息子が生まれて3ヶ月頃から絵本の読み聞かせをしています。
現在4歳なので、トータルでかなりの数の絵本を読んでいるのでは。。。
しかし、ふと考えてみたら昔話というものをあまり読んでいません。
一応学生時代に日本昔話を研究した私の子なので、日本昔話は必須でしょう。
おまけにグリム童話を原語で読んでみたいというよくわからん理由だけで、
第2外国語にドイツ語を選択した私の子なので、グリム童話も必須でしょう。
おはなしが何話か入った、日本昔話とグリム童話の絵本を図書館で借りてきました。
日本の五大昔話が何であるか、や
『ももたろう』でなぜお供が犬、猿、雉なのか、や、
『さるかにかっせん』に出てくる「早く芽を出せ柿の種~」は成木責めというんだよ、などと
4歳の子どもには全く必要のない昔話豆知識を教えたくなる気持ちを押さえ、
日本昔話を読んでいきます。
どうやら『ももたろう』が気に入ったようです。
日本昔話の方は、よく知っているものばかりだったのですが
グリムの方は、おお、これもグリム童話だったのか、という話が何話かありました。
その中の一つがかえるの王さまでした。
名前は覚えているけど、ん?えーーっと、どんな話だったっけ?
昔あるお姫様が泉のほとりで遊んでいて、金のまりを落としてしまいました。
お姫様が悲しんでいると、一匹のカエルがやってきて言いました。
「もしあなたが僕と一緒にごちそうを食べて、同じベッドで寝てくれるなら、僕がまりを取ってきてあげましょう」
お姫様がそうするわ、と約束をすると、カエルは水の中にもぐり、まりを取ってきてくれました。
おお。そうだ。こんな話だった。
しかしお姫様はまりを受け取ると、カエルを置いて帰ってしまいました。
あらぁ。ダメじゃん、姫。
次の日、カエルがお城にやってきました。
びっくりした王様にお姫様は昨日のできごとを話しました。
すると王様は「いったん約束をしたことは守らなければならない」と言いました。
よく言った王様。
嫌々ながら一緒に食事をするお姫様。
それを見た王様は言いました。
「困ったときに助けてくれた相手を嫌がってはいけない」
そうだそうだ。
食事が終わると、カエルはお姫様の部屋に行きました。
でもお姫様はどうしても一緒に寝るのが嫌だったので、カエルを力いっぱい壁に投げつけました。
「いやらしいカエルめ!!」
ひぃぃっ姫なんてことを!!!
ところが床に落ちたカエルはその瞬間、王子様になりました。
「私は魔法をかけられて、カエルの姿にさせられていたのです」
こうしてお姫様はカエルになっていた王子様と結婚し、幸せに暮らしました。
ええええっ!王子いいのか!?その姫で!!
ところどころで突っ込みたい気持ちを抑え、最後まで読みましたが
うーーーーん。。。なんとももやもやが残るお話でした。
結局見た目なの?身分なの?
どこが琴線に触れたのかわかりませんが、息子はこの話を気に入ったようで
何度もリクエストしてきました。
読むのはいいんだけどさぁ、、、将来こんな女の子を結婚相手にしないでもらえたら
母さんは安心なんだけどねぇ。
ま、うちの子が選ばれるほどの見た目と身分になっているかって言われると
なーーんも言えませんが。
イラストエッセイランキング
なぜ『かえるの王子さま』じゃなくて『かえるの王さま』んだろう、と思った方はポンッとお願いします。
現在4歳なので、トータルでかなりの数の絵本を読んでいるのでは。。。
しかし、ふと考えてみたら昔話というものをあまり読んでいません。
一応学生時代に日本昔話を研究した私の子なので、日本昔話は必須でしょう。
おまけにグリム童話を原語で読んでみたいというよくわからん理由だけで、
第2外国語にドイツ語を選択した私の子なので、グリム童話も必須でしょう。
おはなしが何話か入った、日本昔話とグリム童話の絵本を図書館で借りてきました。
日本の五大昔話が何であるか、や
『ももたろう』でなぜお供が犬、猿、雉なのか、や、
『さるかにかっせん』に出てくる「早く芽を出せ柿の種~」は成木責めというんだよ、などと
4歳の子どもには全く必要のない昔話豆知識を教えたくなる気持ちを押さえ、
日本昔話を読んでいきます。
どうやら『ももたろう』が気に入ったようです。
日本昔話の方は、よく知っているものばかりだったのですが
グリムの方は、おお、これもグリム童話だったのか、という話が何話かありました。
その中の一つがかえるの王さまでした。
名前は覚えているけど、ん?えーーっと、どんな話だったっけ?
