千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

アイスクリーム・スプーン

2012-12-31 00:00:59 | Weblog

 アイスクリームは暑い夏のものというのは間違いで、最近では温かく暖房の効いた部屋で冷たい舌福を味わうものになりました。
 Macの月刊情報誌『マックピープル』12月号に、話題のプロダクトのデザイン・開発者自身がその発想原点を語るページがあり、アルミの塊で出来たアイスクリーム専用スプーンが紹介されていました。Macを開発・販売しているアップル自体が、世界的にもデザイン・オリエンテッドな企業としてイメージされており、やはりその情報誌もデザインに興味を示していこうというわけでしょうか。
 この魅力的なアイスクリーム専用スプーンを開発したのは、建築家でプロダクトも手掛ける寺田尚樹さんで、「アルミ製造会社から生活用品のデザイン依頼があり訪ねた時に、通常の商品開発に面白みを見いだせずにこちらから提案したもので‥‥」とインタビューに応えていました。
 クライアントの依頼テーマを無視したにも関わらず、提案したアイスクリーム専用スプーンが受け入れられたのには理由があります。それは建築家としてポリシーとしてきた素材の特性を活かすという発想で、サッシ類などの取り扱いを通じて良く知っていたアルミの熱伝導率の高さがポイントになっています。それが知的な説得性を持ったということ、そしてもちろんそのフォルムのユニークさは一番の魅力となっています。
 相変わらず節電を意識しなければならない今冬ですが、お正月の炬燵の中で最近はコンビニでも気軽に買えるハーゲンダッツを、このアイスクリーム専用スプーンで掬って食べてみたいものです。

 15.0% 「 アイスクリームスプーン 」 01.vanilla ( バニラ ) JT11G11
 D:寺田尚樹
 Lemnos (レムノス)

消費税のカラクリ

2012-12-30 00:00:25 | お薦めします

 以前にも外国為替と日本経済についての本をご紹介した、著者の最新刊『実は世界No.1の日本経済』を年末年始の読書にお薦めします。
 衆議院選挙での自民党の圧倒的な勝利により、安倍総裁が最優先課題と公約しているデフレ脱却のための諸政策について、またと言うべきかテレビや新聞などマスコミの情報操作がされ始めています。
 この本の帯には「国際暴落? 財政破綻? 国民は『ミスリード情報』に騙され続けている!!」と書かれていますが、まさに僕ら国民は余程その真意を深く読み取らなければ、マスコミのミスリード情報操作により都合良く踊らされ利用されることになります。
 例えばこの本で知ったのですが、現在国民が支払った消費税の内の2割が、還付金として多くが大企業である輸出企業に分配されています。それは輸出品を最終的に購入するのは外国人であり、消費税が取れないのでその分は国から返してあげましょうということのようです。現在5%の消費税が仮に10%になった場合には、ほぼ現在の2倍の還付金がこれらの企業に何もせずに利益として転がり込むのです。濡れ手で粟とはこのことで、内需に期待していないグローバル志向の経済界が、消費税を上げることに賛成する“不思議”のカラクリの一つと言うわけです。
 また、法人税を下げなければ競争できないので日本を出て行くよという経済界の脅しに近い主張も、その減税分が結局は海外投資に回ることになりがちで、その減収分は国民の負担として押し付ければ良いという考えです。投資減税という国内に投資した分を減税するという細かな施策も必要だと書かれています。グローバル大企業は中小企業の税率より半分程度の低い実効税率に実際はなっているという調査・分析の紹介も載っていました。
 マスコミは企業のコマーシャルにより経営が成り立ちますので、真実を分かりやすく国民に知らせることはタブーになっているのでしょうか。国民は出版やインターネットなどで多面的な情報を得られる時代ですので、このような構造が続けばマスコミはどんどん国民の信頼を失っていきます。
 その他このような真実がデータ分析に裏付けられいろいろ書かれていて、大変に面白く為になる本ですのでぜひ読んでみて下さい。

