goo blog サービス終了のお知らせ 

セレンディピティ ダイアリー

映画とアートの感想、食のあれこれ、旅とおでかけ。お探しの記事は、上の検索窓か、カテゴリーの各INDEXをご利用ください。

ZEST CANTINA DAIKANYAMA

2025年04月27日 | グルメ

3月に息子が帰省した際に、代官山のTex-Mexレストラン「ZEST CANTINA DAIKANYAMA(ゼスト キャンティーナ 代官山)」へお昼を食べに行きました。

Tex-Mex(テックス・メックス)とは、アメリカ・テキサス州で発展した、アメリカナイズされたメキシコ料理です。アメリカでは隣国メキシコの料理はとてもポピュラーで、たくさんのメキシコ料理店がありますが、その多くがTex-Mexスタイルといってよいかもしれません。

私もメキシコ料理が大好きで、代官山にはお気に入りの「Hacienda del Cielo(アシエンダ・デル・シエロ)」というメキシコ料理店がありますが、今回訪れたZESTは、よりアメリカ色が強い印象でした。店内の飾りつけにもオーナーのアメリカ愛が感じられました。

お料理は、メキシコの伝統料理にテキサスらしいグリル料理が組み合わさったような感じで、とてもおいしく、楽しくいただきました。

まずはドリンクで乾杯。私はお店オリジナルの「ハマイカテキーラ(Jamaica Tequila)」をいただきました。ハイビスカスとテキーラを使った華やかなカクテルです。隣はハイネケン、そしてレモンチェロを使ったサワーです。

自家製トルティーヤを使った「チーズ・チキン・ティンガ(Cheese Chicken Tinga)」。

お店のスタッフが「チキン・ファヒータ(Chicken Fajita)」を運んできたと思ったら、目の前でアルコールに火をつけるパフォーマンスがあり、大迫力でした。「カメラのご用意は大丈夫ですか?」と声をかけてくれたのも、SNS時代ならではですね。

チキンの皮がパリッとしておいしそう!

こんなふうにトルティーヤに具材をのせて、自由に巻いていただきます。

ハラペーニョ・チキン(Jalapeno Chicken)」のケサディーヤ(Quesadillas)。ケサディーヤは、トルティーヤを使ったホットサンドのような料理で、私の大好きな一品です。

ボリュームたっぷりのチーズバーガー。アメリカのダイナーでは、このように必ずテーブルの上にハインツのケチャップとマスタードがあったことを思い出し、懐かしい気持ちになりました。

コメント (2)

週末ランチ SAVOY / RITUEL / CANTINA SICILIANA

2025年04月11日 | グルメ

最近、週末ランチで訪れた3軒のお店です。

SAVOY とまととちーず店 @麻布十番

麻布十番で人気のピッツェリア「SAVOY(サボイ)」に行く予定でしたが、数組待ちだったため、系列店の「SAVOY とまととちーず店」を訪れました。小さなビルの中2階にあり、カウンターのみのこぢんまりとしたお店です。

メニューは、店名通りトマトとチーズを使ったシンプルなピッツァが中心。その潔さが好印象でした。

ピッツァは1枚にするか2枚にするか迷いましたが、持ち帰りもできるとのことで2枚注文しました。1枚はそれほど大きくなく、結果的に2枚ともぺろりとおいしくいただきました。

