竹内しげやす 市政チャレンジ日記

新米議員から四期目を向えて市政にチャレンジする奮戦記。
一歩一歩目標に向け前進する日々の行動を日記風に。

令和5年6月定例会本会議 閉会

2023年06月29日 | 議会活動
令和5年6月29日(金)
お早うございます。

令和5年6月定例会も、昨日(6/28)の本会議において、全ての議案を可決して閉会いたしました。


6月補正の主な内容
・地域情報化推進事業費追加 (自治体ポイント活用推進事業費) 72,846千円

・児童福祉支援費追加 (3人乗り自転車貸出事業費) 561千円

・電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援事業費追加 (私立保育園等給食費軽減対策支援金)1,910千円      

・道路補修事業費追加  (市道宮成町坂本前田1号線舗装補修工事費) 24,000千円

*追加補正 災害復旧費 415,000千円
 ・ 総 務 施 設 災 害 復 旧 費   40,000千円
 ・ 農 業 施 設災 害 復 旧 費   160,700千円 
 ・ 林 業 施 設災 害 復 旧 費   135,500千円
 ・ 観 光 施 設災 害 復 旧 費    38,300千円
・ 道 路 橋 り ょ う 施 設 災 害 復 旧 費  16,900千円
・ 河 川 施 設 災 害 復 旧 費  18,000千円
 ・ 体 育 施 設 災 害 復 旧 費    5,600千円

6月2日大雨による被害状況について(6月23日時点)
1 被害状況  
  人的被害  なし 
  住家被害(一部損壊) 4件
  非住家被害(一部浸水等) 5件
  河川被害(護岸崩落等) 19件
(西田川3か所、落合川7か所、尺地川4か所、宮川1か所、相楽川1か所、 天神川1か所、丹下川1か所、平田川1か所)
  道路被害(路肩崩壊・土砂崩れ・倒木等) 56件
  農林道被害(路肩崩壊・土砂崩れ・倒木等) 217件
  農業用水路被害(閉塞等) 62件
  ため池被害(水路閉塞・土砂流入等) 3件
  主要幹線の通行止め
   国道23号(十能交差点から海陽ヨットハーバー入口交差点まで)
   国道473号(清田町上大内から岡崎市鉢池町小出ノ入まで)
   蒲郡環状線(豊岡町国坂から坂本町大沢まで)
  観光地等の被害
   美白泉源泉(三谷町地内:土砂崩落)、三谷温泉(土砂崩落、流出)2件、
   西浦温泉(土砂崩落)3件
  スポーツ施設被害(土砂流入・土砂崩れ) 2件
  学校施設(土砂崩れ) 1件

2 被害額
農林水産業施設(農道・林道等) 308,900千円
公共土木被害 80,668千円
公立文教施設 5,800千円
その他公共施設等 93,800千円
農業被害(農地) 136,000千円
農業被害(農業用施設及び農作物等) 8,162千円
商工被害 220,780千円
※ 国及び県所管分については未計上。
※今後、被害状況に大きな変化がなければ、本報告を最終報とさせていただきます。

一日も早い復旧をよろしくお願いいたします!
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令和5年6月定例会 竹内しげやす 一般質問 其の一

2023年06月28日 | 一般質問
令和5年6月28日(水)
お早うございます。
今日は6月定例会最終日、午前10時より8階本会議場にて、本会議が開かれ、
各常任委員会に付託された議案について委員長より報告があり、全体で採決が行われます。
付託以外の議案については。質疑~採決が行われ、6月定例会が閉会となります。


今日から何回かに分けて、私、竹内しげやすの一般質問の全文を紹介いたします。
令和5年6月定例会  令和5年6月20日(火)

(質問要旨)
1、鈴木市政1期目の成果と課題、今後について
(1)機構改革を通じた市政運営の成果と課題について市長の見解を伺う。

<以上が今回掲載した内容です>

<以下の項目は次回へ続く> 
(2)「人材育成」に対する評価と、今後の行政経営についての副市長の見解を伺う。
(3) 蒲郡市小中学校規模適正化方針を策定し,さらに「蒲郡市教育振興基本計画」を策定し、教育を通じての「ひとづくり」について教育長の見解を伺う。
(4)令和3年4月付け機構改革で、自然災害や感染症対策、危機管理に関する事項等についてスピード感をもって全庁的に対処することを可能とするため、市長の意向を素早く反映できる体制として市長・副市長の直下に「危機管理課」が新設されました。今までの成果と課題、今後の取組みについて伺う。
(5)令和3年4月付け機構改革で、企業立地推進課を都市開発から編入し、名称を「産業政策課」に改めました。産業振興に積極的に取組むと共に、企業立地及び企業誘致に関る事項に加えて、新産業の創出に関すること及び産学官連携に関すること
(企画政策課から移管)について取組んできた、産業政策課として今までの成果と課題、今後の取組みについて伺う。
(6)自由な移動の支援とネットワークで広がる活動について
(7)二期目への挑戦について



