ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

200502 ナミアゲハ コイノボリ ピラカンサほか

2020年05月02日 | 植物・園芸など
 
今年初めて写真を撮る蝶はアゲハ
アゲハにナミアゲハとキアゲハがある
これはナミアゲハと思われる
(前翅中室に黒い筋がある)
 
口を伸ばしている
ハルジオン(あるいはヒメジョオン)にも蜜があるんだ・・・とおどろく
ぱさぱさのイメージだし
蜜があったとしても
大きな体のアゲハにとっては少ないのではないか・・・とおもった
 
茎が中空ならばハルジオン、茎が詰まっていればヒメジョオン

お店と駐車場をつないだロープから
沢山のこいのぼり
河のこちら岸とむこう岸をつないだ映像が観光ニュースなどで報じられたりしているのを見るけれど
ここは、街中の道路をまたいだこいのぼり
こういうのもいいもんだなとこの頃思う
 
黒(真鯉)はお父さん、赤(緋鯉)はお母さん、青や緑がことも達・・・かなと思っていたけれど
もういちど、童謡・唱歌のこいのぼりの歌詞を見てみると
 やねより たかい こいのぼり
 おおきい まごいは おとうさん
 ちいさい ひごいは こどもたち
 おもしろそうに およいでる
となっている
ひごいはこどもたちだったんだ・・・
こいのぼり≒家族のイメージはいつから?
 
歌川広重の各所江戸百景の夏の中に水道橋駿河台として黒いこいのぼりの浮世絵がある
 
広重生存中、寛政9年1797年~安政5年1858年には緋鯉はまだ広く知られていなかったのか?
 
『文化文政(1804~1830年)の頃、現在の新潟県の山間部(主に山古志・小千谷・魚沼の二十村郷)において食用として飼われていた真鯉の中に、変わった体色のものが出現しました。そのような鯉を何代も交配していくうちに緋鯉が出現し、さらに浅黄、べっ甲などが作られました。天保年間(1830年頃)になると、白地に緋斑の乗った更紗模様の紅白ができたといわれています。』・・・全日本愛鱗会HPより
 
 
 
宿題・・・ バラ科の何か
トキワサンザシ(ピラカンサ)
Pyracantha coccinea M.Roem.
バラ科 トキワサンザシ(ピラカンタ)属
ではないかと思う
あったのはお寺の境内
実ができる頃、確かめに行こう  
 
関連・その後ピラカンサと判明
 
 
 
歩道沿いには一面のツツジ
オオムラサキ
Rhododendron x pulchrum Sweet 'Oomurasaki'
ツツジ科

コエビソウ(流通名ベロペロネ)
標準名 Justicia brandegeeana Wassh. et L.B.Sm.
シノニム Beloperone guttata T.S.Brandegee の属名が流通名
キツネノマゴ科

コノテガシワ
Platycladus orientalis (L.) Franco
ヒノキ科
実ができている 
花は見逃し、気が付くのはいつもこの時期
この後の経過も見逃して、次に気が付くと
茶色くなってはじけている


オランダカイウ(別名カラー)
Zantedeschia aethiopica (L.) Spreng.
サトイモ科
切花ではおなじみで、葉が付いていない
なにか、特別なところで育てられている特別な花のように思うので
こんな風に植わっているところをみると驚く
白いのが苞(仏炎苞)で、中心の黄色い棒状のところが花の集まり

ラベンダー
YListで学名を調べてみると
Lavandula angustifolia Mill.としてイングリッシュラベンダー、コモンラベンダー
がのっている 
このほかにもいろんな種や品種があり、楽しみが増えているラベンダー
学名のシノニム Lavandula officinalis Chaix. の種小名officinalisは
goo辞書によると
《薬用の、の意》薬用に用いられる植物の学名の種小名に使用されるラテン語
・・・とある 
アロマでおなじみラベンダーはローズマリーの学名も
標準名はSalvia rosmarinus Schleid.ですが 複数の学名があり
シノニムRosmarinus officinalis L. にも 種小名officinalisがついている
 
同一の種に複数の学名があるとき、標準名以外をシノニム(異名)と呼ぶ
 
この写真のラベンダーは、フレンチラベンダー、ストエカスラベンダー
Lavandula stoechas
ウサギの耳みたいなのは花をつけない花弁状の苞で、紫の他に白がある
 
参考
1)安藤敏夫・小笠原亮・長岡求,2007.日本花名鑑④.アボック社:256
3)植物和名ー学名インデックス YList

 

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