セレンディピティ ダイアリー

映画とアートの感想、食のあれこれ、旅とおでかけ。お探しの記事は、上の検索窓か、カテゴリーの各INDEXをご利用ください。

KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA (2024・秋)

2024年11月04日 | グルメ

映画を見る前に、六本木ヒルズに入っているお気に入りのイタリアン・レストラン「KNOCK CUCINA BUONA ITALIANA」(通称KNOCK)でスパゲティのランチを楽しみました。今回も前回と同様に、サラダとパスタ2品をシェアしました。

インサラータ・エレナ
根菜がっつりのアンチョビとくるみのドレッシング
Seasonal root vegetables salad with walnut & anchovy sauce

グリーンリーフと根菜などのカラフルな野菜が別々に盛り付けられているので、彩り豊かな根菜がグリーンリーフに隠れることなく楽しめました。かぼちゃ、安納芋、ごぼうが入っていて、秋らしさを感じます。

左に見える白い野菜はマコモダケ。ウドのようなシャキシャキとした食感が楽しめましたが、調べてみると、マコモダケはウドと違ってイネ科の植物であることを知りました。ウドは春の野菜ですが、マコモダケは10月に収穫される秋の野菜なのですね。

佐賀の春菊で「バッカラ・グリーン AOP」スパゲティ
Spaghettini with crown daisy, cod, garlic &red pepper

前回いただいた時は夏だったので、ケールのグリーンソースでしたが、今回は晩秋にふさわしい春菊のグリーンソースでした。AOPはアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの略です。

バッカラはイタリア語で鱈のこと。スペイン語ではバカラウ、ポルトガル語ではバカリャウと呼ばれ、ヨーロッパでもポピュラーなお魚ですね。春菊と鱈は鍋料理でもおなじみの組み合わせなので、相性は抜群でした。

徳島のサンマッシュしいたけで「牛すじラグー」スパゲティ
Spaghettini with Shiitake, beef, tomato & tomato sauce

サンマッシュしいたけは、北研という会社の特許技術で栽培された高品質なしいたけです。(あとでググりました)

牛すじラグーは、前回は万願寺唐辛子と合わせていましたが、今回は秋らしくしいたけと組み合わせていました。しいたけはほぼ生の状態で入っていて、新鮮な味わいと食感がそのまま楽しめました。

右上に見えているのはお店のオリジナルのミルクパンです。ソースをぬぐって残らずいただきました。

食後は大好きなイタリアンコーヒーをいただきました。スープのようにたっぷりと楽しめて、大満足でした。

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お茶席 @DIC川村記念美術館

2024年10月31日 | グルメ

DIC川村記念美術館について、前記事のおまけです。

この日は本当は美術館に併設されているレストランでランチを楽しみたかったのですが、なんと3時間待ちとのことだったので、今回は諦めることにしました。

その代わりに、お茶席でお抹茶と上生菓子のセットをいただくことにしました。お茶席は当日、店頭での予約となります。

こちらのお茶席は「立礼式茶席」といって、テーブルと椅子の席で、お茶とお菓子をいただきます。各回30分8席のみで、お庭の風景を眺めながら、しばしゆったりとした静かな時間をすごすことができました。

上生菓子はいくつかあるようですが、お店のスタッフがひとりひとりに合わせて選んで持ってきてくださいます。夫の和菓子は、菊の花のように見えますが、ひと目で「あっ!」と気づきました。

やはりそうでした。「光の華」という名前で、エントランスホールの天井装飾をイメージしたオリジナルの和菓子だそうです。

こちらがそのエントランスホールの天井装飾です。ダリアの花のようで、入口を入った瞬間から美しさに惹かれ、うっとりと見上げていました。

私のところに持ってきてくださったのは「紫式部」というお菓子です。

紫式部の実のような、小さくてかわいい紫の飾りがちょこんと乗っています。後でお庭を散策した際に紫式部の実は見つけられませんでしたが、どこかにあったのかもしれません。(それとも今放映中の大河ドラマに合わせた演出かもしれません。)

