六本木ヒルズで映画を見た後、裏通りをぶらぶら歩き、お肉料理に定評のあるカジュアルフレンチのMOZUさんにお昼を食べに行きました。場所は、東京ミッドタウンや国立新美術館の近く、トライセブンのすぐ裏です。
お店は奥に細長く、カウンター席が多め。1、2組待ったあと、私たちもキッチンに面したカウンター席に案内されました。若いシェフたちがきびきびと働く様子を見るのは気持ちのよいものです。お昼はパスタとお肉のコースがあり、私たちはお肉のコースをいただきました。
前菜は4種類から選びます。こちらは”燻製サーモンとクリームチーズのキャンディテリーヌ レデュイエールバルサミコ”です。スモークサーモンとクリームチーズが、アイスキャンディのように成形されているのが楽しい。2種類のソルトが添えられています。
私は、”ビーツ・林檎・ゴルゴンゾーラのサラダ カッテージチーズとローストミックスナッツ”をいただきました。ビーツのピンクが美しい。ゴルゴンゾーラがいいアクセントになっていました。
主菜のお肉料理は、10種類から選びます。そのうち5種類がビーフでした。サーロインが売切れで、シェフのお勧めで”A3等級和牛イチボのグリル 赤ワイン塩と山葵”になりました。紫芋のマッシュにピンクのお肉、ピンクのお塩とこちらもピンクが美しい。
イチボというのはお尻のえくぼのお肉なのですね。(macaroniより)お塩とわさびでシンプルにいただくと、お肉のおいしさが引き立ちました。
私は、”牛ハラミのコンフィ 赤ワインベースのステーキソース”をいただきました。牛ハラミのコンフィは、こちらとさっぱりネギポン酢とソースが2種類あって、私は洋風のソースが気分だったのでこちらにしたのですが、想像と違っておしょうゆとにんにくを効かせた焼肉風のソースでした。これはこれでおいしかったのですが、気分に合わなかったのがちょっと残念。
デザートは3種類から選びます。こちらは”NYチーズケーキ”。
私は”オレンジ風味のババロア”をいただきました。さっぱりつるんとおいしかったです。
ランチということもあり、盛付けにはあまり力を入れていないようでしたが、シンプルなお肉料理はボリュームたっぷりで素材のおいしさが引き立ち、質実剛健といった感じでした。お肉ビストロとよびたくなる、しっかりいただけて満足感のあるお料理でした。