某銀行員日記

とある銀行員の日常を書いたブログ。政治・経済・文化・芸能、硬軟取り混ぜて日々思ったことを主に書きます。

殺された中川氏

2009年10月05日 20時06分01秒 | 日記
中川昭一元財務相が自宅で死去 循環器系持病の可能性(共同通信) - goo ニュース

中川昭一元財務相が亡くなられました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。

中川氏といえば、非常にクレバーな保守論客の一人として知られ、私も大好きな政治家の一人でした。
外交、安全保障、農政、財政等、幅広い政策に通じており、今後も日本のために働いてくれるものと確信していました。
それだけに、衆参ねじれという事態の犠牲となり、どうでもいいことで辞任に追い込まれ、さらには落選してしまったのは残念でなりません。

彼の父、中川一郎氏も突然死亡しました。
それだけに、必要以上の言いがかりともいえるバッシングや、落選というショックに耐えられなかったのでしょう。

一言で言えばマスコミに殺されたようなものです。
件の酩酊会見ですが、何処が問題だと言うのでしょう。
日本の恥だ、国辱だなどといっている人もいますが、何故そういえるのか具体的な理由を述べた人を私は知りません。
ただちょうどいい叩きの材料になり、無理やりにでも叩いてやろうという最低の人間がマスコミに多かっただけのように思います。

おそらく、彼のように有能な人材を邪魔に思う人がマスコミ内部に多かったのでしょう。
最低の行為です。
それならばもっと叩かなければならない人間は数多く居ます。
現職の大臣でも、議員辞職まで追い込むべき人間は何人も居ます。

しかし、彼らをマスコミが叩くことはありません。
それは、ただ自分の主義主張を通しやすいからに過ぎないことは明白です。
結局のところ、マスコミも既得権益を守ることしか考えず、国益など考えていないのです。

もはやマスコミは日本にとって無用の長物。
害悪でしかありません。
そんなマスコミの犠牲になった中川昭一氏は本当に無念でしょう。

我々は彼の志を引き継いでいかねばなりません。
そして、彼の志を引き継いでくれる政治家を応援していくしか日本をよくする方法はありません。

しばらくは暗い時代が続くでしょう。
中川昭一という希望の光が無くなってしまったことを、本当に残念に思います。

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