晴れ。最低気温0.4度。最高気温7.5度。
タイトルだけを見るとやたらと堅苦しい感じがするかも知れないが、所詮私が書いている文章だ。内容は大したことはない。
今日(11/18)は韓国語の発音についての話題である。
韓国語を勉強する上でネックとなるのはやはり発音。
日本語話者にとって韓国語の発音をマスターするのは容易ではない。
特に「받침(パッチム)」と呼ばれる「終声」の子音字の発音には苦労させられる。例えば「이응(イウン)」と「니응(ニウン)」の違いだ。“勉強”を意味する「공부(コンブ)」も気を抜くと「곤부(コンブ)」になってしまう(※カタカナだけではそれぞれの発音の違いを表記できません)。
私は“一生懸命”とか“熱心に”を意味する「열심히(ヨルシミ)」の「열(ヨル)」の発音が苦手だ。自分ではきちんと一音節で発音しているつもりでも、韓国の友人の耳には「여루(ヨ・ル)」と二音節に聞こえるそうだ。教授に「열심히 하겠습니다(頑張ります)」と言うと「여・루・시・미・하지 마(ね・つ・し・ん・に・するな)!」と言われてしまう。そう言われても、こればっかりは熱心(ねっしん)に発音練習するしかない。
学生時代に苦手な「이응(イウン)」の発音を克服すべく発音練習させられたのが“中央行政府”を意味する「중앙행정부(ジュンアンヘンジョンブ)」だ。「이응(イウン)」が見事に四つも並んでいる。友人でも先生でも構わない。とにかく韓国母語話者の前で「중앙행정부(ジュンアンヘンジョンブ)」と発音して見て、「きれいに発音できている」と言われたら、自分の発音に自信を持って良い。
発音練習といえば助詞の“~の”を意味する「의」の発音も慣れるまで厄介だ。 何故なら同じ「의」という文字であっても助詞として使われる場合と、単語の語頭に来る場合そして語中あるいは語末に来る場合で発音が変わるからだ。この「의」の発音の違いを覚えるために「민주주의의 의의(ミンジュジュウィエ ウィイ)」というフレーズを何度も繰り返し発音した覚えがある。“民主主義の意義”という意味だが、意味自体はどうでも良い。「의」という文字が四つも並んでいることに意義がある。これも韓国語ネイティブの前で発音をして見て、きちんと発音出来ているか確かめると良いだろう。
おととい(11/16)、中国の胡錦涛(こきんとう)国家主席と韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領による首脳会談後の共同記者会見をラジオで聴いた。
中国語話者は韓国語の母音字「ㅕ」を「ㅣ」と発音する傾向がある。例えば“病院”を意味する「병원(ビョンウォン)」を「*빙원(ビンウォン)」と発音してしまうのだ。
胡錦涛(こきんとう)国家主席のスピーチを韓国語に逐次通訳していた中国人の通訳者も例外ではなかった。「アジアの平和(アシアエ ピョンワ=아시아의 평화)」という部分で「アシアエ ピンワ=아시아의 핑화」と発音していた。国家主席に随行するくらいだから、韓国語については相当高度で専門的な訓練を積んでいるはずである。その通訳者をして上手く発音出来ないのだから、一般の中国語話者が上手く発音出来ないのは当然なことだろう。
韓国語の発音で苦労しているのは、我々日本語話者だけではない。
タイトルだけを見るとやたらと堅苦しい感じがするかも知れないが、所詮私が書いている文章だ。内容は大したことはない。
今日(11/18)は韓国語の発音についての話題である。
韓国語を勉強する上でネックとなるのはやはり発音。
日本語話者にとって韓国語の発音をマスターするのは容易ではない。
特に「받침(パッチム)」と呼ばれる「終声」の子音字の発音には苦労させられる。例えば「이응(イウン)」と「니응(ニウン)」の違いだ。“勉強”を意味する「공부(コンブ)」も気を抜くと「곤부(コンブ)」になってしまう(※カタカナだけではそれぞれの発音の違いを表記できません)。
私は“一生懸命”とか“熱心に”を意味する「열심히(ヨルシミ)」の「열(ヨル)」の発音が苦手だ。自分ではきちんと一音節で発音しているつもりでも、韓国の友人の耳には「여루(ヨ・ル)」と二音節に聞こえるそうだ。教授に「열심히 하겠습니다(頑張ります)」と言うと「여・루・시・미・하지 마(ね・つ・し・ん・に・するな)!」と言われてしまう。そう言われても、こればっかりは熱心(ねっしん)に発音練習するしかない。
