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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

言い訳・・・。

2011-02-19 07:37:55 | 漫画
 シュルレアリスム展の入場券を新聞屋さんから貰ったので、2月9日の初日を心待ちにしていた。
 なのに、未だに行っていないという体たらく。
 期日は5月までという余裕もある・・・でも、一日も早くマグリットを見たいと思っているのに、なかなか行かれない。時間も暇も十分あり何の予定もないのに・・・。 
(大江戸線が怖い・・・400メートルも地下に潜るなんて・・・元気出して、勇気出して・・・頑張らなくちゃ。)
 
 勇んで出かけないわたしは、本当にマグリットのファンなのだろうか。美術愛好家なのだろうか。

『城』399。

2011-02-19 06:32:36 | カフカ覚書
 背の高い、上衣のボタンをきちんとはめ、片手を壁にささえ、もう一方の手を腰にあてがい、両脚を組み合わせ、いくらかKのほうに背をまげて、親しみをこめてはなしかけてくるこの亭主は、その黒っぽい服こそ百姓の晴着ぐらいにしか見えなかったけれども、ほとんどもう村にはぞくしていないように見えた。

 背の高い/hohe→Hohle/穴。
 あてがい/fest→Feste/砦
 zugeknopfte・・・打ち解けない、無愛想な。
 足/beine→Wahn/妄想。
 gekreuzt(組み合わせる)・・・十字架に掛けられた人。
 壁/wand→band/束縛。
 腰/Hufte→Heute/今日。
 服/Kleid→kraft/勢力。
 百姓の晴着/bauerisch・・・粗野な。

☆この穴の砦には馴染めなかった。束縛の先祖の発生地であり、一方は今日十字架に掛けられた人の妄想である。 
 闇の勢力としての存在は、粗野な砦にしか見えなかったけれども、来世(本当の死)には属していないように見えた。