ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

200501 ヘラオオバコから始めた植物調べ

2020年05月01日 | 植物・園芸など
朝だけお手伝いで仕事をもらいました
 
ネモフィラ 和名:ルリカラクサ
Nemophila menziesii Hook. et Arn.
ムラサキ科(旧ハゼリソウ科) ルリカラクサ(テモフィラ)属 メンジーシー
新庁舎に引っ越すことになった市役所の入り口に
まだ、よく咲いていました
一年草 グラウンドカバー
分布:カルフォルニア
 
背景の黄色と反対色の関係で、より印象的に植えられている
これも見納め
 
ネモフィラは、シバザクラや、コスモスのように、
この花を一面に植えた景色が美しい公園や畑が
全国に一つならずできているようです

コバンソウ
Briza maxima L.
イネ科 コバンソウ属
明治時代初期に入ったと考えられ、1884年に初めて報告があるそうです
北陸~関東以西および、飛んで秋田でもみられるとのことです 
小穂と呼ばれる部分が小判の形
別名タワラムギともいうそうで、小判と言っても厚みがある小判、
後に見たら、茶色がかった黄金色になっていて、なるほど小判だなと合点しました

あちこちで見かける西洋オダマキ
色々な色や形の品種があるようだ
オダマキは下向きに咲くという印象を持っていたけれど
上を向いて咲いていたり、八重咲きのものもある
まだ、自分では育てたことが無いけれど魅力的だと思う気になる植物のひとつ
 


クサフジ、在来のものだとおもっていたら
Fさんが帰化植物のナヨクサフジ または ヘアリーベッチなどの外来種ではないかと教えてくれました

毛があるかなど、もっとよく見てみないと種を特定するにはいけません
 
ヘアリーベッチの学名を調べてみました
Vicia villosa Roth
マメ科 ソラマメ属
ソラマメゾクなのでヤハズエンドウとも近いということになる

大きなこいのぼりが住宅の屋根ごしに

ヘラオオバコ
Plantago lanceolata L.
オオバコ科 オオバコ属
「雑草という名前の植物はありません」というお話を聞いて
雑草の名前を調べてみようと思ったのは学生の頃
それで、初めて植物図鑑で調べたのがヘラオオバコだった
おお~これがオオバコなの?と思った
学生時代のこと 通っていた大学構内の草刈りを逃れた道端だった
最初に自分で買った図鑑は牧野学生植物図鑑 
まだ、カラー図版でも写真でもなかった
あらためてこのころの図鑑を今見てみると なつかしい

アカバナ科
ツキミソウの仲間

カラスムギ
Avena fatua L.
イネ科 カラスムギ科
花が咲いていました
絡んでいるのはスズメノエンドウの小さな花
 
オランダガラシ(別名クレソン)
Nasturtium officinale R.Br.
アブラナ科 オランダガラシ属
旧芝川の散策路の壁沿い
クレソンに花が付いていました
ナスタチウムというオレンジ色の花を咲かせる植物があるけれど
そちらはノウゼンハレン科の和名ノウゼンハレン

ここにもヘラオオバコ
全体の様子がわかります
名前にある「ヘラ」は葉の形による


散策路の西側の石垣には

ツルニチニチソウ 流通名:ヴィンカ・マジョール
Vinca major L.
キョウチクトウ科 ビンカ属(ツルニチニチソウ属) マヨル
常緑多年草
壁面を覆っていますが、斑入りなので、暑苦しさが無い
 
 
今日もたくさん歩きました
 

参考:学名はどれもYList植物和名‐学名インデックスによる

   学名の読み方は安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007日本花名鑑④.アボック社による