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函館 五島軒の洋食 ~ トラピスチヌ修道院

2024年03月23日 | +函館

2年がかりになってしまった函館旅行記もようやく最終回です。これまでの記事はこちら。

1.函館ひとり旅 ベイエリアから元町へ
2.暮れなずむ元町 ~ 函館の夜景
3.函館朝市の風景 ~ 紅葉の五稜郭
4.箱館奉行所 ~ 五稜郭タワー ~ 函館麺厨房あじさい
5.函館元町洋館めぐり ~ 立待岬
6.大沼国定公園散策

函館最後の夜は、創業1879年の老舗洋食店「五島軒」で夕食をいただきました。

歴史を感じる佇まいに、わくわく期待が高まります。五島軒は函館の老舗洋食店としてお名前を存じ上げていましたが、こちらのレトルトカレーは函館みやげとしても有名ですね。正確には「五島軒」は会社の名前で、本店の名前は「レストラン雪河亭」といいます。

店内は古めかしくゴージャスな作りで、待合室が広々としているのがさすが老舗の貫禄です。私はディナーの開店5時に予約していましたが、女性のひとり旅といった風情のお客様が比較的多く、みんな考えることは同じなんだなーと実感しました。

繰り返しになりますが、こういうお店は女性ひとりでも入りやすくて安心です。

私は、お店の名物料理が少しずつ楽しめる「明治の洋食&カレーセット」を予約していました。イギリス風ビーフシチュー、コーンポタージュ、洋食プレート(カニクリームコロッケ、海老フライ、ビーフシチュー、温野菜)サラダ、一口デザートという組合せです。

正直いうと全部一度にトレイにのせて運ばれてくるのが、なんだか給食みたいだなーとちょっと興ざめだったのですが(できればコースのように少しずついただきたかった)効率を考えるとしかたがないのかもしれませんね。とはいえお料理はおいしかったです。

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最終日の朝、お風呂でゆっくりくつろいでから、いつものようにラウンジで休んでいると

あら! はるか遠くに大沼国定公園で見た駒ケ岳が見えることに気がつきました。毎日見ていた函館港の風景なのに、昨日までとは違って見えて感動しました。

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ホテルをチェックアウトしてから、旅の最後に、函館空港近くにある「天使の聖母 トラピスチヌ修道院」に立ち寄ることにしました。函館駅前からのんびりバスに揺られて行きます。

トラピスチヌ修道院は、トラピスト会系の女性修道院。観光地ではないので、修道院の建物の中に入ることはできませんが、建物の外と資料室などを見学することができます。

函館といえば、トラピストクッキーが有名ですが、トラピストクッキーは函館の隣の北斗市にある男性修道院、トラピスト修道院で作られています。

トラピスチヌ修道院ではマダレナ (マドレーヌ) が作られているということですが、すべて手作りのため量産できず、すぐに売り切れてしまうこともあるようです。

トラピスチヌ修道院を象徴する、聖テレジアの像

たいへん静かで、神聖な空間でした。人の気配がまったく感じられなかったので、この建物の中で、今この時も、修道女の方々が日々のお務めに励み、祈りをささげているというのが、信じられない思いでした。

修道院の正門を入ってすぐのところに、大天使聖ミカエル像。

空港行きのバスが来るまでまだしばらく時間があったので、トラピスチヌ修道院の向かいにある「函館市市民の森」を少しだけ歩きました。とても全部歩けないほどの広大な公園ですが、きれいな紅葉を見つけて思わずパチリ。

これで函館旅行記はおしまいです。長々とおつきあいくださり、ありがとうございました。

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大沼国定公園散策

2024年02月17日 | +函館

函館旅行記の続きです。これまでの記事はこちら。

1.函館ひとり旅 ベイエリアから元町へ
2.暮れなずむ元町 ~ 函館の夜景
3.函館朝市の風景 ~ 紅葉の五稜郭
4.箱館奉行所 ~ 五稜郭タワー ~ 函館麺厨房あじさい
5.函館元町洋館めぐり ~ 立待岬