最初に頼んだ「きのこのアンチョビ・ガーリックソテー」。きのこの風味が生きていて、シンプルながら絶品でした。

マルゲリータ(モッツァレラチーズ・トマトソース・バジル)。縁がもちもちで、王道のおいしさでした。

たまねぎ・にんにく・オレガノのピッツァ。たまねぎのピッツァとはめずらしいですが、たまねぎの甘みがなんともいえない味わい。大好きなお味です。

↑ そういえば以前自分でも似たようなのを作ったことがあります。

お店の入り口に積まれた薪が印象的でした。薪窯で焼くピッツァは火加減が難しそうですが、焼き目も香ばしく、とてもおいしくいただきました。

RITUEL 等々力店

以前から車で通るたび気になっていたベーカリー&カフェ。平屋建てのモダンな洋館風の建物で、入口には世田谷区の保存樹木でもある大木がそびえ立っています。

ランチはパスタなどの軽食が中心で、どのメニューにも3種類のパンが付くのがうれしい。パンがとてもおいしかったので、帰りにバゲットなどをお土産に購入しました。

この日は、普段はクリーム系のパスタはあまり選ばないのですが、メニューの写真がとてもおいしそうだったのでめずらしくカルボナーラ を注文しました。生ハムときのこが入り、上にのった卵黄をからめながらいただきます。

定番ながらハンバーグもおいしかったです。

あいにくの雨でしたが、濡れた裏庭の緑が瑞々しく、とても美しかったです。

CANTINA SICILIANA Tutto Il Mare @東銀座

歌舞伎座のすぐ裏にあるシチリア料理のレストラン。店内の雰囲気に見覚えがあると思ったら、以前訪れた銀座の姉妹店と同じ系列でした。

この日は、前菜・パスタ・フォカッチャ・デザートのセットを注文。写真を撮り損ねてしまいましたが、前菜はハム、ニシンのマリネ、サラダの盛り合わせでした。

茄子とリコッタチーズのトマトソーススパゲッティ。こちらは大盛です。伝統的なシチリア料理だそうですが、大好きな組み合わせでもあり、おいしくいただきました。

ベーコンとそら豆のシチリアンレモンクリーム フェットチーネ。最近お気に入りのクリーム系のパスタです。旬のそら豆とレモンの組合せで、クリーム系でありながらさっぱりといただけました。

デザートは、ぽってりとした素朴な器に入った パンナコッタでした。

コメント (6)

Trattoria motomu.N (2025・早春)

2025年03月30日 | グルメ

この日は、久しぶりに友人と会うことになり、仕事の後に自由が丘の小さなイタリア料理店「Trattoria motomu.N」(トラットリア モトムN)を訪れました。

友人と会うといえば、子育て中はママ友との平日ランチが定番でしたが、最近は仕事帰りに同じく働く友人と夜に会う機会が増えました。なんだか大人になったような、くすぐったい気分です。(とっくに大人ですが。)

このトラットリアには以前ランチで訪れたことがあり、こじんまりとした落ち着く空間と、ワインに合う料理が気に入って「いつか夜にも来たい」と思っていました。

Trattoria motomu.N 自由が丘の小さなトラットリア (2024-03-09)

そんな時、友人から「このお店はどう?」と連絡があり、その偶然にびっくり。そういえばこの友人とは昔から何かと好みが合ったことを思い出しました。

金曜日の夜でしたが、お客様は私たちを含めて3組ほど。予約時間も「7時過ぎ頃」とゆるく設定できるのが助かりました。

さて、この日のお料理は、壁の黒板に書かれたメニューから好きなものを4品選び、それぞれ2人分ずつ取り分けてコース仕立てにすることができるとのこと。それならばと、迷いに迷いながら、野菜・魚・パスタ・肉料理の4品を選びました。

まずは、お店のスタッフおすすめのスパークリングワインで乾杯。お通しとして提供されたのは、旬のカブを使ったポタージュと、あやめ蕪のマリネ。

野菜料理「ウドと新ごぼうのかきあげ」

イタリア料理で「かきあげ」というのが面白いですが、フリットに近いイメージ。天ぷらつゆではなく、洋風のおだしにひたしてあります。

魚料理「ブリと金柑のマリネ」

これまでに経験のない新鮮な組み合わせでした。金柑のほのかな甘みとブリの旨みが絶妙でした。友人はここで白ワインにし、私はスパークリングワインをおかわりしました。

パスタ「フキノトウのオレキエッテ」

フキノトウのほろ苦さが、大人の味わい。貝殻の形をしたオレキエッテによく絡みます。これは家でも真似して作ってみたい一品でした。

肉料理「三元豚のロースト」

絶妙な火入れが光る三元豚は、プロの技を感じる仕上がりでした。柔らかく、一口ごとに豚肉の旨みが広がります。友人は赤ワインと合わせて楽しんでいました。

私はコーヒーとビスコッティをいただきました。食事の余韻を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごしました。

