吹田市でも新型インフルエンザ対策行動計画を策定したということが、全所帯に配布されている「
すいた市報」2月1日号にも掲載されています。アジア各地で発生している鳥インフルエンザが、人から人へ感染する新しいタイプに変異する可能性が高く、何時世界中に爆発的に広がるか分からない状況が続いています。
インフルエンザ・ウィルスは人体に免疫を作ってくれるワクチンの効果で、その感染や被害の広がりを防ぐことができますが、まだ免疫のない新型ウィルスに対しては、その感染・発症者からワクチンが作られるまで防止のしようが無いということです。またインフルエンザに有効だと言われているタミフルを、国と都道府県が備蓄を進めているということです。
青春時代に読んだ武者小路実篤著『友情』で可愛いヒロインが、当時流行し世界で猛威を震ったスペイン風邪で死んでしまうのですが、何か呆気なくて実感が無かったのを想い出しました。それもその時代には新型インフルエンザだったのでしょう。
先日、関西テレビのニュース・アンカーで評論家の
青山繁晴さんが中国の注目すべき発表・情報として、すでに新型インフルエンザが発症しているかも知れない、「もう
パンデミックは始まったのではないか?」と警鐘を鳴らしていました。日本での感染が確認されれば会社も学校も出て行かずに、ワクチンが作られるまで家の中で待機しておくのが良いと言われていました。やはり水や食料を少しは備蓄しておく必要がありそうです。
【追記】2月1日のサンデー・モーニングで、日本でインフルエンザに対する
万能ワクチンが開発されて、動物実験段階にきているという説明がありました。専門家がコメントで、そうなると新型インフルエンザなども人間にとって大きな脅威ではなくなりそうだと言われていました。ただ人に使用するには、今後5年くらいの時間が必要ということで、できるだけ早く実現して欲しいと思います。
【追記】先日、NHKの「ためしてガッテン」が
緊急特集ということで、インフルエンザについての生放送をやっていました。
その中である老人ホームで、歯磨きをきちんと励行することによって、インフルエンザ発症を1/10に減らすことができているという情報が番組の最後の方にありました。
人体は喉の粘膜でウィルスを捉えて防御するのですが、その粘膜が口腔の雑菌などにより傷んでいるとウィルスに簡単に細胞に侵入されてしまうので、虫歯や歯周病といったものと共に歯磨きが大切なインフルエンザ予防法なのだそうです。
同時に舌の苔にも雑菌がたくさんいるので、それを取るのも有効だということでした。
歯磨きは歯茎と歯の間の歯垢が付きやすいところを丁寧にということでしたが、1/10というのはすごい予防効果だと思いますので、早速この季節は特にそういう意識でもやることにしました。
この情報ってもっと広げて行っても良いのではないでしょうか。