「孫って、どうしてこんなに可愛いのだろうか！」

「孫って、どうしてこんなに可愛いのだろうか！」

エマはスタッフの孫なんだけど、私を「ババー！ババ！」と、私の孫と同じように呼んでくれる。

新潟の水族館に行ったり、なつっこいエマは、春から一年生。

私に「とけいの本」を読んでくれる。　しあわせなひととき。

今までは、子どもが転んだり、つまずきそうになった時、手を差し伸べたいのが親心だったけど、

今度は、自分で生き抜く力をつけてあげなければなりません。

働くお母さん方がふえて、子どもとなかなか触れ合う時間がないという人でも、

その、懸命な姿を、子どもはじっと見つめています。

いつか「仕事と私とどっちが大切？」と言われたら、ハッキリと「あなたよ！」と言ってあげてね。

少しの時間でも、触れ合いタイムを作ってね。

学校、友だちの話などを聞いてやってね。

子どもと長時間、いっしょにいれば、きずなが深まるではないと私の考え。

いっしょにいたって、テレビばかり見ていたり、世話ばっかりやいていたら、甘ったれをつくってしまう。

マザコンをつくり、人をたよる弱虫をつくってしまう。

たとえ忙しくても、耳元でやさしく、感謝の思いを込めて、声をかけてね。

「エマ、ありがとう！」　　これが勝負どころ