えほんじかん

さほど本を読まない母と、全く絵本に食いつかないわが子で読書にチャレンジ

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おつきさん どうしたの

2012-09-30 08:52:13 | お月さまのおはなし

「おつきさんどうしたの」
作:エドナ・ミッチェル・プレストン
絵:バーバラ・クーニー
発行所:岩波書店
初版発行:1979年9月



がちょうのこどもが見たお月さまのお話です
バーバラ・クーニーの味わいのある絵が魅力的な作品です。


ある夜、こどもたちを寝かしつけた後、がちょうのお母さんがおつかいで出かけることに。
でも1羽のちびさんが約束を守らずに外へ出て行ってしまう…というところからお話が始まります。

池で遊んでいると、頭上にはお月さん。 そのお月さんに迫る白いキツネが!!
ちびはお百姓さんに知らせなければ、とお百姓さんの家の前で騒ぎます。
白キツネがお月さんを飲み込んじゃったと言いますが、空を見上げると、大きくて丸い金色の月が。
白キツネは雲だったのです。
お百姓さんはばかばかしいと思いながら、家へ入っていってしまいます。

ちびが次に見たのは、池の中で草につかまって光っているお月さん。
お月さんが池に落っこっちゃった!と、慌ててお百姓さんに知らせに行きます。
お百姓さんと空を見ると、そこにはやはり大きくて丸い金色の月。
お百姓さんに二度と起こさないでくれと言われ、ちびは気を落としながら戻っていくのです。

月を見ながら歩いているうちに、ちびはキツネにつかまってしまいます。
ちびは叫んで助けを呼びますが、お百姓さんももう出てきてはくれません。
ちびはキツネに、
  「いいものあげる いいものあげる お月さんぐらいの大きなチーズ!」
と、池の中を見るように言うのです。


お母さんの言いつけを守らずに外に出て、お月さんの様子が気になって仕方ない。
ちびのこどもらしくてかわいい様子が、繰り返される詩のような文章で表現されています。
  「いいこは いいこ、 わるいこは わるいこ」
お母さんにお尻を叩かれて怒られるところ、思わずわが子と重ねてしまいました



さて、今晩は中秋の名月です
…が、おそらく台風の影響でお月さまにはお目にはかかれそうにありません。
昨晩、一足先にお月さまを眺めてみました。おそらく少し欠けているのだとは思いますが、ほぼまん丸なのではないかと。


日中はわが子と飾りを作ってみました

お団子は、幼稚園児お得意の紙粘土、ススキは近所の空き地から、お月さまはうさぎの餅つき付き(笑)。

期間限定!わが家の玄関先はいつでも中秋の名月が楽しめますよ



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ぶつくさモンクターレさん

2012-09-28 09:16:15 | ひと

「ぶつくさモンクターレさん」
作:サトシン
絵:西村敏雄
発行所:PHP研究所
初版発行:2011年10月



サトシンさん×西村敏雄さんの絵本です
このおふたりのお話はこどもに大ウケなのではないでしょうか。
こどものみならず、大人でも楽しめるお話なのも嬉しいところです



散歩に出たモンクターレさん。
「それにしても なんだこの道は。グニャグニャ曲がってて、歩きにくいったらありゃしない!」と道に文句を言うのです。
目の前に立ちはだかる山にも、川にも、天気にも…
見たものに片っぱしからを言いながら、モンクターレさんは町へ向かいます。

町に着いたら着いたで、
「ああ、やっと着いた。しかし、どうしてこんなに遠いんだ。もっと近けりゃ、もっとすぐに着けるっていうのに!」と。
洋服屋さんに入っても、帽子屋さんでも、靴屋の職人さんへも…
とにかく文句しか出てこないモンクターレさん。

食堂では出された料理を食べているにもかかわらず、
「どうだろう、この食堂ったら。食べたくたるようなメニューが全然ないよ。こんなものを注文するのはよっぽどの物好きだな!」とまで!!

町じゅうを歩き、あらゆることに文句を言うモンクターレさんを、町のみんなだって良くは思えません。
そんなに文句ばかり言うのなら、町に来なければいいのに…と、思われているのです。


そんなモンクターレさんが夜になり散歩から帰ると、家にはモンクターレさんの奥さんが。
それはそれはおっかない顔して待っていた訳で。。。
モンクターレさんの“文句たれ”の原因はここにあったのでしょうか?
文句ばっかり言っていると、みんなに嫌われてしまうよ~というお話



気がつけば、1ヶ月近く更新が…
何をしているということもないし、9月に入りわが子も幼稚園に行き始めて時間もたっぷりあるのに。。。
多分、残暑に負けていたんです。PC周り暑いですからね
暑さも治まり、急に秋めいてきた今日この頃。なのにわが家では母の怒りが毎日ヒートアップ中

まぁ~わが家にも口を開けばモンクターレ!そんなのがいるんですよ。
年々、いや、日に日に一丁前なことを言うようになります、4歳児マモナク5才!
言われたことにはひとまず文句。しゃべる前に動けという感じなのですがね。
母は髪の毛が抜けそうになるほど、頭の先まで怒りがこみ上げることも多々あります。←大人げない。
口は達者なくせに何も出来ない(しない)という、幼稚園児って手ごわい

そんな母子を横目に涼しい顔している旦那さんには、もれなく怒りの矛先が
母だって愚痴を言いたい時もあるのに、それを見事に聞き流しているんですよね
たまには母の代わりにしっかりと怒って欲しいもんです!!

