千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

AGAINST -木枯らし-

2006-12-31 00:07:06 | 作詞・作曲


AGAINST ―木枯らし―

木枯らし吹けよ
ガラスをたたけ
凍てつく夜に
尖った爪を立てて

木枯らし吹けよ
枯れ葉をちぎれ
赤いマフラー
君から奪っていけ

想い出は転がるよ
紙屑に書いて捨てたんだ
坂道を登りきる
黒髪は向かい風

木枯らし吹けよ
野良犬走れ
白い吐息を
俺からさらっていけ

《間奏》

想い出は
数々の遠回り
愛にかじかんで
傷ついた獣たち
北風に震えろ

交わす言葉さえも
ちぎれ飛んでいくよ快く
冬を指して回れ
俺の胸をついばめ風見鶏

木枯らし吹けよ
素肌に吠えろ
子供のように
お前が微笑いかける


巡る春は遠く
夜は深く
空は重ね雲
雪を抱いて踊れ
俺の歓喜うけて
舞いあがれ

木枯らし吹けよ
水面をわたれ
甍(いらか)の波紋
広がる湖(うみ)を

木枯らし吹けよ
帆かけてわたれ
沈んだ街を
超えていけ


作詞・曲:コバタイサオ
(c) 2006, Skyfull Stars

※ 写真は「冬の薄暮の千里山」で、クリックして頂くと拡大します。

注連縄の仮設売り場

2006-12-30 00:51:17 | 千里山INFO
千里山でも何日か前から、新年を迎えるための注連縄飾りの仮設売り場がお目見えしました。写真は年末セール真最中の阪急千里山マーケット前のお馴染みの売場ですが、その他に花屋プロムナード千里山西店の前にも出ています。近隣のスーパーなどでも売られていますが、やはり年末風景にもなっている仮設売り場の方が風情を感じます。僕は現在喪中につき新年を祝えませんが、いつもは小さな注連縄を買い求めてマンションのドアに飾っています。その他にもオートバイのヘッドライトの下にも取り付けて交通安全の邪気を払います。
ところで僕は注連縄を作ることができます。というのは、故郷では小さい頃から家の納屋で一家総出で作るのが当時の習わしだったからで、その上に町家の注文依頼もたくさん受けていたので、一ヶ月くらいは夜昼無く注連縄を作る作業に追われていたのです。僕ら子供は裏白の綺麗な葉を近くの山で採ってきたり、出来上がった注連縄を自転車に乗せて受注先へ届ける役目でした。届けに行くとお菓子を貰えたりしましたが、小さいながらも家の稼ぎの足しに加わっている嬉しさのようなものを秘かに感じていました。子供は家族の中で何か役目を与えられる方が、少し文句を言いながらもきっと嬉しいものなのです。思えば昔の家族は“チームプレー”の大切さを学べる場だったようです。
藁で縄をなうと掌の油分が吸い取られてカサカサになってきます。冬の季節に若いお袋の掌に少しあかぎれが出来ていたのは、水仕事や体質のためばかりではなく、注連縄作りに精出していたからなのでしょうか。

「千里山・新春キャンペーン」を募集します!!

2006-12-29 17:42:43 | 得とく情報掲示板
千里山.NETも公開以来早くも一年が過ぎ、新たなテーマや役割に向かって背筋を伸ばしていきたいと思っています。特に千里山.NETを情報発信の場だけではなく、お店や事業所そして住民の皆様の交流の場として、地域のコアなツールの一つになれたら嬉しく思います。2007年も千里山.NETのご活用とお引き立てをよろしくお願い致します。
さて、恒例の年末年始・福袋そしてそれに続クリアランスセールまで合わせての、「千里山・新春キャンペーン」の情報を募集させて頂きます。千里山のお店や事業所はもちろん、千里山の住民に向けてのキャンペーン情報のある方は、この記事のコメント欄やトラックバックを自由にご利用頂き、「得々情報」を発信して下さい!!