3日目は、箱館から少し足を延ばして、大沼国定公園を訪れました。

大沼国定公園は、函館本線の終着駅である、函館駅から特急北斗に乗って約30分。函館の市街地を抜けると、畑が広がる牧歌的な風景が続きます。

大沼公園駅に着きました。大沼公園は、駒ケ岳の大噴火によって、折戸川がせき止められてできた景勝地。駒ケ岳を背景に、大沼、小沼、ジュンサイ沼の3つの湖沼と、大小の島々が作り出す、四季折々の風景が美しく、日本新三景に指定されています。

大沼公園は函館より少し北にあるため、紅葉はほとんど終わりかけでしたが、枯葉色の風景もまた味わい深いものでした。園内ではサイクリングやカヌーなど、さまざまなアクティビティが楽しめますが、私はこの美しい風景の中を歩いてみたいと思っていました。

旅先でハイキングやトレッキングを楽しむのが好きですが、今回はひとり旅なのでどうしようか迷っていました。でも、大沼公園は観光客が多く、ウォーキングコースが整備されていて人通りもあるので、安心して歩いて回ることができました。

静けさをたたえた神秘的な湖、紅葉がわずかに残った晩秋の雑木林、道を進みゆくうちに次々と現れる水辺の美しい風景に、うっとりと引き込まれました。

後ろに見えるのは、大沼国定公園のトレードマークでもある、駒ケ岳です。駒ケ岳という名前の山は全国各地にあるので、この山の正式名称は北海道駒ケ岳となっています。ツンと先がとがった形がユニークで、遠くから見てもすぐにわかります。

園内にある湖畔のレストラン、ターブル・ドゥ・リバージュ でお昼をいただくことにしました。

山小屋風の建物は、リゾートホテルを思わせる雰囲気。ストーヴの火が赤々と燃え、ほっと落ち着けました。

私は、大沼牛を使ったリバージュ特製ローストビーフのセットをいただきました。地元食材を使ったサラダやスープ、パン、飲み物がつき、旅行に来て初めてちゃんとした食事をしたような気がします。(ひとり旅は食事の場所に困るのが悩み) ようやく生き返りました。

旅行したのが11月の頭だったので、ハロウィーンの名残りでしょうか。敷石に大きなかぼちゃが飾ってありました。真っ赤に色づいたドウダンツツジの植込みが、とってもきれいでした。

食事の後には、雑木林の中をてくてく歩きました。

木漏れ日の美しさにはっとしました。バルビゾン派の絵画のような風景です。

違う角度から、駒ケ岳をパチリ。キューピーちゃんの頭を思わせる山頂に思わずにっこりでした。

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函館元町洋館めぐり ~ 立待岬

2024年02月03日 | +函館

だいぶ間が開いてしまいましたが、函館旅行記の続きです。これまでの記事はこちら。

1.函館ひとり旅 ベイエリアから元町へ
2.暮れなずむ元町 ~ 函館の夜景
3.函館朝市の風景 ~ 紅葉の五稜郭
4.箱館奉行所 ~ 五稜郭タワー ~ 函館麺厨房あじさい

2日目。五稜郭の近くで函館ラーメンをいただいた後は、市電に乗って元町方面にもどりました。1日目は夕方、教会のあるエリアを少し歩いただけだったので、まだ見ていないエリアを歩くことにしました。

市電の末広町の駅を降りると、ペパーミントグリーンのかわいらしい洋館が目に留まりました。ここも見学できるのかな?と近づくと、なんと一般の会社でした。あとでググったところ、1913年築の建物で、相馬株式会社という不動産会社さんの社屋でした。

ここから基坂を上り、函館市旧イギリス領事官(開港記念館)を訪れました。

旧イギリス領事館は、1859年の函館開港と同年に設置されたそうですが、こちらの建物は(先ほどのペパーミントグリーンの洋館と同じく)1913年に建て直されたとのことです。