 実は世界No.1の日本経済
 岩本沙弓
 潮出版社

 世界のお金は日本を目指す ~日本経済が破綻しないこれだけの理由~
 岩本沙弓
 徳間書店

 日本人がだまされ続けている税金のカラクリ
 三橋貴明
 海竜社

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(フル)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

傷ついた Angel

2012-12-29 00:00:27 | 作詞・作曲


傷ついた Angel

出会いは有り触れた出来事
友達のパーティーに来てた
寂しげに微笑む目差し
惹かれてくのをどこか感じてた

あの日気付いた可愛い仕種も
陽炎ゆれる幻ですか
肩を寄せた二人忘れたように今
Ah 心を閉ざすなんて‥‥

愛に怯える女(ひと)に
頬を微かに撫でてく緑の風
儚く過ぎた日々を
辿りながら彷徨う 傷ついたAngel


誘いは突然の出来事
頷いて瞼を閉じた
求め合い交わした約束
結ばれる日をいつか夢見てた

あの日酔わせた甘い言葉も
苦く切ない偽りですか
熱く燃えた二人忘れたように今
Ah 心を凍らせて‥‥

愛に震える女に
胸を潤す温もり恵みの雨
優しく包む日々を
重ねながら癒して 傷ついたAngel

《 間奏 》

花の命は短く過ぎ去り
一度かぎりの輝きですか
もしも鮮やかな明日を描くなら
Ah 全てを受け止めて‥‥

愛に哀しむ女に
時の移ろい新しい季節の彩(いろ)
再び巡る日々を
見詰めながら信じて 傷ついたAngel


作詞・作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2012.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ イメージはこちらの写真ブログ「BE HERE,NOW‥‥今を生きる」から「傷ついた天使とキャロル」を拝借しています。

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

レ・ミゼラブル

2012-12-28 00:00:36 | Weblog

 フランスの文豪ヴィクトル・ユーゴー原作の映画『レ・ミゼラブル』が大ヒット上映中ということで、テレビや新聞などで年末年始のエンターテイメント情報として話題になっています。
 公式サイトでは「世界43カ国、21ヶ国語で上演され、各国の劇場観客動員数記録を塗り替えるとともに、27年間という驚異的ロングランと6千万人を超える動員数を達成した伝説の大ヒット舞台ミュージカルの映画版!」とリードされていますが、日本でも何度もミュージカルが上演されました。今回の映画では全てのシーンが従来のオフレコではなく、舞台のようにアクターが生で歌いながら撮影されたということです。
 因みにジャン・ヴァルジャンを追いつめるジャヴェール警部の関係が、ハリソン・フォード主演の映画『逃亡者』にも翻案されているということが新聞記事にも書かれていました。最近ジェームズ・キャメロン監督の『ターミネーター』でも、そのプロットやストーリーにヒントを与えたSF作品があったことを読みましたが、意識的かどうかは別にして影響を受けていることは多いと想います。
 さて、僕はクリスマスの日にちさと図書館の復元教室1Fのトイレで財布を拾いました。確認するとかなりなお札と何枚ものカードが入ったものでした。一瞬クリスマス・プレゼントかと想ったのですが、確かに『レ・ミゼラブル』の物語が僕の脳裏に浮かび、想い返して貸し出しカウンターのスタッフの女性に届けました。無事に落とし主に届いたかどうかまた尋ねようと想っています。

防火カレンダー

2012-12-27 00:00:01 | 千里山INFO

 千里山ちさと図書館のパンフレット・コーナーを見ると、各種団体の広報誌や地方の町の案内ガイドまた演歌歌手のコンサートなど多様な告知チラシに混じって、この防火カレンダーが自由に取れるように置かれていました。
 年末になるとカレンダーを昔はよく行きつけのお店で貰ったり、御用聞きのおじさんが配ってくれたりしたもので風物詩的なものでした。最近はそのような地元の商店街が活気が無くなったのもあるし、お洒落なグッズ屋さんなどでアイドルや風景写真などの気に入ったものを買って使うことが多くなりました。
 僕はまだ商店街の稲富酒店さんが毎年ポスティングして下さるカレンダーを有り難く使っていますが、この吹田市消防本部制作の防火カレンダーも中を開くと使いやすそうなので併用していこうと想い一冊貰ってきました。いろんな発想の子供達の絵も楽しいです。