この他に特別メニューとして、企画展「西川勝人 静寂の響き」に合わせたお菓子も用意されていました。

西川勝人さんの白いほおずきのオブジェを模した、こちらも美しいお菓子でした。

窓から見える風景も素敵でした。噴水の池と、その手前には秋の気配を感じさせるパンパスが見えました。遠くに見える塔のついた建物は、DIC株式会社の研究所です。

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香家 @渋谷ヒカリエ / レディ・ガガ「Harlequin」

2024年10月20日 | グルメ

映画を見た後で、少し早めの夕食をいただくことに。辛い物好きの息子の希望で、渋谷ヒカリエ1階にある担々麺専門店「香家」(こうや)を訪れました。

ヒカリエの1階にレストランがあるとは知らなかったのですが、こちらのお店は入口が建物の外にあるので、今まで全く気付かずにいたようです。

香家さんはチェーン店で、入ったことはないのですが、目黒店は前を通る度に息子が好きそうだなーとひそかにチェックしていたので、この偶然にびっくりしました。

担々麺といっても、キッチュでおしゃれな中華風インテリアが、入りやすい雰囲気です。看板メニューの担々麺が4種類くらいあって、点心や一品料理を組み合わせたセットメニューが豊富でした。

ビールと、ライチ紅茶で乾杯。ライチ紅茶の茶器は、以前横浜中華街で同じようなのを初めて見てかわいいな~と思っていました。中に茶こしがついていて、お茶碗に注いでお茶がたっぷりいただけます。

メインの担々麺とは別に、麻婆豆腐をいただきました。麻婆豆腐は息子の大好物なので家でもよく作りますが、これはお豆腐がそのまま丸ごと入っているのがユニーク。見た目にインパクトがありますが、今度真似して作ってみようかしら。

私のハーフの担々麺セットについていた豆苗炒め。シンプルながらおいしくて、最近家でもまねして繰り返し作っています。私のセットにはこのほか、水餃子がついていました。

私は「姫・担々麺」をいただきました。胡麻の風味がいっぱいでまろやかなお味。ハーフサイズにしましたが、私には十分な量でした。

息子の飲茶セットについていた点心セット。ほかにくらげの前菜がついていました。

息子が食べた「青鬼・担々麺」。青花椒が効いて、びりびりと痺れます。

メニューには、汁なし担々麺も2種類ありました。辛いものが苦手でも、マイルドな担々麺があるのがうれしい。機会があったらまたいただきたいです。

***

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ」にはサウンドトラックが出ていて、YouTubeでも聴けますが、レディ・ガガとホアキン・フェニックスがささやくように歌っているので、音楽だけだと少々たいくつです。

この他に、レディ・ガガが映画にインスパイアされて制作した「Harlequin」というアルバムを出していて、こちらの方がずっといい! ガガの魅力が堪能できます。こちらもYouTubeで聴くことができます。

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ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション @恵比寿ガーデンプレイス

2024年10月13日 | グルメ

恵比寿ガーデンプレイスの「ラ ターブル ドゥ ジョエル・ロブション」(LA TABLE du Joel Robuchon) でアニバーサリーランチをいただきました。

壮麗なメゾンの堂々たる佇まいに気持ちが華やぎます。レストランは1階と2階に分かれていて、1階のラ ターブルは2階より少しお手軽にお料理が楽しめます。(とはいえ普段使いにとはいきませんが)

以前、友人の壮行会を行う際に、幹事としてお世話になったこちらのお店。スタッフの飾らない中にも細やかな心遣いに大いに助けられました。久しぶりでしたので、お料理も楽しみにしていました。

パープルで統一されたダイニングルームは変わらずそのまま。シックな中に華やかさがあって私も大好きな色です。ナプキンを結ぶサテンのリボンが白い器のアクセントになっています。

車で訪れたので、二人ともノンアルコールの飲み物をいただきました。私はスパークリング、奥はメルロー。いってみればぶどうのジュースですが、グラスに注ぐと形になりますね。