海原工務店のお餅つき風景

2006-12-29 01:28:41 | 千里山人(ちさとのやまひと)
今日のお昼頃に千里山のレッチワースロードを歩いていると、どこからかお餅を突く音が聞こえてきました。音のする方角を探りながら行ってみると、レッチワースロードと平行する裏通りにある海原工務店の広い駐車場で、皆さんが賑やかに囃しながらお餅つきをされていました。
その様子ではおそらく事務所や作業器具などの大掃除を終えた後に、従業員の家族の人達も加わって親睦を兼ねた毎年末の恒例行事となっているのではないかと想像しました。
今日から本格的な冬型気圧配置ということで風も冷たい千里山でしたが、この一郭だけは蒸された餅米から立ち上る湯気と人々の熱気とで、暖かい空気がいっぱい漂っている感じがしました。商栄会副会長の海原社長が真ん中で指揮を執られていたので、会釈程度の挨拶をしてその場を後にしました(もう少し長居して少しお餅を頂いて帰れたかも知れませんが‥‥)

※千里山.NETの「NET放送局」×「アーカイブ(倉庫)」にお餅つきの動画をアップしましたので、季節の楽しい生活風景をご覧下さい。

「干しいも」を手作り

2006-12-28 00:46:04 | Weblog
朝のNHK連続テレビ小説は現在「芋たこなんきん」をやっていますが、どうも女性の好きなものがこの三つということらしいです。
今日マーケットで「干しいも」を久しぶりに見ましたので、懐かしくなって思わず買ってしまいました。NETで調べてみると、「芋かんば」或いは「かんば餅」という高知県東部の干し芋を突き込んだお餅があるそうですが、僕の故郷の徳島では「干しいも」のことを単に「かんば」と言っていました。「かんば」の“かん”は干という意味だとすると、“ば”はどういう意味や字になるのでしょうか?
僕が小さい頃は自家製の「かんば」をよく作って貰いました。サツマイモを蒸し上げてから、この袋イラストのように包丁でスライスし、「 もろぶた」に並べて屋根の上に天日干しにします。何日かして糖分が白い粉を吹いたように遊離してきますと、僕ら子供が待ちきれずに掠めていきますので、いつも完成までには少し数が減っていました。
又、「干しいも」の魅力のひとつは豊富な栄養分です。リンゴの3倍のビタミンC、疲労回復を促すビタミンB1は20倍、体の中の塩分バランスを整えるカリウムは9倍、そして当然食物繊維が豊富に含まれ、活性酸素を抑制するというポリフェノールにも恵まれています。今でも根強い人気があるのも、ビタミン消費の厳しい季節を考えると当然の理由があるのです。
とても簡単なので一度この年末年始に、ご家族で懐かしい話でもしながら長閑に「かんば」を手作りしてみるのも面白いのではないでしょうか?

街角防災ふれあい広場 (仮称)

2006-12-27 00:24:02 | Weblog
阪急豊津駅から吹田市役所方面に抜ける「西の庄」立体交差点の辺りで、都市防災対策での実験的な工事が現在進行しています。「街角防災ふれあい広場(仮称)」と呼ばれているプロジェクトで、吹田市の安心・安全のまちづくりの一環として、地震や浸水などの自然災害に備えようという新しい取り組みです。
雨水貯留型緑化工法」別名「マルチ緑化工法」という構造で、平時は芝生や樹木が植えられベンチのある憩い空間ですが、災害時にはその下に雨水貯留槽が埋設されており、合わせて緊急の仮設トイレや防災器具の収納なども用意されています。
浸透素材の舗装で雨水貯留槽を覆うことで、芝生や樹木は貯留槽の雨水を自然に吸い上げて維持され、大雨の時にも川へ一気に流れ込み氾濫するのを防ぎます。“マルチ”緑化工法と言われる所以は、この平時と災害時の多様なメリットにあるのです。
今回はソーラーパネルを用いた青色LEDによる街路照明の実験も行われています。これは青い照明の心理的沈静効果で安全で犯罪の少ない街づくりを考える試みです。
ところでこの場所をご紹介したのは、浸透性のある舗装材を開発・販売している会社の経営陣の一人が千里山の知人J氏だということと、千里山駅周辺開発プロジェクトでの駅前広場や街路樹などの下にも、このような防災設計を採り入れて貰えたらという理由です。