議長のお許しを頂きましたので、通告の順に従い質問させていただきます。
今年は4年に1度の「選挙イヤー」となります。蒲郡市では4月9日執行の県議会議員選挙で、新しい県議が誕生いたしました。
そして、4月23日執行されました市議会議員選挙では、向こう4年間の市議会議員の顔ぶれがそろって、市民の関心は、10月に執行されます市長選挙へと向かっていくものと思います。
「光陰矢の如し」早いもので蒲郡市の舵取りを担って頂く様になってから4年目を向かえたわけです。私は、13年目をむかえました。
令和元年12月定例会本会議の初日、市長に就任して初めての所信表明で、次の様に述べられていました。
「私が考えるこれからのまちづくりは、蒲郡市民8万人が同じ方向を見つめ、幾つもの課題の解決に知恵を出し合い、市民一人一人が希望と幸せを実感できるまち、これを目指したいと考えております。」
と、この様に語られていました。
市民一人一人が希望と幸せを実感できるまちを実現するために、市長が政策を掲げ、それを実現する為に様々な施策をスムーズに実行していくためには、まずひとづくりから始るものと私は確信しています。ひとづくりに、つまり人材育成にはいろいろなやり方があるとおもいますが、その中でも、
機構改革・組織改革によって、職員の皆さんが自主的に仕事に取り組めるようになり、自ら成長していく組織へと変えていくことこそが、大事であると考えます。
そこで、今までの機構改革を通じた市政運営の成果と課題について市長の見解をお伺いします。

答弁) 私の市政への原点は、「蒲郡市民憲章3つの誓い」でございます。今後の蒲郡市の将来への発展に向け、一人ひとりが希望と幸せを実感できるまちづくりを目指し、対話と会話を充実させながら、市政運営に臨んでいるところであります。私の目指すまちづくりを力強く実現していくために、私の直下に危機管理課を設置し迅速に危機対応ができる体制を整え、また、本市にとって重点的に進める政策及び重要な課題について対応するためにそれぞれの推進室を設置するなどの機構改革を行ってきました。
 特に、令和2年初めからの新型コロナウイルス感染症の拡大については、市民生活や地域経済活動が大きな影響を受ける中、市民の皆様の命と暮らしをしっかりお守りする体制を整えてきました。また、市民の声をしっかり聞き、ニーズをとらえて、令和3年度に策定させていただきました第五次総合計画の実施に向け、市民一体となったワンチームで市政運営を行ってまいりました。
引き続き、第五次総合計画に掲げる将来都市像「豊かな自然 一人ひとりが輝き つながりあうまち 君が愛する蒲郡」を実現すべく、市政運営に取り組んでいく所存でございます。

ありがとうございます。
私は、ひとづくり・いえづくり・まちづくりの中で一番重要なのは、「ひとづくり」だと思っています。
パナソニックホールディングスを一代で築き上げた経営者である松下幸之助氏の人材育成のエピソードの中に「物をつくる前にまず人をつくる」と言う言葉があります。

「松下電器は何をつくるところかと尋ねられたら、松下電器は人をつくるところです。併せて電気器具もつくっております。こうお答えしなさい」
まだ創業間もないころから、松下幸之助氏は、事あるごとに、従業員にそう話していたそうです。そのあたりの心境を、後年、次のように語っていました。
「当時、私の心境は"事業は人にあり"、つまり人がまず養成されなければ、人として成長しない人をもってして事業は成功するものではないという感じがいたしました。したがいまして、電気器具そのものをつくることは、まことにきわめて重大な使命ではございますが、それをなすにはそれに先んじて人を養成するということでなくてはならないと、感じていたのであります。
それで、そういう空気はやはりその当時の社員に浸透いたしまして、社員の大部分は松下電器は電気器具をつくるけれども、それ以上に大事なものをつくっているんだ、それは人そのものを成長させるんだ、という心意気が社員に根づいたと思うのであります。」
ここで松下幸之助のいう人材の育成とは、単に技術力のある社員、営業力のある社員を育成すればよいということではなく、自分が携わっている仕事の意義、社会に貢献するという会社の使命をよく自覚し、自主性と責任感旺盛な人材を育成すること、いわば産業人、社会人としての自覚をもち、経営の分かった人間を育てるということ、それが松下幸之助がめざした真の意味での人材育成であった。


