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shetland'A blog

スキーでの靱帯断裂の闘病記から始まって介護問題。今は趣味や日常での楽しみを記録。

山下清展

2013年10月28日 | インポート
2013/10/27(日)
ゆったりした日曜日。
銭の戦争を読みながら午前中はだらだらと過ごしていた。
で、今「山下清展」があっていたことを思い出して、天気もいいし歩いて美術館まで行くことにした。

前回のレオナール藤田に続いての美術鑑賞。

私の軍配は山下清。

これは見事である。
見る価値が十二分にある。
絵は好みなので、藤田のほうがいいという人ももちろんあると思う。

しかし、私は山下清の絵はやっぱり好きだった。
緻密で繊細。
絵っていいなぁ。

私の道楽のお茶・お花・これも結局は美的なもの。
音楽も絵画も美的センス。
基本「粋」があるものが好き。
日本的なものがすきなんだなー。

今日の一日もすごくよかった。
天気もよくて通りかかったお城が青空にとても綺麗だった。



目力

2013年10月28日 | インポート
2013/10/26(土)
海老蔵の歌舞伎を見てきた。
演目としては歌舞伎と言うか清元の「保名」、「お祭り」なのだが。
これに口上と清元素演奏「玉屋」があった。

清元の保名は有名なお話。
恋人が無実の罪で自分の前で処刑される。
そのショックから狂ってしまった高貴な若者の踊りである。
やはり目元の力は大きくて、もの狂いの悲しげな様子や、うつろな感じ、そして色気。
さすが!さすが!

最初の、口上で幕が開いた瞬間から、その存在感はかなりのもので、舞台でひれ伏して顔も見えないのに会場が浮き立つ感じがした。
もちろん顔を上げるとため息が出そうにきれいな海老蔵が。

「粋」これに尽きる。

劇場は小さかったので、一番遠い席ではあったが十分楽しめた。

お祭りは早変わりがあり、芸者から若衆へあっというまにメイクから変貌。
どちらも美しい。
やはりあの目元の力は相当なものだ。

今回、海老蔵の目を見るためにオペラグラスを購入した。
ニコンのオペラグラス。
高かったのだが、さすがなオペラグラス。
やっぱりレンズがいいと明るくてかなり鮮明に見える。
海老蔵の目元もばっちり見えた!

いい買い物した。

あーー。きれいだった!
ファンというわけではなかったが、やはり実物を見るとファンになるもんだな。
応援したい