昔あるお姫様が泉のほとりで遊んでいて、金のまりを落としてしまいました。
お姫様が悲しんでいると、一匹のカエルがやってきて言いました。
「もしあなたが僕と一緒にごちそうを食べて、同じベッドで寝てくれるなら、僕がまりを取ってきてあげましょう」
お姫様がそうするわ、と約束をすると、カエルは水の中にもぐり、まりを取ってきてくれました。
おお。そうだ。こんな話だった。
しかしお姫様はまりを受け取ると、カエルを置いて帰ってしまいました。
あらぁ。ダメじゃん、姫。
次の日、カエルがお城にやってきました。
びっくりした王様にお姫様は昨日のできごとを話しました。
すると王様は「いったん約束をしたことは守らなければならない」と言いました。
よく言った王様。
嫌々ながら一緒に食事をするお姫様。
それを見た王様は言いました。
「困ったときに助けてくれた相手を嫌がってはいけない」
そうだそうだ。
食事が終わると、カエルはお姫様の部屋に行きました。
でもお姫様はどうしても一緒に寝るのが嫌だったので、カエルを力いっぱい壁に投げつけました。
「いやらしいカエルめ!!」
ひぃぃっ姫なんてことを!!!
ところが床に落ちたカエルはその瞬間、王子様になりました。
「私は魔法をかけられて、カエルの姿にさせられていたのです」
こうしてお姫様はカエルになっていた王子様と結婚し、幸せに暮らしました。
ええええっ!王子いいのか!?その姫で!!
ところどころで突っ込みたい気持ちを抑え、最後まで読みましたが
うーーーーん。。。なんとももやもやが残るお話でした。
結局見た目なの?身分なの?
どこが琴線に触れたのかわかりませんが、息子はこの話を気に入ったようで
何度もリクエストしてきました。
読むのはいいんだけどさぁ、、、将来こんな女の子を結婚相手にしないでもらえたら
母さんは安心なんだけどねぇ。
ま、うちの子が選ばれるほどの見た目と身分になっているかって言われると
なーーんも言えませんが。
イラストエッセイランキング
なぜ『かえるの王子さま』じゃなくて『かえるの王さま』んだろう、と思った方はポンッとお願いします。
うちの子もお気に入り絵本が何冊もあります。
この前も、赤ちゃんの頃に読んでいた本を「読んで~!」って持って来ました。
子ども服はこれから先どんどん増えていったら
残さずに譲ったり処分してしまうかもしれませんが
(あじさいさんのセーターのように手作りだったら置いておくのですが)
絵本だけはずーっと持っていようと思っています。
すごい姫でしょ。
我が子がこんな姫を連れてきたら・・・
どんな人でもいいよ、と思っていたのですが、
この話を読んだら、なんだか心配になりました。
何年先のことなんだか。
全館買ってきて読み、「まんが日本昔話」をビデオに撮って見せてた覚えがありますよ。
後は、ちびくろサンボ(トラがグルグル回り過ぎてバターになってしまう所を何度も読まされたような・・・)・マッチ売りの少女・・・・
洗濯母さん、はらぺこ青虫・グリとグラ・・・
子供って気に入ると何度も何度も聞きたいもんなんですよね。
なんだか 懐かしく思い出しましたよ。
ドッキドキで読んじゃいました~そんな初なお話♪
すごい姫だ。
こんな姫をもらって来た日にゃ、姑な母は行く末心配でなりませぬ。
でも嫁の立場で見たら…何度投げつけてもへこたれない、そんな旦那。
アリです(笑)