とこう締めくくっています。
人材育成は、「ひとづくり」であります。
「ひとづくり」と言葉では簡単でありますが、ではどうしたら「ひとづくり」、「どうしたら人は育つのか?」は普遍的な重要テーマだと思います。
ここにお見えの皆さんは各部の組織のリーダーであります。
「リーダーはリーダーにしか育てられない!」と言う言葉があります。
つまり、育てられた人材(リーダー)がまた次の人材(リーダー)を育てる事ができるということです。どうか皆さんのお力で次のリーダーを育てて頂く事をお願いして次の質問に移ります。

次回へ続く!

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文教委員会 報告事項 蒲郡市民病院経営強化プランについて

2023年06月27日 | 議会活動
令和5年6月27日(火)
お早うございます。

今日は、6月23日(金)に開かれた文教委員会での報告された、「蒲郡市民病院経営強化プランについて」を報告いたします。

1 経営強化プランとは
  公立病院は、地域における基幹的な公的医療機関として、地域医療の確保のため重要な役割を果たしているが、医師・看護師等の不足、人口減少や少子高齢化の急速な進展に伴う医療需要の変化、医療の高度化といった経営環境の急激な変化等を背景とする厳しい環境が続いている。これらの課題に対応し、持続可能な地域医療提供体制を確保するためには、医師確保等を進めつつ、限られた医師・看護師等の医療資源を地域全体で最大限効率的に活用するという視点を最も重視し、新興感染症の感染拡大時等の対応という視点も持って、公立病院の経営を強化していくことが重要である。令和4年3月に総務省より「公立病院経営強化の推進について」の通知が発信され、令和9年度までを期間として、経営強化プランの策定が要請された。

2 策定の目的
 地域医療構想や地域包括ケアシステムの推進、お産や救急医療の提供体制の確保など、「持続可能な地域医療提供体制を確保するための公立病院経営強化ガイドライン」に基づき、地域の中で各公立病院が担うべき役割・機能を改めて見直し、明確化・最適化した上で、病院間の連携を強化する「機能分化・連携強化」を進めていくことが必要とされている。加えて医師・看護師の働き方改革への対応、新興感染症や災害などの非常時の医療対応、施設・設備の最適化など、多岐な課題への対応を含めた病院事業全体の経営強化に総合的に取り組む計画の策定。

3 策定の内容
以下の5つの方向性に基づき策定した。
(1)急性期医療の充実を中核としたこれまでの取組みの継続新改革プランからの取組みを踏襲し、引き続き医師の確保や地域連携の強化を継続。感染症対策も含め、地域から期待される急性期医療の提供強化を図る。
(2)新棟による更なる機能の拡充
令和4年度に策定した「新棟建設に伴う機能強化基本計画」は本プランの期間において実施となる。ハード面、ソフト面の拡充を意図した大規模設備投資により、機能強化に結び付けていく。
(3)地域の住民の生命を守るための機能の強化
医療機能の向上や新棟建設に伴う機能強化を活用し、大型災害や感染症といった地域のリスクに備える体制を強化していく。
(4)大学等との連携強化、地域での機能分化
名古屋市立大学等との協力体制、地域の医療施設との関係性を強化していく。
(5)新たな環境変化に対応できる病院運営・経営の更なる進化
人、モノ、情報といった経営資源を有効に生かすため、働き方改革やデジタル化を推し進め強化につなげていく。








経営強化のための行動計画
① 人材の安定確保
・医師体制の強化・・・将来の医師 80 名(研修医除く)体制を見据え、既存科の増強、総合診療科、救急科など診療科の新設、再生医療等の先進医療の提供などにつながる医師の確保を進める。

・研修医の定員確保・・・安定的な研修医の確保と後期研修医に残ってもらえる体制の整備を進める。

・休診診療科、医師不足診療科の解消・・・小児科、産婦人科など医師の不足する診療科における医師確保、再生医療を提供する整形外科医師の継続的な確保に努める。

・医療提供体制の変化に応じた適切な採用及び人件費の管理 ・・・医療職の安定的な採用及び社会福祉士の増員。介護士などの採用による各部署の適切なサポート体制の構築。アウトソーシングや DX の活用。現場オペレーションの見直し。