現在は、かつての領事館の様子や開港当時の函館の姿を伝える開港記念館となっていて、内部を見学することができました。

かつての領事執務室を再現し、市民に愛されたリチャード・ユースデン領事のことが紹介されています。

こちらはご家族がすごしたお部屋です。お茶のセットが置かれているところがイギリスらしい。温かみのあるブリティッシュカントリーのお部屋やインテリアに、ほっと心が和みました。

裏庭に回ってみました。バラが植えられた洋式庭園で、ヴィクトリアン調のガゼボや、ブロンズの噴水が設えられています。

わずかにバラが咲き残っていましたが、私の心をとらえたのはこちらの紫陽花です。きれいに色づいたまま乾燥し、ドライフラワーになっていました。

旧イギリス領事館を出て、さらに坂道をのぼると、元町公園にぶつかります。高低差を上手に生かした見晴らしのよい公園で、紅葉がきれいでした。その向こうに箱館港が見えます。

元町公園を通り抜けると、ライトブルーとクリームイエローのコントラストが美しい洋館、旧函館公会堂が現れます。

1907年の大火で焼失した集会所を、豪商 相馬哲平氏の寄付により、1910年に再建したということです。ここで私は、え?相馬?

最初に見た、ペパーミントグリーンの洋館の会社が相馬さんだったではないですか。あとからググッて、相馬哲平氏は函館で投資家として財を成した実業家で、この地の社会貢献に尽力した名士であることを知りました。

3階には大広間のほか、皇太子殿下(後の大正天皇)や摂政宮殿下(後の昭和天皇)、上皇上皇后両陛下が、ご宿泊や休憩・ご昼餐されたお部屋が並んでいました。

御寝室

御食堂

正直、明治時代の函館に、このような豪華な集会所があったということに驚きましたが、同時に、港町というのは多くの文化が集まり、交わり、地域の発展の源となる場所なのだということを実感しました。

そして私が、神戸、長崎、函館と港町に惹かれ、親近感を覚えるのは、自分が横浜で育ち、港町の成り立ちや発展を、幼い頃から実体験として感じていたことと、決して無縁ではないものと思います。

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この後、ホテルにもどるにはまだ早い時間だったので、函館山の南端にある立待岬を訪れることにしました。市電の終点、谷地頭駅から歩いて20分。途中の墓地で、石川啄木のお墓に立ち寄りました。

石川啄木といえば岩手出身とばかり思っていたので、函館にお墓があることを不思議に思いましたが、啄木は函館に4か月ほど住んでいたことがあり、妻の希望でこの地に埋葬したことを知りました。

ようやく立待岬に着きました。昼間はあれほど晴れていたのに、夕方にかけてあっという間に雲が広がり、一瞬ですが雨が降りました。荒涼とした海は津軽海峡。その向こうに、津軽半島がうっすらと見えました。

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箱館奉行所 ~ 五稜郭タワー ~ 函館麺厨房あじさい

2023年07月10日 | +函館

函館旅行記の続きです。これまでの記事はこちら。

1.函館ひとり旅 ベイエリアから元町へ
2.暮れなずむ元町 ~ 函館の夜景
3.函館朝市の風景 ~ 紅葉の五稜郭

五稜郭の城塞の縁を一周した後、最後に箱館奉行所の中に入りました。

幕末の黒船来航を機に、北の玄関口として開港した箱館。箱館奉行所は、北の防衛拠点として設置された江戸幕府の役所で、当初は (先日夜景を見た) 箱館山の麓に置かれましたが、その後、五稜郭の築造にあわせて移転しました。

1864年に完成し、箱館戦争後の1871年に解体。わずか7年だけ存在した奉行所ですが、2010年に可能な限り当時の材料・工法を使って、約1/3の規模で復元されました。中庭を囲んで畳のお座敷が続き、パネルや映像で、歴史や復元の解説を見ることができます。

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五稜郭公園を出てから、今度は五稜郭を上から見てみようと、すぐ隣にある五稜郭タワーを上ってみることにしました。