ゆっくり話をしながら食事を楽しんで、気がつけば3時間経っていました。これまでなかなか会えなかったけれど、これを機会にまた会おうねと約束して別れました。

コメント (2)

ぴょんぴょん舎 GINZA UNA(2025・早春)

2025年03月23日 | グルメ

丸の内ピカデリーで映画を観た後、盛岡冷麺の「ぴょんぴょん舎 GINZA UNA」でお昼をいただきました。このお店については、以前にもご紹介しているのでよかったらご覧くださいね。

ぴょんぴょん舎 GINZA UNA(2023-03-14)

相変わらず人気が高く、特に女性客が多いお店です。訪れたときは先に5組ほどいましたが、それほど待つことなく席に案内していただけました。前回と同じく、半個室の広々としたテーブルに通され、窓からの眺めもよく、ゆったりとくつろげました。

夫は盛岡冷麺と焼肉のセットを注文。私は、この日は晴れていたものの気温がやや低かったので、純豆腐チゲ(スンドゥブチゲ)をいただくことにしました。

まずは、みずみずしい野菜がたっぷりのチョレギサラダと3種のナムル。

次に運ばれてきたのは、十穀米と純豆腐チゲ。

十穀米には大きな黒豆が入っていて、お赤飯のような味わいです。純豆腐チゲは、模様の入った蓋付きの鉄鍋で運ばれてきました。お店の方が蓋を開けてくださると、中には熱々のスープがたっぷり。

「純豆腐」とは柔らかいお豆腐のことで、「チゲ」は韓国風のスープ料理を指します。お豆腐のほかに、お肉やあさり、白ネギ、玉ねぎなどの野菜もたっぷり入っていました。真っ赤なスープですが、辛さはほどよく、体がぽかぽかと温まりました。

焼肉用のカルビとハラミ。

テーブルのグリルで焼いていただきます。私も少し味見しましたが、脂ののりがちょうどよく、柔らかくてとても美味しかったです。

そして、盛岡冷麺。

日本人向けに小麦粉を使用した麺は、つるつるもちもちとした食感で、とても美味しい。あっさりとした冷たいスープともよく合います。美しく巻かれた盛り付けも印象的で、暑い夏はもちろん、冬に食べても美味しいと改めて実感しました。

コメント (4)

象印食堂 & SAZA COFFEE @KITTE丸の内

2025年03月16日 | グルメ

久しぶりに友人と会うことになり、KITTE丸の内へ。彼女が予約してくれたのは「象印食堂」、象印マホービンが経営するごはんレストランです。友人は、以前 隣のお店で食事をした際、こちらのお店がとても賑わっていたのを見て気になっていたのだそうです。

白木を基調とした清潔感のある店内。入口には炊飯器がずらりと並び、思わず目を引かれます。こちらのお店では、象印の炊飯器「炎舞炊き」で炊き上げたおいしいごはんがいただけます。

窓越しに赤レンガ造りの東京駅丸の内駅舎を眺めながら、「華ごころ会席」をいただきました。

まずは、象印が製造するクラフトビール「ハレと穂」で乾杯。アルコールに弱いので全部は飲み切れなかったのですが、さっぱりとフルーティーな味わいでおいしかった! ラベルもかわいくて、とても気に入りました。