・近隣中核施設との医師の相互派遣の実施・・・ 近隣公立病院との医師相互派遣を幅広い診療科で行う。

② 医療機能の充実
・災害拠点病院の指定・・・新棟も活用し、ハード面、ソフト面の課題を解決し、災害拠点病院の指定を目指す。

・新興感染症への対策の強化 ・・・新型コロナウイルス感染症については、当面は重点医療機関として対応。平時から感染予防対策、院内外での研修等を徹底する。

・救急受入れの体制強化・・・救急外来を拡充し、重症患者の受入れ体制を強化す。

・がん医療への取組み強化・・・新棟建設に伴う機能強化による化学療法室の拡充や検査部門の強化により、地域の医療ニーズに応える体制を構築する。

など、経営強化の為の行動計画が記載されています。
市民の皆様が安心して医療を受けて頂ける体制を整えています。








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文教委員会 報告事項 蒲郡市学校プールのあり方について

2023年06月26日 | 議会活動
令和5年6月26日(月)
お早うございます。

<1945年6月26日の出来事>
ギリシャが日本への宣戦布告を表明。

今日は、6月23日(金)に開かれた文教委員会での報告された、「蒲郡市学校プールのあり方について」を報告いたします。

1 策定の趣旨
本市における学校プール及び水泳授業に関する現状と課題を整理し、民間事業者との連携をはじめとする新たな水泳授業の取組などの幅広い視点も含めた「蒲郡市学校プールのあり方」を策定することで、未来思考のより良い水泳学習環境の構築に繋げていくことを目指します。

2 策定までの経緯
令和元年度から、蒲郡中学校のプール施設の老朽化に伴い、プール使用が不可となった代替策として、民間事業者と連携した「水泳指導等補助委託」の試行事業が開始されました。その後、令和3年度から塩津小学校にも試行範囲を拡大し実行しています。
全国的にも同様の取組を推進する動きが活発化する中で、本市の今後の学校プール及び水泳授業に関する方針を示すため、学校プールのあり方の策定を進めてきました。










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文教委員会 報告事項 蒲郡市民病院新棟等基本設計について

2023年06月25日 | 議会活動
令和5年6月25日(日)
お早うございます。

今日は、6月23日(金)に開かれた文教委員会での報告された、「蒲郡市民病院新棟等基本設計について」を報告いたします。

1 施設整備計画基本方針(令和 4 年 7 月策定の基本計画より抜粋)
(1) 災害・感染症発生時に対応できる施設整備
(2) 既設病院施設との連携に配慮した施設整備
(3) 将来の変化に対応できる施設整備
(4) 経済性及び環境に配慮した施設整備
(5) 職員にやさしい施設整備

2 新棟設計コンセプト
(1) 周辺地域との調和
(2) 環境共生の発信
(3) 環境にあわせた変化
(4) 新たな連携の創出

3 新棟概要
(1)規模:地上 5 階(屋上部に電気室を計画しているため、建築基準法上は 6 階となります)。
(2)構造:S 造(鉄骨造)
(3)延べ面積:約 8,850 ㎡
(4)建築面積:約 2,500 ㎡
(5)1・2 階は既存棟と接続します。

4 新棟階層構成
1 階:健診センター、生理検査室、アイセンター、産婦人科
2 階:歯科口腔外科、小児心理発達・精神科、化学療法室、職員休憩室、会議室
3 階:医局、研修医室、研修・シミュレーションセンター
4 階:医療行政連携スペース、救護訓練スペース
5 階:臨床研究推進スペース、備蓄倉庫、講堂

5 非常時対応の想定
災害発生時と感染症対策時の想定に分けて対応を検討します。

6 環境配慮
新棟は、建物の1次消費エネルギーの 50%を削減する「ZEB-Ready」相当を目指します。

7 今後の予定
令和 6 年の夏頃に実施設計を完了し、秋頃に着工、令和 8 年の夏頃に新棟完成、令和 7 年から令和 9 年に渡り既存棟改修を行う予定としています。

概算事業費(税込)
建設工事費
 新棟建設費     51億6,300万円
 既存棟改修費     8億4,300万円
 既存不適格解消費    9,400万円
 合  計      61億円

エネルギー棟設備更新費※  24億円
※エネルギー棟機器改修及び非常用発電機棟(地上 1 階、RC 造(鉄筋コンクリート造)新設








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