令和5年9月4日(月)
お早うございます。
今日は日本の神話 国生み その二を掲載いたします。
(「日本の神話 国生み」は、2021/05/22に掲載しています。)
(「日本の神話 国生み その二」は、2023/06/13に掲載しています。)
伊邪那岐・伊耶那美の夫婦神は、蛭子神(ひるこのかみ)のような不具の御子を生んだので、天神にお伺いをたてたところ、天神は「女から誘うのはよくない。還ってから改めよ」と教えられた。
そこで今度は、伊邪那岐神から「ああ、よき乙女よ」と言い、交合して生まれたのが我が国土である。
はじめにうまれたのは、
1、淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)。 - 淡路島。
2、伊予之二名島(いよのふたなのしま) - 四国。
3、隠伎之三子島(おきのみつごのしま) - 隠岐島。
4、筑紫島(つくしのしま) - 九州。
5、伊伎島(いきのしま) - 壱岐島。
6、津島(つしま) - 対馬。
7、佐度島(さどのしま) - 佐渡島。
8、大倭豊秋津島(おおやまととよあきつしま) - 本州。
以上の八島が最初に生成されたため、日本を大八島国(おおやしまのくに)という。
伊邪那岐・伊耶那美の夫婦神は続けて6島を産む。
1、吉備児島(きびのこじま) - 児島半島。
半島となったのは江戸時代で、それ以前は島であった。
・別名は建日方別(たけひかたわけ)
2、小豆島(あずきじま、アヅキジマ) - 小豆島。
・別名は大野手比売(おおぬてひめ、オホヌテヒメ)
3、大島(おおしま、オホシマ) - 屋代島(周防大島)。
・別名は大多麻流別(おおたまるわけ、オホタマルワケ)
4、女島(ひめじま) - 姫島。
・別名は天一根(あめのひとつね)
5、知訶島(ちかのしま) - 五島列島。
・別名は天之忍男(あめのおしお、アメノオシヲ)
6、両児島(ふたごのしま) - 男女群島。
・別名は天両屋(あめのふたや)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f2/e95f2c0b7530e4591724a4b16afba7d4.jpg)
小林永濯『天之瓊矛あめのぬぼこを以もて滄海そうかいを探さぐるの図ず』
イザナギ、イザナミの二神が天之瓊矛(天沼矛)で地上の渾沌を掻き回して大八島(日本の島々)を生み出そうとしている。
1880年代半ば(明治15年前後)作の肉筆浮世絵。
絹本著色、軸装。
ウィリアム・スタージス・ビゲロー旧蔵。ボストン美術館所蔵。
伊邪那岐・伊耶那美の夫婦神は国生みを終えると、次に神々を生んだ。
次回へ続く !
お早うございます。
今日は日本の神話 国生み その二を掲載いたします。
(「日本の神話 国生み」は、2021/05/22に掲載しています。)
(「日本の神話 国生み その二」は、2023/06/13に掲載しています。)
伊邪那岐・伊耶那美の夫婦神は、蛭子神(ひるこのかみ)のような不具の御子を生んだので、天神にお伺いをたてたところ、天神は「女から誘うのはよくない。還ってから改めよ」と教えられた。
そこで今度は、伊邪那岐神から「ああ、よき乙女よ」と言い、交合して生まれたのが我が国土である。
はじめにうまれたのは、
1、淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)。 - 淡路島。
2、伊予之二名島(いよのふたなのしま) - 四国。
3、隠伎之三子島(おきのみつごのしま) - 隠岐島。
4、筑紫島(つくしのしま) - 九州。
5、伊伎島(いきのしま) - 壱岐島。
6、津島(つしま) - 対馬。
7、佐度島(さどのしま) - 佐渡島。
8、大倭豊秋津島(おおやまととよあきつしま) - 本州。
以上の八島が最初に生成されたため、日本を大八島国(おおやしまのくに)という。
伊邪那岐・伊耶那美の夫婦神は続けて6島を産む。
1、吉備児島(きびのこじま) - 児島半島。
半島となったのは江戸時代で、それ以前は島であった。
・別名は建日方別(たけひかたわけ)
2、小豆島(あずきじま、アヅキジマ) - 小豆島。
・別名は大野手比売(おおぬてひめ、オホヌテヒメ)
3、大島(おおしま、オホシマ) - 屋代島(周防大島)。
・別名は大多麻流別(おおたまるわけ、オホタマルワケ)
4、女島(ひめじま) - 姫島。
・別名は天一根(あめのひとつね)
5、知訶島(ちかのしま) - 五島列島。
・別名は天之忍男(あめのおしお、アメノオシヲ)
6、両児島(ふたごのしま) - 男女群島。
・別名は天両屋(あめのふたや)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f2/e95f2c0b7530e4591724a4b16afba7d4.jpg)
小林永濯『天之瓊矛あめのぬぼこを以もて滄海そうかいを探さぐるの図ず』
イザナギ、イザナミの二神が天之瓊矛(天沼矛)で地上の渾沌を掻き回して大八島(日本の島々)を生み出そうとしている。
1880年代半ば(明治15年前後)作の肉筆浮世絵。
絹本著色、軸装。
ウィリアム・スタージス・ビゲロー旧蔵。ボストン美術館所蔵。
伊邪那岐・伊耶那美の夫婦神は国生みを終えると、次に神々を生んだ。
次回へ続く !
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