かご盛りの中には、色とりどりの豆皿に盛り付けられた料理が並びます。どれから食べようか迷うほど、愛らしい一品ばかりです。

・真鯛のお造り ポン酢ジュレがけ
・サーモンと大根の醤油麹和え
・甘酒の芋ようかん
・かぼちゃのすり流し
・ふろふき大根の発酵味噌がけ
・ひよこ豆とケールのバルサミコ酢和え
・おこげとがんもどきの粕汁風
・里芋のかんずり醤油がらめ
・れんこんのレモン塩麴きんぴら

メインのお料理
・黒毛和牛のカツレツ デミ味噌ソース仕立て
・ぶりの照焼き バルサミコソース

さらに、炎舞炊きごはん、手鞠麩と湯葉のお吸い物、全国各地のごはんのお供3種が添えられています。
・滋賀県やまじょう 日野菜漬け
・鹿児島産 鰤王そぼろ
・茨城県産 焼ハマグリ

デザートは「お米アイス」。最後まで、お米の魅力を存分に楽しめるラインナップでした。

お茶が提供されたのは象印のタンブラーでした。お茶は熱々ですが、タンブラーの外側はひんやりとしています。ただ、個人的にはお茶の温かさが伝わる陶器のお茶碗のほうがしっくりくるかな、と思いました。

食後にコーヒーを飲もうということになり、1階に下りました。タリーズと SAZA COFFEE と2つのお店がありましたが、せっかくなので、馴染みのあるタリーズではなく、SAZA COFFEE にしようと近づくと…

お店の前にあるメニューを見たところ、なんと 1杯5,000円 のコーヒーがあってびっくりしました。幸いお手頃価格のコーヒーもあったので、こちらに入ることにしました。(後で調べたところ、SAZA COFFEEは茨城を中心に展開しているコーヒーチェーンのようです。)

カップはさまざまなデザインがあり、私たちのカップは、ぽってりとした温かみのあるポーランド食器風のデザインでした。コーヒーもおいしくて、大満足でした。

コメント (4)

小石川 中勢以

2025年03月02日 | グルメ

夫の誕生日のお祝いに、小石川の桜の名所・達磨坂にある熟成肉専門のレストラン 「小石川 中勢以(なかせい)」 さんへランチに行ってきました。

こちらは、にゃんにゃんさんに教えていただいたお店ですが、熟成肉が大好きな夫をいつか連れて行きたいと思っていました。

レストランは精肉店の奥にあり、スイングドアを押して入るというスタイルがユニーク。店内は木目を生かしたシックな空間で、落ち着いた雰囲気の中、ゆったりと食事を楽しめました。

***

この日は 熟成肉のランチコース を予約していました。食事の前に、本日いただく3種類のお肉(近江牛のサーロイン & カメノコ、神戸ビーフのウチモモ)を見せていただくとともに、ご紹介がありました。

お肉の血統書には、父母・祖父母・曾祖父母の名前まで記載されており、驚きました。また、牛の個体識別には 鼻紋(人間の指紋のようなもの) が使われているということを初めて知りました。

まずは スパークリングワイン で乾杯。

シャルキュトリー(加工肉)の盛り合わせ からスタートしました。どれも美味しくて、ワインが進みます。

続いて サラダです。瑞々しい野菜がたっぷりで、ドレッシングはほとんど主張せず、野菜そのものの美味しさを引き立てていました。

メインディッシュの前に 小さなハンバーグの一皿がありました。ソースはなく、お塩のみでシンプルにいただきます。付け合わせの野菜も同じくお塩でいただき、素材の味をじっくりと楽しみました。

いよいよ メインディッシュの熟成肉グリル です。最初に見せていただいた 3種類のお肉 を、おすすめのミディアムレアで焼いていただきました。

お肉は手前から順に、サーロイン(近江牛)カメノコ(近江牛)ウチモモ(神戸ビーフ)です。カメノコというのは、後ろ脚の付け根付近にある希少部位で、亀の甲羅のような形からこの名でよばれているそうです。