保温シート

2012-12-26 00:00:35 | Weblog

 最近のように西高東低で寒気団が流れ込む本格的な冬になると、何とか暖かく過ごす方法をいろいろ考えます。省エネでもあり流行の湯たんぽも数年前から使ってきましたが、そう言えば今年は未だ出動していないのに気付きました。
 それは写真のアルミ生地とウレタンをラミネートした、キャンプなどで良く使う保温シートを敷き布団の下に敷くからでした。
 敷き布団の上に掛けていた毛布が古くなり今春に捨てていたのを忘れていて、先日寒さで夜中に目が覚めふと想いついてこの保温シートを引っ張り出して下に敷いてみたのです。想像以上に暖かく感じられ暫くするとポカポカしてきました。新たに毛布を買う必要も無くなりました。一人用で幅が狭いですが寝相が良いのか、それほど身体がズレてしまうことはありません。
 この保温シートはキャンプの時に寝袋の下に敷くものとして買ったのですが、実際には地面に仰向けに寝転がり、星見(スター・ウォッチング)をするのに良く使っていました。真冬でもこの保温シートを背にすると、山中での夜更けの寒さが和らぐのを実感していました。

 ぽかぽかアルミ保温シート FIN-361
 エコで体熱を反射
 ファイン

キャンドル・サービス

2012-12-25 00:25:36 | 千里山花物語り

 最近クリスマス・イブの夜は、シオンの丘にある千里山キリスト教会の礼拝堂で午後7時から行われる、キャンドル・サービスに寄せて貰うことになっています。信者以外にも開放されていて、いかにもクリスマスという暖かい雰囲気が心地良いものです。
 聖歌隊が賛美歌のコーラスを歌い、吉川牧師がイエス・キリストの誕生にまつわる聖書のくだりを朗読し、そして心を打つ説教と毎年同じ趣向で進行するのですが、魅力的なメロディーとその物語性は何度聞いても新鮮です。
 キャンドル・サービスで灯を移した燭台で配られた楽譜を照らしながら、『きよしこの夜』や『あら野の果てに』など良く知られた賛美歌や、最後に混声合唱で『ハレルヤコーラス』を歌っていきます。隣のご夫人が燭台を持っていなかったので、そちらの楽譜も見られるように蝋燭の光を寄せてあげました。
 終了後に、信者で親しくして頂いているKさんご夫婦と、休憩所で熱い紅茶を飲みながらお話をしました。今年は善哉ではなくビールのお摘み系のお菓子だったので、Kさんが帰りにたくさんお土産に持たせてくれました。

クリスマス寒波

2012-12-24 00:00:16 | Weblog

 先日、飛騨高山の木工家具工房オークビレッジからCMメールが届きました。
 工房付近を白く埋める積雪の写真とともに、季節柄クリスマスにまつわる展示会やグッズ紹介など、関東中心で僕には簡単に行けそうにはありませんが、楽しい情報が載せられています。木の家具や玩具は素材自体に温もりがあって、冬の寒い時期にはその良さがいつも以上に伝わりました。
 クリスマス寒波が日本列島に襲来しています。ホワイト・クリスマスというロマンチックを通り過ぎて、日本海側は吹雪に近い大雪になりそうです。
 その原因としては、大陸からの寒気団が日本列島に降りてきて気温が例年より低いのに、海温の方は温度の変化が緩やかで急に冷えるということはなく、その温度差で海からあがる水蒸気が上空で冷やされ雪となり、日本海側や北海道に降り積もっているようです。またこれからもっと本格的に冷え込むに連れて、海温も今以上に低くなるのですが、温度差は同じように保たれるので、やはり雪は降り続くということです。
 今年はかなりの積雪が予想されています。

