私、十年ほど前に北海道根室市の日本青年会議所主催による全国大会で市民劇の演出を頼まれましてね、北方四島をソ連に奪取された経過を描いた「九月五日」という題名の芝居を作りました。
この「九月五日」というのは八月十五日の終戦直後に勃発したソ連の北方四島への侵攻作戦が終わった日なんです。
この話は後日ということにして、その芝居以来何本かの市民劇を作りました。
その時世話係として私の面倒を見てくれていた、早川さんという方が律儀にも毎年この時期になるとサンマを贈ってくれます。
ええ、有り難い話です。
でも今年はね、海水温の上昇とか台風の発生とかで、サンマの不漁が報道されて増したから、「ないな」と思っていたんです。
そうしたら一昨日、いきなり電話がありましてね、「先生、サンマ送るから」って・・・・。
今年も有りつけました。
ええ、いただきましたよ、根室直伝の一味醤油でサンマの刺身を。
ナンの臭みもない新鮮そのもののサンマの刺身は絶品です。
これも早川君のお陰です。
アリガタヤ、アリガタヤ。
いや、秋はサンマに限りますな。
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