お肉はわずかに塩で味付けされているだけなので、お好みで 塩・わさび・しょうゆ をつけていただきます。

これに、ごはん・スープ・お漬物 がつきます。

デザートのは、はちみつのアイスと抹茶でした。

そして、事前にお誕生日のお祝いであることを伝えていたので、夫には バースデープレート を用意してくださいました。私と同じ蜂蜜のアイスのほか、バスクチーズケーキといちご、お皿にお祝いのメッセージが書かれています。

スタッフの方が写真も撮ってくださり、思い出に残る特別なバースデーランチ になりました。

コメント (8)

レストラン ベルヴェデーレ @DIC川村記念美術館

2025年02月22日 | グルメ

2025年3月末で閉館することになった千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館
昨年10月に訪れたばかりですが、その後、知人から招待状をいただき、先日もう一度行ってきました。

【過去記事】
DIC川村記念美術館(2024-10-26)
お茶席 @DIC川村記念美術館(2024-10-31)

エントランスを抜け、森の中の道を進むと、視界が開けて噴水池と芝生の広がる風景が見えてきます。冬枯れの芝生もまた趣があり、美しい光景です。

湖の向こうには、DIC株式会社の研究所の煙突が見えます。

私が「ムーミンの家」と呼んでいる、美術館の建物。

こちらは美術館と同じく、海老原一郎氏が設計したギャラリーとレストランの建物。統一感があり、とても素晴らしいデザインです。

この日の目的は、前回予約できなかった「レストラン ベルヴェデーレ」でのランチ。
閉館を前に予約が増えているため、80分制限のカジュアルコースとなりましたが、「ベルヴェデーレ(美しい眺め)」という名前にふさわしく、燦々と降り注ぐ冬の日差しの中、心に残るランチタイムを過ごしました。

カジュアルコースの内容は、メインをパスタまたは肉・魚料理から一品選び、前菜・デザート・食後の飲み物がセットになっています。

前菜の盛り合わせは、鴨の燻製、ハム、ザワークラウト、貝のマリネ、ポテトと桜海老のジェノベーゼソース和え、ガーデンサラダ。千葉の食材をふんだんに使った料理は、どれも瑞々しく、とてもおいしかったです。

千葉県産「恋する豚」ロースのロースト グリーンペッパーソース
私が選んだメインディッシュです。岩塩でいただく豚肉のローストは、炭火を使っているのでしょうか。シンプルながらも香ばしく、とてもおいしかったです。

八千代黒牛ランプのグリル 赤ワインソース
夫のメインディッシュです。こちらも炭火のような香ばしさがあり、赤ワインのソースが絶妙にマッチしていました。

デザートは、チョコレートのテリーヌ、コーヒーのマカロン、ピスタチオのアイスクリームでしょうか。(すみません、うろ覚えです。)

コーヒーと一緒に、おいしくいただきました。

DIC川村記念美術館 1990–2025 作品、建築、自然

食後は、美術館最後の企画展を鑑賞しました。庭園と館内すべての展示室を使い、約180点のコレクション作品が展示されています。

10月に訪れたばかりですが、私はマーク・ロスコの作品ばかりを集めた展示室や、ルノワールの「水浴する女」が特にお気に入りです。また、フランク・ステラは、この美術館で初めて出会った印象深いアーティストです。

冬の庭園には花こそ咲いていませんでしたが、裸木の枝先には冬芽がほんのり膨らみ、春の訪れを予感させます。

美術館は閉館してしまいますが、この庭園には、ぜひ花の季節にまた訪れたい。そして、いつか東京へ移転する美術館にも足を運んでみたいと思います。

コメント (4)

東天紅 @東京国際フォーラム(2024・新春)

2025年02月08日 | グルメ

映画を観た後、東京国際フォーラム7階にある「中国料理 東天紅」でランチをいただきました。こちらのお店は少し離れた場所にある穴場で、ナチュラルテイストの落ち着いた雰囲気の中、洗練された中国料理を楽しめます。