アミューズは、タルティーヌでした。一口サイズのバゲットに、サーモンを使ったクリーム。上にイクラをのせて、穂紫蘇を散らしています。

前菜です。こちらは「ズワイ蟹をグリーンマスタード風味のブロッコリームースと共に」。美しいグリーンのブロッコリームースの下に、ズワイ蟹がたっぷりと隠れています。クラゲを思わせるガラスの器の重ね使いがすてきです。

私は「薫り高いキノコのヴルーテ クルトンとイベリコ豚の生ハムをアクセントに」をいただきました。きのこを使った温かいクリームスープで、芳醇で濃厚なおいしさ。生ハムの塩気がアクセントになっていました。

パン三種類もそれぞれに個性があって楽しい。オリーブオイルをディップしたり、お皿のソースをぬぐったりしていただきます。ミニサイズのバゲットは、地下のブーランジェリーでも購入できます。

メインのお料理です。こちらは「柔らかく煮込んだ仔羊のスネ肉 エピスの効いた人参のムースリーヌと共に」。仔羊によく合うクミンなどのスパイスが香る、モロッコ風のお料理。私の大好きなお料理です。

私は「北海道産エイのポシェ 梅干しで酸味を効かせたブールノワゼットと共に」をいただきました。エイをいただいたのはたぶん初めてと思います。ググったところ、サメと同じく軟骨魚類の一種とのことですが

以前アメリカでエイに触った時に、イルカに似てゴムのように肉厚でむっくりとした触感だったと記憶しています。くるりと巻かれたエイの肉は、お魚というより柔らかい鶏のささみに近い食感に思いました。

お味は淡泊で、ほんのり梅干の風味を効かせたノワゼットバターがよく合いました。上に穂紫蘇を散らし、和洋がみごとに融合したお味でした。

予約の時にアニバーサリーのことをお知らせしていたので、すてきなプレートを用意してくださっていました。お祝いのお食事を楽しんでいるお客様も多く、他にもバースデープレートでお祝いしているテーブルがありました。

デザートです。こちらは「なめらかなショコラのガナッシュにビタークッキーでコーティングしたカカオのグラスをのせて」。チョコレート好きにはたまらない一品です。

私は「柚子とハチミツのヴァシュラン キャラメルソースをあしらって」をいただきました。柚子のアイスクリームをメレンゲで包みバーナーで焼き色をつけた一品ですが、蜂の巣を模しているところがかわいい!

上にも蜂の巣風のプレートがのっていますが、この穴はストローで空けたのかしら?と想像しました。

お皿の縁にもハートやお花をあしらっていて、なんともキュートな一皿です。

食後のお飲み物は、私はハーブティをいただきました。小菓子は、マドレーヌ風の焼菓子と、ブルーベリーののったフィナンシェ風の焼菓子、そしてオランジェット。

お客様が少なくなってきたところでパチリ。和の要素をさりげなく取り入れたフランス料理はどれもおいしくて、よい記念のお食事となりました。。

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Taco Fanatico NAKAMEGURO

2024年09月22日 | グルメ

中目黒にあるメキシコ料理のお店、Taco Fanatico NAKAMEGURO (タコ ファナティコ 中目黒) にお昼を食べに行きました。中目黒の駅からすぐ。目黒川沿いにある、カウンターのみの小さなお店です。

タコスのほか、メキシコ料理のアラカルトがたくさん、テキーラの種類も多いです。カウンターということもあり、お客さんの滞在時間はそれほど長くありませんが、次から次とひっきりなしにお客さんが入ってきます。

照明を落とした店内、陽気なメキシコ音楽がかかっていて、雰囲気がよく、メキシコ料理の大好きな私には大いに楽しめました。ちなみにTacoはタコス、Fanaticoはスペイン語で熱狂的信者という意味です。

お昼ですが、まずはカクテルで乾杯。左はエクストラミントモヒート(Extra Mint Mojito)、たっぷりとミントの葉が入っています。

私は右のハマイカテキーラ (Jamaica Tequila) をいただきました。メキシコでおなじみのハイビスカスとテキーラを使ったカクテルです。甘さがあって口当たりがいいですが、アルコール度数が高く、すぐに頭がくらくらしてきました。

