続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)連翹の。

2022-04-12 07:05:00 | 飯島晴子

   連翹の見えるところで老いてゐし

 連翹はレン・キョウと読んで、恋、叶。
 見えるところ(見処)はゲン・ショと読んで、厳、初。
 老いてゐし(老居)はロウ・キョと読んで、漏、虚。
☆恋が叶うのは厳しい。
 初めて漏らす虚しさ。

 連翹はレン・キョウと読んで、聯、胸。
 見えるところ(見処)はゲン・ショと読んで、現、緒。
 老いてゐし(老居)はロウ・キョと読んで、露、拠。
☆聯(つらなる)胸(心の中)が現れる緒(いとぐち)。
 露(現れる)拠(より所)がある。

 連翹はレン・キョウと読んで、連、競。
 見えるところ(見処)はケン・ショと読んで、件、庶。
 老いてゐし(老居)はロウ・キョと読んで、労、拒。
☆連(仲間)と競う件(ことがら)は庶(もろもろ)労(疲れる)ので拒む。

 連翹はレン・ギョウと読んで、聯、業。
 見えるところ(見処)はケン・ショと読んで、兼、書。
 老いてゐし(老居)はロウ・キョと読んで、漏、挙。
☆聯(並べてつなぐ)業(仕事)を兼ねて書く。
 漏れる挙(企て)がある。


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