漫画家「田代しんたろう」さん

2006-12-26 00:17:42 | 千里山人(ちさとのやまひと)
以前に紹介させて頂いた東京近隣の千里山出身者でつくる親睦会「千里山会」の会誌第九号で、グレース幼稚園の想い出を描いた漫画を掲載されていた「田代しんたろう」さんは、千二小学校で幼少時代を過ごされた想い出をとても大切にされています。ホームページには「心のふるさと大坂・千里山」というカテゴリーも設けられ、楽しくも懐かしい千里山の街並み風景や当時の生活が活写されています。
先日、その田代さんからメールで10年近く関わられている「日韓漫画家年賀状交流展2007」のご紹介を頂きましたので、千里山の住民の皆さんにもお知らせしたいと思います。合わせてオープンされたサイトでは、日韓の漫画家達の年賀状の競演が楽しく見られ、中でも田代さんの時事的なテーマをユーモラスに描く作品には思わず笑ってしまいました。『今年の見所は、日本=猪 対 韓国=豚の干支比べでしょうか。暮れのあわただしい時期とは存じますが、インターネットを通してひととき日韓の漫画家諸氏のユーモア年賀はがきをお楽しみいただければ、幸いです。』とのことです。ちなみに上にお名前が並んでいるのは、素晴らしい似顔絵を描かれる奥様の作品です。
来年に韓国と日本で何カ所か実際に展示会も開催される予定ですが、残念ながら大坂では無いようです。

※クリスマスが終われば千里山も一気に年末年始に向かって走り出します。ちょうど楽しい年賀状の話題をお届け頂き有り難うございました。明年もいい年でありますように、ご活躍お祈りしています!!

千里山 Xmasコンサート2006

2006-12-25 08:37:40 | 千里山INFO


今朝は青空がのぞき穏やかな“イブ日和”になると思ったのも束の間、お昼頃から雲行きが怪しくなり出し、一転肌寒い冬空の聖夜になりました。千里山の第1噴水ではそれでも予定通り、午後6時からクリスマスコンサートが開催され、元気な歌声や人々の談笑に夜中まで賑やかな声が響いていました。
今年は僕は第1噴水に来る前に回り道をして、千里山キリスト教会で行われているキャンドルサービスと、礼拝堂の前広場に立つ大きなツリーを見てきました。ここのツリーはさすがに信仰をシンボライズするように清楚な美しさに輝いています。一般の方達にも開放されているということですので、来年はぜひ訪れてみては如何でしょうか。
さて今年のコンサートのオープニングは、堀江ブラザーズの弦楽トリオの演奏するブラームスの格調高い調べから入ります。途中休憩には子供達にお菓子、大人にはワインやコーヒーが、そして手作りケーキなどのプレゼントが商店街から振る舞われました。大トリは昨年に続いてゴスペルグループヂョイフル活性炭のソウルフルな歌声に、アンコールの拍手が鳴り止みませんでした。
その間に僕はたくさんの方達との出会いや談笑に楽しい時間を過ごさせて貰いました。もう少しゆっくりと会場に留まりたかったのですが、コンサートの模様を早速千里山.NETに想い出としてページ作成するためにひとり帰り道を急ぎました。

・可愛いワンちゃんトナカイも楽しめたかな。

※千里山.NETの「イベント」×「音楽祭」に「千里山Xmasコンサート2006」のページをアップしましたのでご覧下さい。

※同じく「NET放送局」×「アーカイブ(倉庫)」にヂョイフル活性炭の動画データをアップしています。

インターネットTV電話・Skype (スカイプ)

2006-12-24 01:14:14 | ブログ伝道師
最近とても気になっていたインターネット(TV)電話をいよいよ始めてみました。
以前からMSNメッセンジャーやyahooメッセンジャーをファイル送信などには利用していたのですが、元々チャット的なものには余り入り込んでいけないタイプで、その延長でインターネット電話への展開もどちらかと言えば冷ややかに見ていた方だったのです。
ではどうして始めたのかと言いますと、Skype (スカイプ)というソフトが後発ながらもインターネット電話に特化したかたちで、今爆発的な勢いで広がってきているのに興味を持ったからです。しかも「Skype Me」という機能を使えば世界中の誰からもアクセスができたり、全く新しいSNS的コミュニケーションを生みだす可能性を感じるWEBツールだと思います。
インターネット(TV)電話は海外との通話も無料だし、Skypeなら普通の電話や携帯電話とも通話ができます(インターネット回線以外を使う分は有料ですがかなり安い)。又、その為の周辺機器として送受話器とWEBカメラが必要ですが、両方で5.6千円もあれば購入できます。それ以外の費用は一切無くてこんなに有用な環境が手に入ります。
今後の展開としては音声通話と同じようにTV電話でも複数同時利用ができ、或いはLiveカメラのように(不特定)多数への公開機能などが追加されていくことも予想されます。僕などは先ずは遠くのクライアントとのネット会議を開くなど、よりよい商品開発環境に活用したいと考えています。おそらく風俗的な業界を始めとして、E・ラーニングやボランティアなどのより社会的な試みも含めて、その活用分野が大きな拡がりを見せようとしています。
・これからの薄型TVにはWEBカメラが内蔵されるはずです。