※ 千里山キリスト教会のクリスマス・キャンドルサービスが24日(月)午後7時から開催されます。信者でない僕も毎年参加させて頂いておりますが、終了後に温かい善哉が振る舞われるのも楽しみです。

奄美歌謡

2012-12-23 00:00:14 | 作詞・作曲

 12月18日(火)夕方に放送されたNHK「にっぽん紀行」の「島の紅白歌合戦~鹿児島 奄美大島」には驚きました。
 奄美といえば民謡をベースにした元ちとせさんが有名ですが、奄美大島では地元に根付いた奄美歌謡と言われる歌があり、様々な職業で生活しながら好きな歌でステージに立つ人も多く、町のレコード屋には奄美歌謡のCDコーナーもあるくらい盛んです。そして年末には本家NHKの紅白より一足早く、奄美歌謡の歌い手が集う「島の紅白歌合戦」が開催されているのです。
 今年は床屋さんや元喫茶店主・バスガイドさんなどに混じり、最年少で女子高生の愛可さんも出演し、特産の大島紬を着て「島のブルース」を三線の弾き語りで歌いました。「島のブルース」は50年程前に当時18才の歌手三沢あけみさんが全国に大ヒットさせ良く知られた曲ですが、それをネットで聴き奄美歌謡の大先輩に歌唱指導をして貰いながら歌う愛可さんにも良く合っていました。
 最後に愛可さんは三線を普段のギターに持ち替えて、島を去る想いを込めたオリジナル曲を歌いました。人気アーティストで今年末で活動を休止するYUIさんを想わせるような繊細な歌声でした。来春には東京の音楽学校に進むそうです。

PLATONIC

2012-12-22 00:00:27 | 作詞・作曲


PLATONIC

こんな私を「好き」と言ってくれた
貴方のことを大切にしてた
いつも笑って抱き合っていれば
何もいらない本気で想ってたよ

だけど会いたい気持ちが
想いやるその背中で擦れ違う
愛してる それなのに壊れてく
小さな夢が哭(な)いてた


独り目覚めて恋しい夜は
貴方のことを想い出してた
いつか会えるね頑張っていれば
辛くはないと睫毛震えたよ

だけど寂しい気持ちが
誰か知らず温もりに絡み付く
愛してる それなのに満たせない
切なく胸が傷んだ

《 間奏 》

渇いた心にワインを
求める私を癒して空けるの
風に吹かれても雨に濡れても
Wo~巡る明日に 乾杯 !

こんな私を「愛」と呼んでくれた
貴方のことが大好きだったよ


作詞・作曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2012.Skyfull Stars. All Rights Reserved.

※ 写真イメージは飯島愛さんのベストセラー自伝の映画「PLATONIC SEX」(主演:加賀美早紀 2001年)から拝借しています。

 PLATONIC SEX (小学館文庫)
 飯島愛
 小学館

 飯島愛 孤独死の真相
 田山絵理
 双葉社

東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!

 音 -Standing Day-
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!

 デフレンジャーBJ
 コバタイサオ : 歌詞
 LIP-FLY

素敵なピアノ曲が試聴できます!