ランチセットはメニューの種類が豊富にあります。私は、さまざまな料理を少しずつ楽しめる「健美御膳」を、夫は「麺飯セット」にしてメインに五目あんかけ焼きそばを選びました。

セットに付いてくる前菜です。鶏ハムや有頭海老など、お正月らしさを感じる4品。LINE登録をするとその場でドリンクがサービスされたので、私はスパークリングワインをいただきました。

こちらは夫のメインの五目あんかけ焼きそば。間違いのないおいしさです。

点心です。ミニミニサイズの蒸籠(せいろ)がかわいい! 焼売と翡翠色の海老蒸し餃子、どちらもおいしくいただきました。

薬膳スープ。しみじみと染みわたるおいしさで、体がぽかぽかと温まりました。

海鮮料理と肉料理がいっしょに運ばれてきました。肉料理は豚肉と野菜の炒め物で、豚肉がぷりぷりとしていてとてもおいしかった! 海鮮料理は海老チリで、チーズが入っています。旅館の一人鍋のように温めながらいただくのがユニークでした。

ごはんか豆乳粥を選べるので、私は豆乳粥にしました。濃厚な味わいでしたが、搾菜などのお漬物が付いていたので、さっぱりといただけました。

デザートは杏仁豆腐とココナッツのおだんごでした。

東京国際フォーラムには、毎年年末年始の時期に恒例の干支ツリーが飾ってありました。今年は巳年ということで、蛇のぬいぐるみを並べたツリーが飾られていました。赤・黄緑・赤と黄緑の2色の、3つのツリーが並んでいて華やかでした。

蛇は私がもっとも苦手とする動物のひとつですが、この干支ツリーの蛇はかわいらしかったです。

【過去記事】
東天紅の冷やし豆乳担々麺(2017-07-27)
東天紅 &新しいPC(2019-01-06)

コメント (6)

Loiseau de France(ロワゾードゥフランス)

2025年02月02日 | グルメ

お誕生日が近いブログ友達のまだ~むさんと、今年もバースデーランチでお祝いしました。今年訪れたのは、飯田橋の東京日仏学院内にあるフレンチレストラン 「Loiseau de France(ロワゾードゥフランス)」 です。

以前ブログにも書いたかもしれませんが、若い頃フランスへの憧れが強かった私は、大学卒業後もしばらくフランス語を習っていました。進歩のほどはさておき、クラスは和気藹々としていて、とても楽しかった!

当時のフランス語の先生に教えていただいたのが 東京日仏学院 で、ここにはフランス語のクラスのほか、本屋さんやレストランがあり、日仏文化イベントなども時々開催されているようです。

レストランが昨年新しくオープンしたと聞き、一度行ってみたいと思っていたので、まだ~むさんをお誘いしました。

東京日仏学院は、外堀通りから少し入った小高い丘の上にあります。

レストランは広々とした芝生のお庭に面しており、テラス席もあります。寒さの中にも燦々と降り注ぐ冬の日差しが心地よく感じられました。

席はゆったりと配置されていて、周囲を気にせずおしゃべりを楽しめたのがよかったです。窓際のスクリーンに描かれたパリの風景も、気分を盛り上げてくれました。

アミューズブーシュは、チーズを練り込んだふわふわの焼菓子。

蕪のポタージュ は、蕪の白い部分だけを使い、とろりと濃厚な味わいに仕上がっていました。上に添えられた緑色のソースは、蕪の葉と茎をペーストにしたもの。それぞれの風味の違いが楽しめました。

パンはバゲットとカンパーニュ。

メインのお料理は、大山鶏のブランケット。大山鶏(だいせんどり)は鳥取県のブランド鶏、ブランケットはクリーム煮のこと。じゃがいも、にんじん、さやえんどうが添えられ、フランス風クリームシチューといった趣でした。

