特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

ソウルで在外公館投票する

2005-08-31 21:37:18 | 韓国留学記
 晴れ一時曇り。最低気温20.0度。最高気温31.2度。あ~暑い!八月最後の日。

 ベランダに出てみたら、最近ずっとそうであるように今朝も濃い朝霧が立ち込めて、冷たい空気が全身を包んでくれました。どうやら今日(8/31)は体調も良さそうです
  
 さて、昨日(8/30)衆議院選挙が公示されましたましたね。外国に住んでいても、日本の選挙管理委員会の在外選挙人名簿に登録され、在外選挙人証を持っていれば在外投票を行うことができます。在外選挙人証を入手するまでの手続きに時間や手間もかかるので、正直言って手続きが煩雑ですし、現在(2005年8月末)の時点では比例代表選挙(支持政党名を書く)にしか投票出来ないなどの制約があります。しかし、せっかく在外国民にも与えられた選挙権ですから一人でも多くの方に在外投票をして戴きたいと思います。

 私は早速、今日(8/31)在韓日本大使館での在外公館投票を済ませて来ました。以前郵便投票を行ったことはありますが、在外公館投票は初めての経験でした。領事館に行くと、投票所が設けてありパスポートと在外選挙人証の確認を受けて、投票用紙を受け取ります。政党名を記入した投票用紙は管轄する選挙管理委員会宛ての封筒に入れて、大使館の職員に渡します。すると立会人の方が封筒に署名して下さり終了です。各選挙管理委員会への投票用紙の発送は大使館で一括して行ってくれます。
 私はてっきり、日本国内同様に投票箱に投票用紙を入れるものとばかり思っていたので、すっかり拍子抜け。これでは個人で投票用紙を請求し、選挙管理委員会へ投票用紙を直接郵送する郵便投票と大差が無いように思います。ソウルなど、大使館の近くにお住まいの方なら便利ですが、遠隔地にお住まいの場合は従来どおりの郵便投票のほうが時間と交通費の節約になると思います。。因みにソウルの日本大使館(領事部)での投票は土・日曜を含む9月6日(火)までの毎日午前9時30分~午後5時00分(昼食時間も投票可)迄です。投票期間は各国の在外公館によって異なりますし、日本国内に比べて短いのでくれぐれもご注意下さい。私が投票している最中にも在外選挙人登録をされていらっしゃらない方がお見えになり、今回の衆院選には投票出来ない旨の説明を聞いてがっかりしていらっしゃいました。今やインターネットの時代。電子政府を推進しているのであれば、在外選挙だけでも電子投票を可能にすれば、政府と国民の両者にとってメリットがあると思うのですが、検討して戴けないものでしょうか?
 
 ところで、最近(も)見事に韓国の天気予報が外れています。外れまくっています。毎日のように「ソウルは明日から雨」という予報が出されるのですが、雨は降らず。いったい“明日”っていつのことなのでしょうか?しかも今日の日中は三十度を越えてしまいました。大分前に「今年はもう最高気温が三十度を越える日は無いでしょう」と言っていたのに。韓国の天気予報は“当たらないもの”という発想の転換が必要とはわかっていても、やっぱり気になって仕方がありません。しかも、今夜の天気予報でも懲りずに「中部(ソウル)地方は明日からあさってにかけて雨」と言っています。
 大統領にお願いがあります与党と組んで人名辞典を編纂するのは構いませんが、それだけの時間とお金があったら韓国の気象庁を何とかして下さい!お隣の国の首相だったら、今回の衆院選の争点の一つとして郵政民営化とともに韓国の気象庁の民営化も声高に叫ぶこと間違いありません

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