展望台からの眺めです。この角度からだと横長の五角形に見えますが、真上から撮影した写真を見ると、ほぼ正五角形です。当時の築造技術に驚きます。

五稜郭の横の道路に点々と続く黄色い銀杏並木。

西の方の眺め。函館湾の向こうに対岸が見えます。

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五稜郭タワーを下りてから、目の前の 函館麺厨房あじさい 本店で、名物の函館ラーメンをいただくことにしました。こちらのお店は函館駅にも入っていて、いつも行列ができていて気になっていましたが、後から函館ラーメンの有名店で、五稜郭に本店があると知りました。

この日も列はできていたものの、お店が広いので比較的すぐに席に案内していただきました。

初めてのお店なので、看板メニューの ”味彩塩拉麺” をいただきました。函館ラーメンといえば塩が定番のようですが、醤油、味噌、つけ麺、ワンタン麺、五目麵など、ひと通り揃っていました。

細麺に透明度の高いスープ。トッピングは叉焼、なると、ねぎ、ゆでたまご、麩、メンマ、貝割れ等。あっさりとした塩ラーメンが好きな私には、好みのお味でした。

昆布や鶏ガラなどを使ったあっさりしながらもコクのあるスープ。細麺ながら量は多く、見た目以上にボリュームがありました。胡椒以外のシーズニングがいろいろあって、味変させながらおいしくいただきました。

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函館朝市の風景 ~ 紅葉の五稜郭

2023年07月09日 | +函館

函館旅行記の続きです。これまでの記事はこちら。

1.函館ひとり旅 ベイエリアから元町へ
2.暮れなずむ元町 ~ 函館の夜景

2日目は、前回 (といってもだいぶ昔ですが) 函館旅行の時に行きそびれた、五稜郭を訪れることにしていました。

ホテルは函館朝市のすぐ近く。といっても、ひとりでお店をまわるのは気が進まず、朝から海鮮丼という気分にもなれなくて、旅行の間、前を素通りして終わってしまいました。

五稜郭には、函館駅前から五稜郭公園前まで、市電に乗って行きました。函館滞在中は市電をよく利用しました。2両だけの小さな乗り物ですが、なんとPASMOも使えます。レトロな味わいがあって、旅情をかきたてられました。

二の橋をわたって、星の形をした城塞の中へ。

桜の名所として知られる五稜郭ですが、私が訪れた時はちょうど紅葉の時期でした。

桜並木の紅葉が圧巻でした。

(この後に上った五稜郭タワーから撮った写真。手前に見えるのが二の橋です)

五稜郭は、箱館開港時に設置された箱館奉行所を移転する際、防衛目的で築造された日本で初めての西洋式の城塞です。戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争では、榎本武揚率いる旧政府軍の最後の砦となりました。現在では五稜郭公園として整備されています。

箱根奉行所は、箱館戦争終結後に解体されましたが、2010年に復元されました。

壕に沿って城塞の縁はこんもりと高く、歩けるようになっていました。せっかくなのでぐるりと一周散策してみました。

どこもかしこもため息の出るような美しい風景でした。早い時間だったからか、私がもの好きなのか、城塞の縁を歩く人の姿はほとんどなく、このすばらしい風景を独り占めでした。