タコスを2種類オーダーしましたが、どれも小さくてかわいいです。生地が黒っぽいのがユニークですが、こちらのお店のタコス用の自家製トルティーヤは、すべてグルテンフリーだそうです。

左はアルパストール (Al Pastor)。調べたら“羊飼い”という意味でした。チリ (メキシコ料理の香辛料) でマリネした豚肉と、パイナップルのタコスです。

右はチポトレビーフ (Chipotol Beef)。チポトレもメキシコ料理の香辛料ですが、牛肉の煮込みのタコスでした。どちらもおいしい。

大好きなケサディーヤ (Quesadillas)。2種類あって、私はハラペーニョチキンにしました。ケサディーヤはメキシコ版ホットサンドといったところでしょうか。2枚のトルティーヤの間にチーズと具をはさんで両面を焼いています。

フレンチフライが急に食べたくなって。メキシカンスパイスがまぶしてあります。

大きなスタンドミキサーで、タコス用のトルティーヤの生地をこねていました。年季が入っていてかっこいいマシンでしたが、あまりにガタガタと動くので、キッチン台から落ちるじゃないかと心配になりました。^^

チキンファフィータ (Chicken Fajita)、チキンのグリルです。サルサソースと、シラントロ (コリアンダーの葉) のソースが添えられています。チキンは香ばしくてとてもおいしかったです。

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食事の後は、目黒川沿いをぶらぶらお散歩。ロータス (Lotus Baguette) でパン、福砂屋の直売店でカステラ、ジラソーレ(GIRASOLE) でイタリア食材を買って帰りました。

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BLUE NOTE PLACE @恵比寿ガーデンプレイス

2024年09月21日 | グルメ

恵比寿ガーデンプレイスに2年前にオープンした BLUE NOTE PLACEにお昼を食べにいきました。ここは以前「ビア ステーション恵比寿」というビアホールがあったところです。

BLUE NOTEはニューヨークにあるジャズクラブで、日本では青山に支店がありますが、こちらのBLUE NOTE PLACEは、お食事がメインで、時々音楽ライブが開催されているようです。

ビア ステーションだった頃に何度か訪れたことがありますが、全体的に新しくリノベートされていて、シックで、エレガントな空間になっていました。

それでいて、窓側のサンルーム風の造りだったところが、半個室になっていたり、凝った木組みの床がそのまま生かされていたり、ところどころに昔の面影が残っていたのに、ほっと心が和みました。

夫はメインのお料理が選べるランチのコース、私は軽いものがよかったので、キューバンサンドウィッチをいただきました。

リースサラダ 野菜、フルーツ、ナッツ、穀物、雑魚…ホワイトバルサミコドレッシング。

いろいろなものが彩りよく並べられ、全体に混ぜながらいただきます。食感の違いが楽しめて、これはとてもおいしかった。

夫のコースについていたお料理ですが、私が気に入って、半分以上いただいてしまいました。

私がいただいた、USポーク キューバンサンドウィッチ。USポークのハムとライム風味のブルドポーク、チーズ、ピクルス、ビオマスタード。パイナップルが添えられています。

キューバンサンドウィッチと聞いて思い出すのは、ジョン・ファヴローが監督・脚本・製作・主役を務めた「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」(Chef)。

映画に出てくるキューバンサンドウィッチがとにかくおいしそうで、映画を見た後、一時期とりつかれたように、キューバンサンドウィッチ風のホットサンドを作っていました。

コースについていた本日のスープは、冷たいかぼちゃのポタージュでした。ほかほかのパンも絶品。

メインのお料理は、WATONもち豚肩ロースのグリル。豚肉のグリルももちろんおいしかったのですが、付け合わせの野菜やソースが絶品でした。

つけあわせは、いちじく、きのこ、じゃがいものガレットなど、ほんのり秋を感じる組合せ。ソースはパプリカでした。

デザートは、桃のコンポート 杏仁ブランマンジェ 赤紫蘇のグラニテ。こちらは、まだまだ暑い今の時期にぴったりのさわやかさ。とってもおいしかったです。

アメリカ料理らしい華やかさと、日本らしい繊細さなお味。いいとこどりのおいしさでした。

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MORETHAN GRILL

2024年09月15日 | グルメ

ブログフレンドのまだ~むさんとごみつさんと、ランチをごいっしょしました。場所は、西新宿の新宿中央公園の横にある MORETHAN GRILL (モアザングリル)。今回もまだ~むさんが見つけて、予約してくださいました。

