千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

阪急バーチャル駅長のブログ終了

2009-03-31 00:12:33 | 千里山.NET

 阪急電鉄運営の沿線WEBサイト『ブログdeバーチャル駅長』でスペシャルブログとして発信していた、もう一つの僕の『千里山.NETブログ』が今日3月31日をもって終了します。
 千里山の地域情報を中心に生活情報や季節の雑感などテーマも絞れていない内容ですが、阪急沿線の関西一円にお住まいの多くの人達に毎日ご覧頂き有り難うございました。2007年1月からまる2年余りの間、この『千里山ブラウズ』と平行して毎日続けてこられたのも、やはりご覧下さっている皆さんのお陰だと改めて実感しております。
 阪急阪神全体としての新たなWEBサイトにリニュアルされるに際し、これまでのブロガーは全員終了し、4月1日から改めて一新したメンバーで阪急阪神沿線の楽しい情報が発信されていくことと想います。
 明日からはバーチャル駅長ブロガーOBの一人として、コメントやトラックバックなどで、盛り上げて行ければと思っています。そして時々はオフ会などにも顔を出させて頂く積もりですので、ブロガー仲間の皆さんこれからも宜しくお願い致します。

電気自動車(EV)

2009-03-30 01:11:44 | Weblog

 ポストに毎日たくさんの印刷物が届けられていますが、その殆どはパッと一瞥しただけで捨ててしまっています。中に近くの教会パンフレットのような宗教関連のものもあったりすると、やはりゴミ箱に直ぐに投げ込むのは少し気になります。
 マンションの住民で以前2年間自治会の役員を一緒にさせて貰った婦人が、生長の家を信仰されているようで、時々『光の泉』という会員向けマガジンをポストに入れて下さいます。いつも余り熱心に読む分けではないのですが、今回は「小国での電気自動車」という谷口雅宣総裁が書かれたコラムを興味深く読みました。
 小国であるポルトガルでのルノーと日産の電気自動車プロジェクトについて、『朝日ソノラマ』に載っていた記事に触発された文章で、ポルトガルがその国土の小ささを活かして、国を挙げての環境戦略として充電システム・ネットワークをいち早く構築しようとする動きが紹介されています。デンマーク(海洋の風力発電)やイスラエル(砂漠の太陽光発電)でも、電気自動車の充電システム・ネットワークを目差し行動を始めているようです。
 一方、日本ではホンダのハイブリッド車「インサイト」が好調な売り上げを上げている中で、トヨタが6年振りにフル・モデルチェンジする「プリウス」の試乗会を前倒しでサーキットで催すなど盛り上がっています。でも電気自動車では三菱の「i MiEV(アイ・ミーブ)」が今後発売される予定ですがまだ高価格ですし、充電のインフラ計画の方も国や自治体レベルの話にはなっていません。
 技術的に高度な摺り合わせが必要なハイブリッド車に比べ、電気自動車の時代になるとあたかもパソコンのように、エレクトロニクス部品としてのモーターや電池そして半導体ソフトを組み合わせれば、簡単に造られてしまう商品になるとも言われています。デルのような新たなプレイヤーが現れる可能性も高そうです。日本では省エネ環境技術に優れたパナソニックの、社外ベンチャーなどとして出てきても面白いのではないでしょうか? もっとも持ち株会社制の元にトヨタ・パナソニックの誕生(経営統合)などの可能性を予想している本もありますが‥‥。
 日本も小さな国土をアドバンテージと捉え、電気自動車の充電システム・ネットワークを急ぐべきだと思います。

豊田章男 「トヨタ」再生!
水島 愛一朗
日本実業出版社
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耳の歪みを治す

2009-03-29 10:49:32 | 作詞・作曲

 この本のタイトルは『できる人は右耳を使っている!』というキャッチーなものですが、それに惹かれて読んでみると内容的にはもっと幅広い、ストレス社会における人間性の回復や心の歪みの矯正などに通じ、新しい心身療法的な可能性まで示唆しています。
 目は閉じてしまうと嫌なものをシャット・アウトすることが出来ますが、耳は眠っている時でもまた両手で塞いだとしても、常に身体の内なる音から逃れることは出来ません。しかも、現代社会は多様な騒音に囲まれながら生活せざるを得ず、その不必要な音を意識しないでカットするメカニズムが働き、次第にある音域に対し扉を閉じてしまうことになっているそうです。
 耳は五感の中でもリセットして生まれたての感性に戻しやすい器官とされ、社会生活による歪みを癒し“耳を開いてやる”ことで、心を過度の緊張から解放し脳や身体の活性化を促すと解説されています。
 著者が医者として耳の矯正による心身療法を施すのと同じような効果が期待できる、高周波音を豊富に含んだオリジナル音楽が4曲入ったCDが同梱されています。本を今日読み終えたばかりでまだ曲を聴いていませんがしばらく試す積もりでいます。

※ 写真のサクッとして美味しい「桜パイ」は、阪急山田駅の複合モールDewのケーキ&カフェ「grand deco」でこの季節に味わえます。

できる人は右耳を使っている!聴覚セラピ-CDブック
篠原佳年
きこ書房
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G-Clef