【追記】スカイプはMacとWindowsそしてLinuxなどのOS環境を選ばない、互換性の高いWEBアプリケーションなのでMac & Windows併用の僕にも最適です。

無料で楽しむ インターネット電話

技術評論社

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黄色いシンビジウム

2006-12-23 00:01:16 | 千里山花物語り


先日亡くなったお袋の想い出にと、千里山の親しい街仲間の皆さんが花を贈って下さいまして、お心遣いに本当に慰められ感謝しております。幸せを呼ぶという黄色のシンビジウムで、種類のことなのでしょうか“UFO Color”という名前が付いています。シンビジウムと言えば白や薄いピンクの花をイメージしていましたが、この色のものも豪華さの中に愛らしさがあり、長く大切にしていきたいと思っています。
しかし、今まで観葉植物くらいしか育てたことが無い僕としては、花の世話をすることそれも温室育ちのとてもデリケートな“貴婦人”を目の前にして、少し戸惑いが無いわけでもありません。朝陽しか当たらないマンションの部屋では日照時間が不足するのではないかと心配ですし、これからの冬の冷気に晒すことなどもできないようです。スポット照明のようなもので光りを当ててあげるのがいいのかどうか‥‥。水は根本が乾いたと思ったらあげて下さいと、届けてくれた花屋さんが言っていましたが‥‥。
花のことを良くご存じの皆さん、ぜひアドバイスをよろしくお願い致します。

「森のアトリエ」岡みき Xmas作品展

2006-12-22 00:11:24 | 千里山ギャラリー
今日はお昼過ぎに吹田泉町在住のイラストレーター岡みきさんの「森のアトリエ」を訪ねました。今週初めから24日(日)のクリスマス・イブまで開催されている作品展を見せて頂くのが第一の目的です。
岡みきさんはグラフィックデザナーとして「るい企画室」に勤務後、フリーのイラストレーターとして又絵画デザイン講師として活動を開始され、最近では「どうぶつ村から」に代表される小さな命の営みを、四季の彩りの中に描き出す温かい作風が高く評価されています。地元吹田で子供達に絵を描く楽しさを伝えることにも意欲的に取り組んでこられています。来年度からは吹田市展の審査員にも招聘されているということです。
そしてもう一つの目的ですが、実は千里山.NETのエンターテイメント・コンテンツとして、千里山を舞台にした電子絵小説「RABINI」を僕が以前から計画していて、その挿し絵に岡さんとのコラボレーションをお願いしていまして、僕のストーリー創作が全く進展していないことをお詫びし、改めて来季に向けての意欲を聞いて頂くことでした。
今年一年は千里山.NETの構成を何とか形にしていくことに精一杯で、色々な企画を進めていく時間的な余裕も取れませんでした。来年も厳しいプライベート時間の中ですが、何より楽しみながら頑張っていこうと思っています。

・「Four Seasons」から「春・うさぎ」 (拡大)
・併設されていたイラスト教室の子供達の作品展示

【追加】「RABINI」メイキングのブログカテゴリーRABINI通信も折々に発信していきます。

阪急ダイヤ改正

2006-12-21 00:01:19 | 千里山INFO
皆さんもうご存じでしょうか? 千里山駅ホームの看板の一部に告知ポスターが貼られています。阪急京都線が来年3月に大幅ダイヤ改正をするようです。列車種別の新設・休止および停車駅の追加など、かなり大きなものになりそうです。
阪急ニュース・リリース」によりますと僕らの生活に直結する千里線に関することとしては、先ず特急の淡路停車が挙げられます。これまで何度特急だということを忘れ、呆然として茨木駅まで行ってしまったことでしょう。淡路駅まで引き返すときの虚しさは何とも言えません。梅田や十三駅から何の迷いもなく全ての電車に乗り込めるというのはとても有り難いことです。又、梅田駅から千里山へのアクセス案内が簡単になるのも嬉しいです。この目的は堺筋線との連絡の利便化がメインと推察されますが、理由はどうあれ千里山にとっては結果オーライです!!
その他、朝の通勤時間帯の梅田方面行きの速達化や深夜時間帯の本数増加など、利用状況を反映したものにしていこうという意識が感じられます。少子高齢化やモータリゼーション進展の影響で、今後一段と厳しさが予想される電鉄経営ですが、やはり本来の顧客ニーズに耳を傾け、より緻密なサービスを追究することで乗車機会を増やしていくことこそ公器の眼目です。今回のダイヤ改正はそういう意味で長年の顧客ニーズを一つクリアする良い決定ではないでしょうか。

