お天気に恵まれた週末、以前から憧れていた「クレマチスの丘」を訪れました。富士山のふもとにあり、東名・新東名を利用して都内から車で2時間弱。JR三島駅からシャトルも出ています。クレマチスガーデンのほか、4つの美術館、4つのレストランを擁する広大な施設です。
四季を通じて花々やアート、自然が楽しめますが、特にこの季節はクレマチスとバラの競演がすばらしい。美しく手入れされたみごとな庭園を散策しながら、夢のような時間をすごしました。400枚近く写真を撮ったので、その中から厳選して2回に分けてお送りします。
エントランスへのアプローチにも、美しいクレマチスがお出迎え。
薄紫色のハグレー・ハイブリッドと、濃ピンクのバルバラ。
青色のユーリと、薄青色のエミリア・プラター。
チューリップのようなつぼみが愛らしいハッピーダイアナ。
クレマチスは、白やブルー、パープルの花が多いですが、花びらの形や大きさ、花心の色がさまざまで、その種類の多さと表情の豊かさに驚きました。数種類をセンスよく組み合わせて植えられていましたが、微妙なトーンの違いが生み出すグラデーションの美しさにうっとりしました。
そして緑の芝生のなんと美しいこと。ガーデンにはところどころに屋外彫刻があり、目を楽しませてくれました。左奥に見えているのはヴァンジ彫刻庭園美術館。イタリアの現代彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジ氏の常設作品のほか、開館15周年記念「生命の樹」展と「日高理恵子 空と樹と」展を鑑賞しました。
クレマチスガーデンに続いてローズガーデン、白い花を集めたホワイトガーデンがありました。
アプリコット色の愛らしいバラ。
可憐な白い一重のバラ。
青みがかったピンクのバラは、シャーベットのよう。
虫さんのお食事中にパチリ。ガーデンは木々に囲まれ、小鳥のさえずりが聞こえてきて楽園のようでした。
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