      あっ……
これじゃモンクターレさんの奥さんと同じだわっ!

しばらくは文句を控えようと思っている母なのであります。※実際、控えられるかは不明。



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おつきさまはきっと

2012-09-01 08:59:55 | ねること

「おつきさまはきっと」
作:ケイト・バンクス
絵:ゲオルク・ハレンスレーベン
訳:さくまゆみこ
発行所:講談社
初版発行:2000年3月


今まで読んだことのない初めて出会った作者の方です。でも絵には見覚えが。
「ペネロペ」シリーズでお馴染のゲオルク・ハレンスレーベンです。



   日が暮れて、外はもう暗くなりました。
   窓から、お月さまが顔をのぞかしています。  今ごろお月さまはきっと……
   夜が訪れた林をみていますよ。
     (中略)

   誰かの鼻歌が聞こえます。時計がちくたく鳴っています。
   部屋の明かりがぱちっとつきました。   今ごろお月さまはきっと……
   窓に灯った明りや、野原で明るく燃えるたき火を見ていますよ。
     (中略)

   お父さんが絵本を読んでくれます。
   本の中のお話が、夜のむこうへひろがっていきます。   今ごろお月さまはきっと……


小さな女の子が寝る準備をしてベッドに入る、そんな時間が流れているまさにその時、
お月さまは世界中の色々な景色をみているのです。
静かに深まる夜の情景が優しい言葉で綴られています。


   目を閉じると、安らかな静けさがやってきます。
   暗闇の中から、楽しい夢が生まれてきます。   今ごろお月さまはきっと……
   眠くなったこどもを見ていますよ。  温かいベッドの中で、その子は夢の国へ行こうとしています。
   お月さまが、ほら、小さな声でささやいています。
    「おやすみなさい。」


寝る前に読みたい!そう思わずにいられない1冊。
こどもが安心して眠りにつく姿をみていると、読んでいる側も温かな気持ちになるような気がします



昨晩は満月でしたが、みなさん見られましたか?
ここ埼玉は雲ひとつなく、完璧なまでの満月を楽しむことができました。

昨晩の月、天文用語ではないようですが、『ブルームーン』というものだったそうです
青い月…というわけではないのですが。
今月は2日も満月でした。ひと月の中で2回満月があり、その2回目を『ブルームーン』と呼ぶそうです。
この現象、3年に1回くらいしか見られないということ。
珍しいためか、見ると幸せになるという言い伝えもあるようです。

ひと月に2回の満月、なんだか贅沢したような気になりました


 今月の月 (2日:満月、20日:三日月、31日:満月※ブルームーンということでちょっぴり加工してみました♪)

空を見上げる機会の多かった今月。澄んだ空から着実に秋が近づいてきていると感じる日々です。



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おばけサーカス

2012-08-29 07:32:02 | おばけのおはなし

「おばけサーカス」
作:佐野洋子
発行所:講談社
初版発行:2011年10月



1980年に銀河社から発行、後に絶版となっていた絵本が、講談社により復刊されたものだそうです。
30年以上経っても全く色褪せることない、佐野洋子さんの描くちょっと不思議な世界
ついついのめり込んでしまします。


真っ赤な太陽が沈む真っ赤な広場に、サーカスがやってきます。
あっという間にテントができ、そこには『おばけサーカス』と書いてあるのです。

夜になると、テントの中には本物のおばけが。
おばけのお父さんの団長さんと、おばけのお母さんと、おばけのおじいさんと、おばけのおばあさんと、
おばけのお兄さんと、おばけのお姉さんと、おばけのこどものペロペロ。

練習が始まります。
お父さんはムチを鳴らしながら「おれたちが本物だとばれないようにな」「しかしあんまり人間そっくりにやっても面白くない」「ほどほどにな」と。

おばあさんがぶるるんと震えると、舞台には2匹の猫現れ、かろやかなダンスをしてみせます。
お父さんはムチを鳴らしながら「だいたいよろしい。おばあさん、あんまりうまく消えないでくださいよ」と。
おじいさんが震えると、くまの自転車乗り。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
最後はお母さんとペロペロ。お母さんがシルクハットの中から何匹も何匹も小さなペロペロを取りだすのです。
家族に拍手喝采されるとペロペロは嬉しくなりすぎて、震え続けます。
そしてテントの中はペロペロだらけに。