向こうに見えるのは、展望台のある五稜郭タワーです。

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暮れなずむ元町 ~ 函館の夜景

2023年07月05日 | +函館

函館旅行記の続きです。前回の記事はこちら。

1.函館ひとり旅 ベイエリアから元町へ

カトリック元町教会からさらにチャチャ登りとよばれる細い急こう配の坂道を上ると、目を引く個性的な教会がありました。

函館聖ヨハネ教会です。上から見ると十字の形となっていますが、モダンな建物ですね。

そのすぐ横の建物は、どうやら結婚式場のようですが、ライティングが華やかでとてもきれいでした。一本だけある紅葉の木がキラキラと輝いていました。

チャチャ登りから見下ろすとこんな感じ。この構図も、どことなくユトリロの絵を思わせます。街並みの向こうに海が見えました。

大三坂の紅葉。すてきな坂道です。

違う角度からパチリ。こちらが入口となっていました。

すぐ近くにあるすてきなギャラリー。ステンドグラスがきれいでした。

そのまま二十間坂をぶらぶら歩いて下りて、再びベイエリアに着く頃には、日がとっぷりと暮れていました。

赤レンガの、はこだて明治館。中はおみやげ屋さんなどが並ぶショッピングモールとなっています。建物を一面覆う蔦がライトアップされていて、燃えるような赤がとてもきれいでした。

明治館の向かい側から函館山登山バスに乗って、夜景を見に函館山の山頂へと向かいました。函館山頂へはロープウェイもありますが、この日は動いていませんでした。

ロープウェイは山麓の乗り場がわかりにくいし、バスは駅前まで延びているので、個人的にはバスの方が便利と思いました。街を縫うように走るので、地理を覚えるのにちょうどよかったです。

バスが山道をうねうね上っていくと、木々の切れ目からその都度美しい夜景がちらりと見えました。そしていよいよ山頂へ。写真がぼやっとして美しさが存分にお伝えできないのが残念ですが、すばらしい夜景でした。

展望台に上ると、さらなる遠くまで見渡せました。

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函館ひとり旅 ベイエリアから元町へ

2023年07月04日 | +函館

毎度のことながら、記事にするのがすっかり遅くなってしまいましたが、昨年の11月の連休にお休みをつけて、3泊4日で函館にひとり旅に行ってきました。だいぶ時間が経ってしまいましたが、思い出しながら少しずつ旅行の記録を残していきたいと思います。

羽田空港のパワーラウンジでひと休み。空港の風景は、旅の気分を高揚させてくれるので大好きです。のんびりラテを飲んでいたら、ゲートが変更になったとスマホに連絡がありました。昔はこういう時、いつもピリピリして放送に耳を傾けていましたが、便利になりましたね。

函館の第1日目は雨でした。空港からバスに乗って街中へ。ホテルは駅に近い 東急ステイ函館朝市 灯りの湯 にしました。まだできて1, 2年という新しいホテルで、ワーケーションにも対応し、キッチンに食器、電子レンジ、乾燥洗濯機までついていました。上階には温泉も。

今回は1週間後に試験を控えていて、勉強道具も持っていたので、机があって助かりました。上の写真はお部屋からの眺め。停泊しているのは1988年に廃止となった青函連絡船の摩周丸で、今は博物館となっています。

ひと休みしたら雨もようやく上がったので、赤レンガ倉庫の立ち並ぶベイエリアに向かって散歩しました。明治時代の赤レンガ倉庫といえば横浜にもありますが、港町の情緒があって絵になります。

中はこんな感じのショッピングモールになっていますが、天井が高く横浜よりもゆったりとした造りです。

函館を訪れるのは2度目ですが、今回気がついたのは洋風と和風のハイブリッド住宅があちこちに見られたこと。港町函館は西洋文化の影響を受けつつも、和風の生活様式がまだ残っていて、このような独自の建築スタイルになったとか。でも不思議と違和感を感じませんでした。

どことなくユトリロっぽい構図だなーと思ってパチリ。雪が積もった白い風景も見てみたい。

どこに行ってもスタバあり。赤レンガではありませんが、板張りの倉庫風の造りで、周囲の景観にマッチしていました。

ベイエリアから元町エリアへ。大三坂を上ります。横浜、神戸、長崎、そして函館。港町はなぜか急な坂道が多い。

新しそうですが、アールデコ調のすてきな建物。

紅葉がきれいでした。左のペパーミントグリーンの建物も、和洋折衷住宅ですね。

坂をさらに上って... 暗くなる前に、カトリック元町教会に着きました。大火などで何度か再建され、現在の建物は1923年に建てられたそうです。柔らかくライトアップされ、荘厳な佇まいに心が洗われました。

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