ミッドセンチュリー風のインテリアが、シックで洗練された雰囲気ながら、居心地がよく落ち着けました。大きな窓から自然光が優しく降り注ぎ、隣の新宿中央公園と、街路樹の緑が美しかったです。

私たちは前菜をシェアして、それぞれ好きなパスタかリゾットをいただきました。

宮崎産 都萬牛のカルパッチョ ベビールッコラと長谷川さんのマッシュルーム。牛肉のカルパッチョというのがめずらしい。私は初めていただいたかもしれません。ぎゅっとレモンをしぼって、サラダ感覚でおいしくいただきました。

牡蠣が大好きな私は、牡蠣とパンチェッタのリゾットをいただきました。見た目は地味ですが、塩気の効いたパンチェッタが、ふっくらとした大粒の牡蠣の旨みを引き出して、ふくよかなお味でした。

まだ~むさんが召し上がったのは、スモークサーモンのタリアテッレ。クリーミィでおいしそうでした。

ごみつさんの、秋刀魚とブラックオリーブのトマトソーススパゲティ。秋刀魚は、私は塩焼きよりも、パスタやオーブン焼きなどでいただく方が実は好きです。こちらもおいしそうでした。

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食後に、お二人はデザートを楽しまれましたが、私はハーブティのみいただきました。

まだ~むさんの、クレームダンジュ。柔らかいレアチーズケーキのようなふわっとしたスイーツです。上に刻んだメロンがのっているのが夏らしいさわやかさです。

チーズケーキとアップルパイが大好きというごみつさんは、迷わずバスクチーズケーキを選ばれました。表面の焼き色が均一で、さすがはプロだなーと目が釘付けになりました。

この後は、1階のMORETHAN BAKERY でお買い物して、飲み物をテイクアウトし、ソファでおしゃべりの続きを楽しみました。

THE KNOT TOKYO Shinjuku というデザイナーズホテルの中に、MORETHAN GRILL、MORETHAN BAKERY、そしてスペイン料理のMORETHAN TAPAS LOUNGE という3つのレストランが入っています。

まだ~むさんのお話によると、スペイン料理のお店には、お昼にタパス・バイキングがあってとても人気があるとか。

ホテルは外国からのお客様でにぎわっていましたが、最近こういうタイプのデザイナーズホテルを、東京でも京都でもよく見かけます。荷物を預かるスペースがたっぷりと取られていて、大きなスーツケースがたくさん並んでいたのが印象的でした。

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ビストロ レスカリエ & ラトリエ ドゥ スタンドバインミー

2024年09月08日 | グルメ

自由が丘のお気に入りフレンチレストランと、ベトナム料理カフェです。

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1軒目はフレンチレストランの「ビストロ レスカリエ」(Bistrot L'Escalier) こちらは以前自由通りにあったお店で、過去に記事にしています。

【過去記事】自由が丘 「Bistrot L'Escalier(ビストロ・レスカリエ)」(2009-03-30)

2018年にここから歩いて5分くらいのところに移転しましたが、黄色の壁や、サヴィニャックのポスターなど、ほとんど当時の雰囲気のまま。メニューも2009年とほとんど変わっていません。

でもオールタイムベストともいうべきお料理は、何度いただいても飽きることなくおいしい。きっと見えないところで進化しているのだと思いますし、シェフの自信作なのだと思います。

ちなみにレスカリエというのは階段のこと。以前は建物の2階にありましたが、現在のお店は通りに面した1階にあります。それでも階段を描いたお店のマークはそのままで、創業の思いを大切にしていらっしゃるのだろうな、と想像しました。