阪急淡路駅の乗り換え風景

星たちの輝きを背に

2006-12-20 00:20:08 | 作詞・作曲


星たちの輝きを背に

ただ物憂げに
いつもと変わらずに
のしかかった重い雲は
ひとところに留まって
それでもまた朝がくる

凍った夕焼けの
焔の燃え残りが
慌ただしい人の波に
のまれもまれて
固い石ころになる
固いかたい石ころになる

※人は雪より白いものはないと信じ
夏の日の海に映える
入道雲の白さを
もう忘れている


艶やかな空には
冬鳥が舞い群れて
太陽という硝子玉は
空一面ころがっても
憂患(うれい)だけが取り残されて
いまだ消えない

十二月の彩りは
風の蒼さだけが透きとおる
銀色に震える
星たちの輝きを背に
今灰色の朝が来ようとしている
それでもまた朝がくる

※※

今灰色の朝が来ようとしている
それでもまた朝がくる

※※※


作詞:前田早智子 作曲:コバタイサオ
(c) 2006, Skyfull Stars

※ 作詞の前田早智子さんは中学2年生でこの詩(原題は「十二月の前奏曲」)を作られ、僕はこの詩を読んでイメージが涌くままに曲を付けました。尚、ほとんど原詩のままですが、一部作曲の都合上こちらで少し詩を補作させて頂きました。

千の里山風景(2)

2006-12-19 00:45:37 | 千里山トラスト


冬らしい肌寒さがようやく感じられる季節になりました。そのような中で昨日の休みを利用して「千里山の三大里山風景」と僕が呼んでいる場所の一つ、竹園の竹林と田畑を取材撮影に行ってきました。もちろん里山にも冷たい空気があるはずですが、竹林の麓まで足を踏み入れると、土や自然のやさしさと言うのか、こころまでも少し温かくなる感じがします。
千里山の里山風景の中でも、竹園が最も古への千里丘陵の農村の様子を色濃く残していると僕が思っているのは、大きな溜め池「後谷新池」の存在です。昔は山田の灌漑用の溜め池がたくさん在ったと思われますが、その原風景がここ竹園の辺りにはありありと想像されるのです。
最近までコスモスが咲き乱れていた畑の奥に、晩生の蜜柑や熟柿の彩りがとても印象的でした。

※千里山の三大里山風景は他に「松が丘の里山」「佐井寺の里山」があります。

※千里山.NETの「街並み案内」に里山風景(竹園)の紹介ページを作成しました。右上矢印ボタンからリンクしています。

千里山・おせち商戦

2006-12-18 00:17:09 | 千里山INFO
ジャスコや大丸ピーコックなどでは10月くらいから、クリスマスケーキや正月のおせちの注文用紙がレジ近くに置かれ、この年末年始商戦がいかに激しく又大事なものとなっているかが伺われます。千里山でもクリスマス色で街が覆われているその一方で、もうおせち料理の熱き戦いが始まっています。
写真は仕出し屋「魚伊」の重詰めの店頭アピールの様子で、年末の一つの風景として定着してきました。伝統的な縁起物のおせちが各グレードで揃えられています。「音羽鮨」も同じように割烹おせちを売り出しています。
コンビニや「ほっかほっか亭」・宅配寿司「銀の皿」・お総菜「クックチャム」といったお店も、それぞれの顧客のニーズに絞り込んだ魅力商品を企画しています。
少し変わったところではスパゲティーのお店「ポモドーロ」のイタリアン“OSECHI”でしょう。昨年は僕も発注しましたが、シェフ自慢のテリーヌなどが入りNEW YEAR PARTYのようなイメージになりました。