グリーンだけで2杯分の花材をいけました
線と面、線の要素をもった葉が3種類来ました
花が無いのでディアネラの白い線を花のように集めてみました
「グロテスク」との評で
最初はドラセナの茎を入れたのですが「異質なのでないほうが良い」
と上の写真のようになりました
四方見です
「花器の縁からどろっと流れた色とあっている」とのことでした
「今回は立体的な円、丸だけど、これを並べて面にもできるわね」
師範の資格を持つ方からは「今回のグリーンは線ばかりで面は来なかったんですね」
こんな言葉をヒントに、次は葉を並べて面を作ってみました
花器に入れて留めてみたのですが
「恵方巻きね」「わー面白い」と・・・
「恵方巻きね」「わー面白い」と・・・
今日は節分、コンビニで山となって売られていた恵方巻きや豆まきの話をしていたので、無意識に巻き寿司のようにいけてしまったのかもしれません
タニワタリの葉軸の色とドラセナの色、花判さんはこれを意識して花材に組んでくれたのでしょうか
テーマ: 4-2 葉ものでいける 5-4 緑をみつめる
花材: タニワタリ,ディアネラ, ドラセナ
花器: 陶器
今日の花材
1) タニワタリ
水揚げ: 水切り
出回り: 周年
質感と色を生かしていける
チャセンシダ科 チャセンシダ属
シマオオタニワタリAsplenium nidus L.
または
オオタニワタリAsplenium antiquum Makino
nidusは巣のような・・・そういえば西表島で見たシマオオタニワタリ。四方に平開して真ん中に恐竜が座って卵を温めそうな感じだった・・・
antiquumは古代の
違いはオオタニワタリは葉縁まで胞子が付くが、
シマオオタニワタリは半分まで
ということなので、これはシマオオタニワタリのようです
胞子が葉脈と葉縁の半分までついている→シマオオタニマツリ
2) ディアネラ
水揚げ:
出回り:
ススキノキ科 キキョウラン属 Dianella に約40種ある
3) ドラセナ(センネンボク) あかドラセナ
水揚げ: 水切り
出回り: 周年
リュウゼツラン科 コルディリネ属
ドラセナは総称でリュウゼツラン科のリュウケツジュ属(Dracaena)とセンネンボク属(Cordyrine)属のいろいろな植物がある
今日のはあかドラセナ オーストラリア北部のセンネンボクの多数の園芸品種の中の愛知赤とおもわれます