前菜と主菜をそれぞれ選ぶ、プレフィクスのランチコースをいただきました。

せっかくなのでワインをいただくことに。お料理をサーヴしてくださるスタッフがソムリエでもあり、テーブルワインの中から赤2種類、白2種類をご案内してくださいます。

パテ ド カンパーニュ メゾン。瑞々しいサラダとマスタードが添えてあります。問答無用のおいしさです。

鶏白レバーのムース。彩野菜たっぷりのサラダと、カリカリにトーストしたバゲットのスライスが添えられています。このバゲットに、レバーのムースをたっぷりのせていただくと至福のひと時です。

私は本日のお魚料理をいただきました。鯛とヒラメの2種類の白身のお魚を使った贅沢なグリルで、食感の違いが楽しめました。パプリカを使った美しいソースも絶品。

仔羊の煮込みは、クスクス、ハリッサ (北アフリカのピリ辛ペースト) が添えられていて、洗練されたモロッコ料理といった感じ。こういうお料理、大好きです。

おなかがいっぱいになったので食後は飲み物のみいただきました。ジンジャーレモンのハーブティが、優しく体を温めてくれました。

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もう1軒は、ビストロ・レスカリエと同じ通りにあるベトナム料理カフェの「ラトリエ ドゥ スタンドバインミー」(L'Atelier de Stand Banh Mi) 学芸大学にあるお気に入りのベトナム料理カフェ「スタンドバインミー」(Stand Banh Mi) の2号店です。

学芸大学にある1号店は、過去に3回記事にしています。

スタンドバインミー(Stand Banh Mi) (2020.05)
スタンドバインミー(Stand Banh Mi) (2020.07)
スタンドバインミー(Stand Banh Mi) (2020.08)

自由が丘の2号店は、テラスがあって、南国の樹木が植えられて、小さなお店ながら、ちょっぴりリゾート気分が味わえます。この日いただいたのは以下の2品。

汁なし混ぜ米麺「フーティウコウ」。自家製チャーシューに漬煮卵、空心菜のナムルなどがのっていて、ボリュームたっぷり。コクのあるたれがからみ、夏にぴったりのおいしさです。

私はバインミーをいただきました。ベトナム料理にそれほど詳しいわけではありませんが、私ここのバインミーが一番好きです。自家製のパンに自家製レバーパテ、自家製豚ハム、それからナマスと、香草などのハーブがたっぷり。

このお店のベトナム料理は、現地に忠実に…ではなく、どうしたらおいしくなるかを研究して作られていて、その探求心は留まるところを知りません。時々無性に食べたくなるお味です。

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CARVAAN TOKYO @渋谷スクランブルスクエア

2024年09月02日 | グルメ

映画を見た後、用事のあった息子と合流して、渋谷スクランブルスクエアのCARVAAN TOKYO (カールヴァーン・トウキョウ) で夕食をいただきました。

以前訪れて気に入ったアラビア料理のお店ですが、中東料理の好きな息子と、機会があったら再訪したいと思っていました。

【過去記事】アラビア料理を楽しむ &青の洞窟 (2023-12-10)

レストラン街のある12階にちょっとした展望スペースがあります。渋谷スクランブルスクエアの屋上には SHIBUYA SKY という有料の展望台がありますが、12階の展望スペースからも眼下に渋谷のスクランブル交差点を見ることができます。

暮れなずむ渋谷の風景、なかなか絵になりますね。

さて、レストランではまずはクラフトビールで乾杯。こちらのお店では、中東風クラフトビールの種類が充実しています。

右はスペルト・ヴァイツェン。メソポタミアを源流とする古代小麦スペルトを使った柔らかい口当たりとバナナのようなフルーティな香りの小麦ビールです。

左はシーズナルビールの中から、パッション・ラガー。トロピカルな香りを持つモザイクホップと上品な苦味のテトナングホップにモルトの香味がパッションフルーツの味わいを引き立てる淡色のサマービールです。