2012-12-21 00:00:01 | 作詞・作曲

 毎年参加している「作詞・作曲セミナー in 大阪」で出会い音楽仲間としてお付き合いをさせて頂いている、ピアノ作曲家(調律師もされています)の松谷一広さん(Maria&Maria Music)が制作したオリジナル曲が、録音で演奏したピアノ・メーカー「DIAPASON PIANO」(ディアパソン)のホームページで紹介されています。
 高級ピアノのデモンストレーション曲に採用されるとは、松谷さん流石だと想います! 実際に聴かせて頂いた僕の感想でも、松谷さんとピアニストの小路里美さんのお人柄というのか、繊細で優しいメロディーが温かいタッチで奏でられています。ぜひ一度試聴してみて下さい!
◎曲名:『Thank You~ありがとう』
◎作曲:松谷一広 ◎ピアノ演奏:Maria Satomi Shoji
◎楽曲のダウンロードサイトは→こちら

マグネシウム燃料電池

2012-12-20 00:00:16 | Weblog

 先週の日曜日夕方のTBS「夢の扉」で次世代エネルギーとしてとても魅力的なマグネシウム発電が紹介されていました。
 被災地の仙台にある東北大学の小濱泰昭教授が協力企業などと研究をしているのは、マグネシウムと塩水で発電する夢の新型燃料電池で、番組では「~無限の電力を生み出す“マグネシウムによるエネルギー循環社会”実現へ~」というサブタイトルが付いていました。
 このマグネシウム燃料電池は、酸化する際に発電するマグネシウムの特性を生かした電池で、マグネシウムを塩水に浸けるだけで空気中の酸素と反応して電気をつくり出すというものです。有害物質を排出しない未来のクリーンエネルギーとして注目され、大容量化の技術も開発してリチウム電池の5倍以上の電力量を確保できるようです。
 マグネシウムは自然界に比較的多く存在し、使用・酸化後は太陽光熱により低コストで元の状態に戻し、再利用できるところがサブタイトル(無限の電力を生み出す)の所以です。
 番組の最後に、マグネシウム電池搭載の3輪EVでの100キロ走破を達成していました。シェールガス発電も楽しみですが、こちらも本当に素晴らしく夢のある話でした。

マーチンの中古ギター

2012-12-19 00:00:29 | 作詞・作曲

 アコーステイック・ギターの最高峰と言われるマーチンですが、梅田阪急三番街にあるナカイ楽器に久しぶりに立ち寄ると、マーチンOOO-28ECの中古ギターが安く展示されていました。
 スタッフのEさんに「確か以前は50万円近くしていたのに、やはり中古になると半額以下になるもんなんですね」と聞きました。
 「新品でもずいぶんお求めやすくなってるんですよ!」ということで、新品の方も見ると32万円くらいになっています。
 「本当ですね、流石にマーチンもデフレ価格にですか?」
 「いえ、最近は円高で‥‥」
 「あっ、そういうことですか。じゃあ、今が買い時ということですかね‥‥」
 このマーチンOOO-28ECはエリック・クラプトンのシグニチャー・モデルということで、サウンドホール近くの指板にネーム飾りがあしらわれています。
 「人気の定番でボディーが大きいD-28と違って、OOO-28ECは厚さも薄く抱えやすくて良いんですが、下手クソな僕としてはこのマーキングがちょっと恥ずかしいんですよね」と僕がこぼすと、Eさんも微笑を浮かべ同調してくれました。
 「コンパクトサイズにショートスケールで日本人的に一番フィットしやすいですし、弦高も2.2-2.0mmと低めで弾きやすい設定です」とWEBサイトのコメントと同じことを補足してくれました。
 「良いなあマーチン!、でもやっぱりタカミネで暫く我慢しておこう‥‥」
 以前に読んだマーチンとの出会いを個人的に書いた文庫本を想い出しました。その想いが嵩じてアメリカのマーチンの会社・工場を訪問し、社長や企画部長にもインタビューした興味深いものでした。

