続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)藤若葉。

2020-07-23 13:52:46 | 飯島晴子

   藤若葉死人の帰る部屋を掃く

 死人というとドキッとするが、わたしも両親を送っている。病院から自宅へ帰るその部屋はひとまず掃き清めねばならない。藤若葉・・・切ないが、新しい生活の始まりである。

 藤若葉はトウ・ニヤク・ヨウと読んで、套、二訳、要。
 死人はシ・ニンと読んで、詞、認。
 帰る部屋はキ・ブ・オクと読んで、記、部、奥。
 掃くはソウと読んで、双。
☆套(被った)二訳がある。
 要は詞(言葉)を認(見分けること)。
 記を部(区分けすると)奥に双(二つ)がある。

 藤若葉はトウ・ジャク・ヨウと読んで、悼、寂、様。
 死人はシ・ジンと読んで、視、尽。
 帰る部屋はキ・ブ・オクと読んで、気、無、奥。
 掃くはソウと読んで、総。
☆悼(死を悲しむ)寂しい様(ようす)を視る。
 尽(すべて失くした)気(けはい)は無(空しい)。
 奥(おく深く)総てにいたるまで。


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