学生時代に苦手な「이응(イウン)」の発音を克服すべく発音練習させられたのが“中央行政府”を意味する「중앙행정부(ジュンアンヘンジョンブ)」だ。「이응(イウン)」が見事に四つも並んでいる。友人でも先生でも構わない。とにかく韓国母語話者の前で「중앙행정부(ジュンアンヘンジョンブ)」と発音して見て、「きれいに発音できている」と言われたら、自分の発音に自信を持って良い。
発音練習といえば助詞の“~の”を意味する「의」の発音も慣れるまで厄介だ。 何故なら同じ「의」という文字であっても助詞として使われる場合と、単語の語頭に来る場合そして語中あるいは語末に来る場合で発音が変わるからだ。この「의」の発音の違いを覚えるために「민주주의의 의의(ミンジュジュウィエ ウィイ)」というフレーズを何度も繰り返し発音した覚えがある。“民主主義の意義”という意味だが、意味自体はどうでも良い。「의」という文字が四つも並んでいることに意義がある。これも韓国語ネイティブの前で発音をして見て、きちんと発音出来ているか確かめると良いだろう。
おととい(11/16)、中国の胡錦涛(こきんとう)国家主席と韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領による首脳会談後の共同記者会見をラジオで聴いた。
中国語話者は韓国語の母音字「ㅕ」を「ㅣ」と発音する傾向がある。例えば“病院”を意味する「병원(ビョンウォン)」を「*빙원(ビンウォン)」と発音してしまうのだ。
胡錦涛(こきんとう)国家主席のスピーチを韓国語に逐次通訳していた中国人の通訳者も例外ではなかった。「アジアの平和(アシアエ ピョンワ=아시아의 평화)」という部分で「アシアエ ピンワ=아시아의 핑화」と発音していた。国家主席に随行するくらいだから、韓国語については相当高度で専門的な訓練を積んでいるはずである。その通訳者をして上手く発音出来ないのだから、一般の中国語話者が上手く発音出来ないのは当然なことだろう。
韓国語の発音で苦労しているのは、我々日本語話者だけではない。
“中央行政府”と“民主主義の意義”は大学時代に何度も発音練習をさせられました。今から十五年以上も前のことです。それだけの時間が経っているのに、未だに意識して発音しないといい加減な発音になってしまいます。
特に地名や人名などの固有名詞として出てきたときの聴き取りはほとんど絶望的です・・・。
人名の聞き取りは本当に難しいです!電話先で相手の名前を5回聞き返してもダメな時はほんとに絶望的、殆ど“賭け”の世界に入ります。;;
“中央行政府”は韓国文化院の韓国語講座に通っていた時に講師の方が「日本語話者の苦手な発音」ということで提示されたものです。
“民主主義の意義”は大学の第二外国語の講義で“-의の発音について”習った際に提示されました。日本語の授業でも“貴社の記者は汽車で帰社した”のような例文が出てきますよね(ちょっと違うか・・・)。
電話での人名の聞き取りは見事なまでに絶望的です。日本の職場にいた時、どうしても聞き取れない場合は英語で「イニシャルと役職を教えてください」と尋ねてしのいでいました。
そういえば、まだ職場の規模が小さかった頃に「나다(私だ)」という日本支社長宛ての電話が来て、私がしつこく名前を尋ねたら李●煕会長本人だったことが一度だけありました・・・。秘書を通さず本人が直接電話することもあるんだと正直驚きました。
秘書を通さずの直々の電話もスゴイけど、その電話を受けた特上カルビさんの体験もスゴイものがありますね!
以前は決して珍しいことではありませんでしたよ。今は規模も大きくなったので、会長からの電話を直接受けるなんて考えられませんが・・・。
ところで韓国では日本と違い、自分の役職をつけて名乗りますよね。「キム○○社長です」とか「パク○○部長です」とか「ユン○○教授です」などなど。
私にとっては今でも違和感がありますが、自分の社会的地位がモノを言う韓国社会を反映している気がします。
でも想像がつかないですね。
私の場合、日本での仕事の経験がゼロで韓国で始めて職場を持ったものですから、逆に日本的な仕事のマナーが解らなくて困ることがあります。しかも日本へ電話する事も多いんですけど「日本語が上手な韓国人」ぐらいに思われていて、そんなになまってるかな?と家族の者に聞くと“いまさら”というような顔をされました。クンイルです;。