 僕のマーチン君 (文庫(041))
 田村十七男
 出版社

 マーティンD-28という伝説 (エイ文庫 (025))
 ヴィンテージ・ギター編集部
 エイ出版社

故郷のローカル線

2012-12-18 00:00:04 | Weblog

 先日NHK大阪の「西日本の旅」で僕の故郷である徳島県南部の町を走る阿佐海岸鉄道(あさてつ)が紹介されました。
 総延長8.5kmの短い鉄道で、車両も一両で走るなど厳しい経営状況は続いているようですが、楽しいイベントなども企画され地域と密着した鉄道としてがんばっています。
 番組では阿佐海岸鉄道の略称「あさてつ」と特産品の伊勢エビとを掛けて、名人の漁師さんが網で捕まえた2匹の伊勢エビを、アサ&テツというの駅長に任命するところを放送しました。
 以前に大阪から仕事で高知に行った時に、普段は飛行機で日帰りするのですが、この日は気紛れで帰りに高知駅から室戸岬まで電車で走り、そして海岸通りをバスに延々と揺られながら、またこの阿佐海岸鉄道に乗って故郷の牟岐線由岐駅に着いたことがありました。その時の海に沈む夕陽がバスの中に入り込んで美しかったのを想い出しました。

自民党圧勝! コリンチャンス優勝!

2012-12-17 00:10:23 | Weblog

 FIFAクラブ・ワールドカップ・ジャパン2012の決勝をテレビ観戦ながら、同時に下欄に表示される衆議院選挙の速報を気にしていました。
 サッカーの方は南米代表のコリンチャンス(ブラジル)が、欧州代表のチェルシー(イングランド)との稀に見る素晴らしい接戦を制し優勝しました。世界各国の代表クラスを揃えたコリンチャンスに対し、周辺国の代表選手も混じっているとはいえ殆どがブラジル選手で構成されたコリンチャンスという、対称的なクラブによる興味深い戦いでとても見応えがありました。それぞれの準決勝のイメージで多くの予想がチェルシー有利にあったことを想えば、コリンチャンスの一体化した奮闘が最後に勝利の女神を引き寄せた感じがします。
 両チーム共に数多くの決定的なチャンスを作り、どちらに勝利が転んでもおかしくない手に汗握る展開の中、両ゴールキーパーがファインセーブを連発し続けたのが印象的でした。実際にMVPはコリンチャンスのGKカッシオが選ばれました。
 一方、衆議院選挙の結果は自民党圧勝!、そして連立自公で320議席を超える政権奪還がなりました。間違った政策に「決断と実行力」を発揮(?)した野田総理率いる、経済音痴な民主党は結果として大きく議席を失いました。維新の会(orみんなの党)はデフレ環境の中で「小さな政府」の旗印を掲げるという柔軟性の無い「グローバリズム&市場原理主義」が、予想通り大阪の勢い程には全国的に広がらない結果となりました(準備不足と言われながら民主党と同程度は獲得しましたが‥‥)。旧与党を離脱した人達の駆け込み参加となった未来の党は、流石に卒原発というアピールだけでは差別化に至らなかったようです。代表の嘉田知事の地元滋賀県でも厳しい結果となりました。脱原発の代替エネルギーにはシェールガスやメタンハイドレードなどを使った火力発電が有力ではないでしょうか。
 想えば3年前に民主党が消費税増税反対をアピールし政権交代を果たした時に、橋本政権・小泉政権とは違って「国民の生活を第一」にデフレ脱却を考えてくれる政党だと想いましたが、反対に財務省の意向に添い消費税増税を実現しようとするとは想いも依りませんでした。名前だけが「民主」党でした。
 同じように今回の自由「民主」党のマニフェストであるデフレ脱却優先が、国民の意思を裏切ること無くその公約通り果たされることを心から望んでいます。

※ 千里山のある吹田市の大阪地方7区では大接戦の末に、自民党の渡嘉敷さんが維新の会の美人候補者上西(比例復活)さんや、民主党の藤村内閣官房長官(落選)などを破り返り咲きました。渡嘉敷さんは確か郵政選挙で国会に挙がりましたが、当時のグローバリズム&市場原理主義的な小泉・竹中路線と、今回の安倍政権では経済政策などまったく真逆のものだと想いますが、その間にどのようなご自身の考えがあるのでしょうか‥‥。これは多くの自民党の議員に問うてみたいことではあります。