セレンディピティ ダイアリー

映画とアートの感想、食のあれこれ、旅とおでかけ。お探しの記事は、上の検索窓か、カテゴリーの各INDEXをご利用ください。

レストラン香味屋

2017年05月18日 | グルメ

台東区・根岸にある洋食屋さん、レストラン香味屋(かみや)さんにお昼を食べに行きました。日比谷線・入谷駅から歩いて10分。洋食好きの家族が前から行きたかったお店だそうです。

創業大正14年。香味屋という屋号は、もとは香水を扱う輸入雑貨店だったことからきています。珈琲豆を扱っていたことから、周辺の花柳界の芸者衆の要望で軽食を出すようになり、のちに洋食屋さんとなりました。2代目が完成させた「ビーフシチュー」、3代目が完成させた「メンチカツ」が看板メニューとなっています。

オムライスやグラタンなど、洋食屋さんらしい魅力的なお料理がいろいろありますが、私たちはちょっと贅沢なコースのお料理をいただきました。白いテーブルクロスの上にとんとんとカトラリーがセットされ、わくわく期待が高まります。

王道のコンソメスープをいただいたのは久しぶりのような気がします。フォンからていねいに作られた、誠実さのこもったお味。左向うに見えるパン(バターロールと三日月パン)は、手作りの温かさを感じました。

お魚料理は、スズキのポワレでした。お魚の下には揚げなす、上にのっているのはキャベツとトマトだったかな...? 下に敷いてあるのはおそらくベアルネーズソース。

メインディッシュは、ビーフシチューとメンチカツというお店の黄金コンビでした。ビーフシチューは黒毛和牛をデミグラスソースで煮込んだ濃厚で深みのあるお味。ほろりと柔らかいお肉が絶品でした。

そしてナイフを入れたとたんに肉汁がじゅわっとあふれるメンチカツも最高。ビーフシチューのデミグラスソースをからめながらいただきますが、からしをちょんとつけるとこれまたおいしい。ポテトグラタン、にんじんのグラッセ、ブロッコリーという王道のつけ合わせも、どことなく懐かしい雰囲気があります。

メインディッシュといっしょに運ばれてきたミモザサラダ。お料理はおいしかったけれど、最後は苦しくなってきたので、メインのお料理は食べるのを少し手伝ってもらいました。

別腹のデザートはオレンジのムースとガトーショコラ。コーヒーといっしょにおいしくいただきました。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
« アルビノーニのアダージョ ... | トップ | 根岸子規庵と、恐れ入谷の鬼... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ボリューミー♪ (ノルウェーまだ~む)
2017-05-19 10:59:27
セレンさん☆
これはかなぁ~りボリューミーですね!?
お魚とメインのメンチカツと両方いただくのは…
目で楽しませていただくことにします♪
でもメンチだけ食べに行きたいっ!
あまり洋食屋さんに行かないわたしですが、これは朝からヨダレがでそう~~(笑)
返信する
☆ ノルウェーまだ~むさま ☆ (セレンディピティ)
2017-05-19 23:57:25
まだ~むさん☆
洋食好きの夫の希望でコースにしましたが
私はこれはビーフシチューとメンチカツをオーダーして
シェアしていただくのが正解と思いました。
最近私もお魚料理とお肉料理が両方つくコースは
ちょっとお腹がつらくなってきました...。
でも肉汁じゅわ~っのメンチカツはじめ、お料理はどれも絶品でした。
返信する

コメントを投稿

グルメ」カテゴリの最新記事