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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

雲の魅惑。

2011-09-17 10:47:45 | 日常
 雲は流れていくものと思っていた。流れてきて流れていく・・・。
 
 ところがずっと目を離さず見ていると・・・雲はぽかっと消えたり、ぽかっと湧き出たりするのだということがよく分かる。形を留めず、変幻自在、もちろん因があって果がある。

 予期できない連鎖・・・計画通り、安穏と暮らしてはいけないことの喩えでもあるような雲の動き。
 
 雲をずっと見ていると、自分にも浮力があって空を自在に行けるような錯覚を抱いてしまう。

『風の又三郎』106。

2011-09-17 10:38:16 | 宮沢賢治
「兄な、兄なの木ぺんは一昨日小屋で無くしてしまったけなあ。よこせったら。」

☆経/常に変らず継/うけつぐ鬼(亡霊)で溢れている。
 朔(月と太陽が同一方向にある)の太陽には、消していく億(数の多いこと)の務めがある。
(日食のとき死者は並んであの世に行くというイメージ)

『城』600。

2011-09-17 10:09:03 | カフカ覚書
ちょっとした用事ぐらいは、フリーダが足してくれた。翌朝、非常にさわやかな気分になってついにベットを出たときには、Kがこの村に逗留してからすでに四日めになっていた。

 用事/Handreichungen→Hand Reich ungen/国家、領域、un/不、非、未、無。
 ちょっとした/Klein→Klan/氏族。
 さわやかな気分になる/erfrischt→erforschen/調査する。
 この(村)/Dorf・・・Dort/来世で。
 翌朝/nachsten Moren→nachen Morgue/小舟、モルグ。
 四日/vierte Tag→hier tagen/ここ、理解する。

☆氏族の領域なき国家をフリーダ(平和、自由)は心配している。小舟もまたついに反乱し、モルグ(身元不明者の死体公示所)を調査する。Kが来世に滞在してから、すでにここを理解していた。