場感がありました(そのように感じさせられたのかもしれませんが)。終わりの場面では、老化して緩んでいる涙腺を刺激されて困ることもありましたが(苦笑)。

映画そのものに加えて気に入ったのが映画館です。六本木ヒルズのシネコンに初めて行きました。初めてなのでウェブサイトのガイド地図を頼りに行ったのですが、たどり着くのに結構苦労しました。後になってみて分かったのは、ガイド地図でなく、自分の知っているアカデミーヒルズ方面からのほうが遥かにイージーだったんですが。やっとたどり着いた先には普通の映画館にある切符窓口がなく、銀行ATMやJR新幹線の券売機のようなものしかない。私は幸いそのような機械相手に慣れているので困ることもありませんでしたが、高齢者の中には困る方も多いだろうな、高齢者は対象にしていないのかな・・・
さて、色々苦労しましたが、チケット(全て座席指定)を購入してさらにエスカレーターで上がると洒落たエントランスが、そしてその先にファーストフードのようなスナックのカウンターのあるロビーがありました。これまでの「売店」とは雰囲気が違う!
 

シネコンでは館内とは言わず「スクリーンX(番号)」と呼ぶようですが、大きな会場でした。私は日頃は銀座・日比谷界隈の映画館に行くことが殆どですが、多くがもっと小規模のもので(座席数もスクリーンサイズも)こじんまりしています。それらと比べて、久し振りに大きいと圧倒されるようなものでした。感心したのは座席の快適さです。傾斜が十分あって前の人が邪魔にならず画面を見られる、足元のスペースも楽に足を組み替えられる広さ、そして何よりも座席そのものが快適でした。席に着いてから3時間ほど座る結果になったのですが、お尻がいたくならず、また、背が高く頭をもたれかけられることも楽でした。
 
おまけですが、トイレも映画館にしては珍しいほど広々、ゆったりとしたものでした。

もう一つ、銀座や日比谷の映画館と違うのは観客層、いつも朝一番の回なので、その時間帯での比較です。銀座・日比谷では高齢の女性客が殆どで、たまに私のような高齢男性が雑じるといったところですが、今朝の六本木ヒルズのシネコンでは男女を含めて高齢者が我々以外に一組だけで、他は全て30代、40代という若い(私たちに比べて)観客でした。場所柄なんでしょうね。

という次第で、シニアが若者世代の遊園地に紛れ込んで映画を見て来たような楽しい時間でした。便利な行き方を忘れない前に再訪しなければ・・・です。

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