そんな練習を終えた後、最後の仕上げは人間に化けること。
人間の団長さんのお父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、おじいさん、おばあさん。

そして最後に足だけおばけの小さな人間のこども。
お父さんは情けない顔をするのです。

太陽が上がるころ、人々が広場に集まりますがそこに『おばけサーカス』の姿は    


おばけたちが“ほどほどに”やるサーカス。
“ほどほどに”がまだうまくできないこどものペロペロがとても愛くるしい!
増えすぎてしまったペロペロのお尻を叩いて叱るお父さん、抱きしめて褒めるお母さん。
ふたりの相反する接し方に、これまた深い愛情を感じてしまいました



わが家にも最近変身願望を持つものが存在します。
思いっきり“ほどほどに”なのに、本人ときたら、すっかり“なりきり”ですから

ここ半年ほどで、スーパー戦隊にドハマりしたわが子
決して最近のものだけがヒーローではありません!
わが子がハマったのは、35戦隊と呼ばれし過去35年間のスーパー戦隊全て。
それこそ母がリアルタイムで見ていた戦隊モノもです(年代がバレるのでどれとは言いたくないのですが)

中でも一番のお気に入りは『ゴレンジャー』   ゴレンジャーになりきりたい!
そんなわが子の無理難題にでも母は応えなくてはならないのです。

作らされました。お面 売っていなければ作らなくてはならないのです!
マントは、アンパンマンが唯一のヒーローだった頃に調達したもの

    どうでしょう?ポーズも気分もバッチリ。
夏休み中こんなことばっかりですから。。。

あ~体力有り余ったわが家のスーパー戦隊。早く幼稚園へ行ってくれないかなぁ…
母はここ最近そんなことばかり考えてしまいます(苦笑)。



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がんばれさるのさらんくん

2012-08-25 09:04:56 | どうぶつ(いきもの)

「がんばれさるのさらんくん」
作:中川正文
絵:長新太
発行所:福音館書店
初版発行:2006年1月  ※現在、絶版。


お話は、名作「ねずみのおいしゃさま」の作者と同じです。
絵は長新太さん。
長新太さんの絵本デビュー作だそうで、今まで読んだ長新太さんの作風とはまたちょっと違った雰囲気を持っています。



日曜日の朝、町の人々が動物園へ集まってきています。それにはちょっとした訳が   

ある日、動物園の園長さんがオーケストラを作ろうと提案するのです。
動物たちはそれぞれ楽器を手にして、稽古が始まります。
けれど、さるのさらんくんだけはいくら稽古しても、トランペットを吹けるようにならない。
そこで園長先生の娘さんが稽古をつけてあげることに。
  
  すか すか すー   すか すか すー
  すか すか ぷっ   すか すか たー
  すか すか たたー  とて とて たたたー……

トランペットが吹けるようになってきた、そんなある日。
目を覚ますと、辺り一面真っ赤な火。動物園が火事になり、娘さんがけがをしてしまいます。

けがもよくなり、娘さんが退院する日。
動物たちは相談します。退院してくる娘さんを自分たちのオーケストラで迎えようと。
町の人たちも動物園へ急ぎます。

  とて とて たたた  とて たたたーーー

さらんくんのトランペットを合図に、オーケストラが鳴りだすのです。


ざっくりとした内容ではありますが…
どことなく懐かしくて、明るくて。。。そんなエネルギーを多大に感じるお話でした。

余談ですが、このお話が最初に発刊されたのは、1958年3月の『こどものとも』だったそうです。
1958(昭和33)年ってどんな時代だったのだろう?そう思って調べてみると…Wikipedia参照
『ALWAYS 三丁目の夕日』という映画をご存知の方、いっぱいいらっしゃるかと思いますが、あれがまさに1958年だそうです。
そう、動物園だけでなく、日本という国が元気で希望に満ち溢れた時代だったのかもしれませんね。
(ちなみに動物園でいうと、東京にある多摩動物園が開園した年だそうですよ)



動物園と言えば、この夏休みに上野動物園へ行ってきました。
わが子、パンダデビューです
夏休み、しかも土曜日ということもあり、結構な混雑でした。

もちろん一番人気はパンダでしょう!ってことで、並びました、並びましたとも!!
   

人ごみに流されあっという間に過ぎ去ってしまいましたが、パンダの余韻を楽しんでいるその頃   
わが子は園内地図を片手に、どこかへ向かってまっしぐら

どんどんどんどん進み、気がつけば東園から→→西園へ。
わが子が会いたくて仕方なかった動物は、パンダだけどパンダではなかった
     レッサーパンダ…
確かにかわいいにはかわいいです…が、なにも上野まで来なくても地元の動物園で見られますってば。

もう少しパンダの価値がわかったら、もう一度リベンジしてやろうと目論む母なのです。 



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