続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

時の流れ。

2012-11-16 06:47:53 | 日常
 今日は青少年会館にいく前に追浜にある画廊へ行く。
 かって京急追浜駅は大きな工場があったためたくさんの乗降客で溢れかえる駅であり、その商店街にも活気があった。
 駅に掲げられた「いってらっしゃい、気をつけて。今日も一日お元気で」といったようなコメントは、ただ電車で通過して行く人の目にも心優しく映ったものである。

 時は流れ、大きな工場は他県に移り、人の流れは減少。商店街もどことなく寂しい風が吹いている。

 商店街を抜ける・・・何も買わなくても商店街の活気が好きだったのに、今はどこの町でも商店街は秋風。勝ち組が大きく構えてはいて、どこも価格破壊の波で四苦八苦している。

 
 つい最近までサークルの帰りに皆で立ち寄った年中無休の飲食店、先日行ったらシャッターが・・・閉店したとのこと。


(此処)といった特定の箇所ではない。あちこちで全国チェーンの大手の煽りを受け、太刀打ちできずにいる。
 店を構え協定料金で運営していた理髪店の店主が、格安チェーン店にバイトで働きに出ている。

 おかしい・・・変革・改革って、こういうことだったの?


 とうの昔に店を閉めた負け組みの我家の逼塞・・・奇跡的に何とか生きているだけ。時の流れを読み間違えただけなのだろうか。商店街を通るとき笑えないわたしがいる。

『洞熊学校を卒業した三人』7。

2012-11-16 06:38:23 | 宮沢賢治
三年生の試験のときは、あんまりあたりが明るいために洞熊先生が泪をこぼして眼をつぶってばかりゐたものですから、狸は本を見て書きました。そして狸が一番になりました。

☆太陽への念(思い)の章(文章)である。
 死の幻(存在が確定していないもの)の妙(不思議)。
 等(平等)である幽(あの世)の千(たくさん)の星、類(血のつながりのある)の源の理(宇宙の根本原理)、凡(すべて)は幻の初めである。

『城』1096。

2012-11-16 06:15:27 | カフカ覚書
Kは、ものすごく吹きこんでくる寒気から病室を守るために、村長にそそくさとお辞儀をするだけにとどめて、助手たちを拉し去るように部屋から走って出ると、いそいでドアをしめた。

 病室/krankenzimmer→kranken Thema/侮辱する、テーマ。
 吹きこんでくる/eindringenden→Ahn drangen/先祖、圧迫、苦しめる。
 ドア/Tor→Tour/企て。

☆Kは権力のある先祖の圧迫の冷酷さからテーマを守るために、一時的に村長(死への入門)と組んで、助手(助手)たちと先を争うようにして、急いで企てを閉ざした。