私はクラフトビールではなく、手前のアラビアン・クラフト・コーラをいただきました。花蜜とデーツのやさしい甘さにオリジナルブレンドのスパイス香るクラフト・コーラです。上下二層を混ぜていただきます。

野菜好きの私は、ヴィーガンメニューの「茄子のカルヌヤルクと季節野菜のタジン」をいただきました。香味野菜とナッツ、杏で作る特製パティを茄子に詰めたトルコ料理カルヌヤルク。様々な食感の季節野菜を楽しむタジンです。

茄子の肉詰めのことを、カヌルヤヌクというのですね。特製パティはお豆に似ていると思いましたが、お肉を使わずとも風味豊かでボリュームがありました。

サ ーカシアン・チキン。サ ー カ シ ア からエ ジ プトへ 伝 わっ た 、香 ば し い 胡 桃 の ソー スとグリルした鶏肉のタジン。サーカシアは、現在のジョージア、アルメニアにあたる地方だそうです。

クルミの風味が濃厚なチキンのクリームシチューといった感じのお料理でした。

アラビアン・ラム・バーガー。仔羊肉をチョップしたジューシーなパティにフェタ&モントレージャック2種類のチーズとタルタル&ハリッサ2種類のソース、タブーリと野菜を特製のバンズに挟んだCARVAANのスペシャル・バーガー。

タブーリはパセリをたっぷり使った中東のサラダ。ハリッサは唐辛子とスパイスを使ったピリ辛のペーストで、最近はカルディなどでも手に入りますね。

シックな店内の中、お料理も飲み物もどれもおいしくて大満足でした。

お食事の後に、再び12階展望スペースでパチリ。夜の渋谷の風景です。

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伊太利亜市場 BAR

2024年08月25日 | グルメ

映画を見た新宿ピカデリーの近くでお昼をいただきました。新宿伊勢丹の別館、パークシティ3の2階にあるイタリア料理店、伊太利亜市場 BAR です。

新宿伊勢丹のレストラン街はいつも混んでいますが、こちらは別館で、入口が離れていて目立たず、すぐに入れるので意外と穴場だと思いました。サルヴァトーレ・クオモの系列なので、お味も間違いなし。カジュアルなお店の雰囲気もよかったです。

サラダと前菜、ドリンク&スープバー、パスタかピッツァ、デザートとついて、リーズナブルにおいしいランチが楽しめました。

暑くてのどがかわいていたので、レモンのスライスの入ったスパークリングウォーターをいただきましたが、これがとてもおいしかった! スープはコーンポタージュ。こちらも甘みがあって、まろやかなお味でした。

サラダと前菜の盛り合わせ。サラミやスモークサーモン、その他いろいろ入ってボリュームもあり、これだけで大満足でした。

メインのお料理は、パスタ、ピッツァ、お肉料理、全部で8種類ある中から選びます。私たちはパスタ2種類、ピッツァ1種類を選んでシェアしていただきました。

最初に運ばれてきたのは、クワトロフォルマッジ (4種類のチーズのピッツァ) のはちみつがけ。私の大好きなピッツァです。

イタリアンソーセージと甘長唐辛子のピリ辛トマトスパゲティ

渡り蟹の濃厚トマトクリームソーススパゲティ。パスタ2種はトマトかぶりになりましたが、お肉とお魚、ピリ辛とクリーミィで、それぞれ個性があって楽しめました。

デザートは、オレンジピールの入った焼菓子でしたが、私が大好きなタイプのケーキ。コーヒーといっしょにおいしくいただきました。

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映画「ツイスターズ」の序盤では、ヒロインのケイトが過去のトラウマから故郷のオクラホマを離れ、ニューヨークの気象予報会社で働いているという設定でした。

その時のケイトのリップの色がすてきだったので、同じ色のリップが欲しくなって、食事の後に伊勢丹に寄りました。

マットな発色のピンク系のベージュは、ナチュラルで目立ちすぎず、今の気分にぴったりでした。NARSはニューヨーク創業のコスメブランドですが、今は資生堂下の一部門となっています。

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