実は私は、前日の夜にちょうど鶏肉のクリームシチューを作ったばかりで、添えられていた野菜までいっしょでした。もちろん、プロの味と比べるのは失礼ですが、せっかくなら家庭ではまねできないような一皿を味わいたかったです。

追加でお願いしたデザートは、ワゴンで運ばれてきてわくわくしました。

私は洋梨とフランボワーズのヴェリーヌを選びました。洋梨のコンポートの下には、とろとろカスタードとフランボワーズ入りのふるふるゼリー。フルーツの酸味がさわやかで、大満足のお味でした。

予約時に「バースデー」と伝えていたので、お皿にメッセージを入れていただけたのもうれしかったです。

まだ~むさんのデザートは、パリ・ブレスト。ヘーゼルナッツクリームがたっぷり詰まっていて、とてもおいしそうでした。それぞれ、温かいコーヒーとカフェオレをいただきましたが、ガラスの器で供されたのがおもしろかったです。

食通のまだ~むさんには、ちょっと面白みのないお料理になってしまって申し訳なかったですが、たくさんお話できて楽しい一日となりました。

コメント (8)

CAFE GITANE(カフェ・ジタン)@恵比寿

2025年01月18日 | グルメ

この日は、恵比寿ガーデンプレイスに用事があった夫と待ち合せて、その後いっしょにお昼をいただきました。

恵比寿ガーデンプレイス イルミネーション2024

毎年ホリデーシーズンにガーデンプレイスで飾られているバカラのシャンデリア。今年は1月13日までの展示ということで、ぎりぎり見ることができました。

別の角度からパチリ。今年で25年目を迎えるそうですが、その輝きは変わることがありません。まさに「エターナルライツ」と呼ぶにふさわしい美しさでした。

さて、お昼はガーデンプレイスからアメリカ橋を渡り、恵比寿駅方面に向かう途中にあるCAFE GITANE(カフェ・ジタン)を訪れました。以前から前を通るたびに気になっていたお店です。

ニューヨークのノリータ地区(Nolita = North of Little Italy, リトルイタリーの北)にある人気カフェの東京店です。ミッドセンチュリーモダンのインテリア。レトロで洗練された雰囲気がすてきなカフェです。

着いた時はかなり混み合っていましたが、昼食の時間をだいぶ過ぎていたので、すぐに席に案内していただけました。

私は「帆立のロースト ポルチーニ茸のクリームリゾット」をいただきました。外はしっかり、中はミディアムに焼き上げた帆立がむっちりとしておいしい。ポルチーニ茸をはじめ、さまざまな茸が入ったリゾットは、冬にぴったりの味わいでした。

夫は和牛バーガーにしたかったのですが、残念ながら品切れとのことで「黒毛和牛プルドビーフのバオ キムチマヨネーズ キャロットラぺ コリアンダー」をオーダーしました。甘辛味のプルドビーフが絶品で、こちらも大満足の一品でした。

***

こちらのお店では、アボカドトーストとクラシックプリンが看板メニューのようです。カフェタイムだったためか、クラシックプリンを注文する方が多かったのですが、中には写真を撮っただけで、ほとんど残したまま帰るお客さんもいらっしゃいました。

これまでこういうシチュエーションに遭遇することはほとんどなかったので、かなりショックを受けました。

***

ホールスタッフの女性たちは、みな同じ髪型(ポニーテール)とメイク、黒いニットに黄緑色の膝丈ジャンパースカート(制服)といういで立ち。みなさんかわいらしいのですが「ブレードランナー」に登場するAIロボットを思い起こしました。(それを狙っているのかも?)

ランチの後は、裏通りをぶらぶらしながら、車を停めたガーデンプレイスにもどりました。このエリアには、カフェ風の食器屋さん(若い方たちで大混雑)や、ニューヨークの古い事務家具を集めたようなインテリアショップなどがあり、見ているだけで楽しかったです。

コメント (4)