2009-03-28 00:00:09 | 作詞・作曲

 千里山高塚に「G-Clef」(ト音記号という意味です)というポピュラー・ミュージック・スクールがあり、散歩の途中などに一度中を覗いてみたいとも思うのですが、やはりなかなか勇気がいるもので未だにその建物を外から見上げるだけですが‥‥。高校時代に徳島市の黒崎楽器店にギターを初めて買いに行った時も、やはり何か独特の緊張感と雰囲気を感じたことを想い出します。建物は最近リニュアル塗装をしてとても綺麗になっています。
 最近もポストに「G-Clef」の生徒募集のチラシ広告が入っていました。ギターやピアノを始めとしてヴォーカルや管楽器、そしてストリートダンスなどと幅広いレッスンが受けられるようです。無料体験レッスンも受付中ということです。実は随分前のことですが、僕は大阪日本橋の楽器店のヤマハ音楽教室で、ヴォーカルのレッスンに何ヶ月か通ったことがあります。途中で仕事の方が忙しくなり続けられませんでしたが、練習日のアフターファイブが楽しみだった記憶が甦ります。今回は我流の拙いエレキギターを、一度講師からきちんと習いたい気持ちが少し出てきています。
 先日、吹田ケーブルテレビの「ウィークリー吹田」を担当されているSディレクターに「G-Clef」の情報を送らせて頂きました。企画が採りあげられるか未だ分かりませんが、もしかすればその内に放送で紹介されるかも知れませんので(そうなれば又お知らせします)、その時はお近くの方で音楽を習いたいと興味のある方は、その放送を見ながら参考・検討をして頂ければと思います。

やさいしぼり

2009-03-27 00:24:54 | Weblog

 電車の車内吊り広告やテレビCMでも、KAGOME「やさいしぼり」の宣伝を最近よく見ます。KAGOMEはトマトジュースで先行していたこともありますが、「野菜生活」など他品種展開の成果もあり50%シェアを誇っているようです。そして野菜ジュース大好き人間の僕としては先ずは新製品も飲んでみました。
 「やさいしぼり」は現在3種類出されていて、トマトの入ったプレーンな野菜ジュースの「黄金比ブレンド」と、目新しいニンジンとカボチャのブレンド・タイプの「にんじんスイーツ」、そして3つ目に完熟パプリカ主体のジュースがありますが、総じて野菜本来の自然な甘味をテーマに開発されたようです。
 プレーンなタイプは「黄金比ブレンド」と銘打つように味わいにこだわりが感じられますが、今までの野菜ジュースと「まったく違う(テレビCMのコメント)」部分は何処なのかというと、完熟パプリカがミックスされていることにあるのでしょうか。普通使われるのはピーマン(赤や黄)が多いと想われますので、その色合いと甘味が影響しているように感じます。あっさりとした野菜イメージの癖がなく、やや軽快な味になっているのかなと思いました。
 そして昨日「にんじんスイーツ」の方も初めて飲みましたが、こちらはにんじんとカボチャだけのブレンドという今まで無かったジュースなので比較は出来ませんが、何か古い枯れた森をイメージさせる(野菜ソムリエを気取り『神の雫』風に形容してみました)ものがあり、正直なところ僕的にはもう一度買いたいとは思えませんでした。
 「完熟パプリカ」はまだ近くのお店では見たことがありません。

『ちさとの風』2009春号の編集

2009-03-26 00:22:17 | 千里山INFO

 昨日お昼前に千里山まちづくり協議会の会報誌『ちさとの風』2009春号の編集打ち合わせがありました。
 今回は4月3日(金)から5日(日)まで千里山・佐井寺(通称ちさと)図書館で行われる予定の、第2回「千里山こだわり展」の報告がちょうど取材できることや、千里山駅前周辺再開発に関する住民参加の千里山懇談会が一区切りを迎えることなど、盛りだくさんの千里山に関する多様な情報をお届けできると想います。
 また、千里山まちづくり協議会の会員の中で、吹田市博物館で開催されるアーカイブ展に合わせて講演をされる方や、吹田市の散策路に沿って竹作りの休憩所を企画設計するプロジェクトに関わられる方など、色々な興味深い活動も情報紹介させて頂く予定です。
 発行は4月末頃を予定しています。駅や図書館また協力して下さるお店などで配布致しますので、その時にはご高覧よろしくお願いします。

WBC2連覇!

2009-03-25 01:05:53 | Weblog

 終わってみればシナリオがあったかのような、天才イチローの決勝打での日本のWBC2連覇でした。
 今日はあいにくお昼頃に出掛けていたので、WBCの決勝試合のテレビ観戦ができませんでした。途中お蕎麦屋さんで隣の席に座っていたサラリーマンの2人が、携帯を見ながら試合経過を話しているようだったので、思わず「試合どうですか?」と話しかけてしまいました。その時は4回で日本が1点リードということで、やはり予想通り投手戦の良い試合になっているなと思いました。
 夕方に帰宅し早速点けたテレビ・ニュースでようやく日本の勝利を知りましたが、その後で気楽な気分で再放送を見ていくに連れ、「これは生中継で見ていたら気疲れで大変な試合だった」と実感しました。
 昨日から何となくですが今回は日本が勝つような気がしていました。原監督は高校野球の時からのスターで甲子園でも優勝し、希望通り巨人の長嶋監督がドラフトで引き当てますが、その辺りに人一倍強い運を持っているように感じます。反対に韓国チームは“途中”でマウンドに旗を立てましたが、あれで勝負運は流れていってしまうと僕は想いました。
 レフト内川のスーパープレイも凄かったし、もちろんイチローのWBCを通じて苦しみ粘り抜いた末のセンター前ヒットも感動的でした。久しぶりの明るい話題でした!

ちょっとシャッターを

2009-03-24 08:53:10 | 千里山花物語り

 桜の開花が始まるかなと思った矢先に今週は寒さが戻ってきた感じです。そんな中で春の花は桜だけではないという光景が先日見られましたので思わずシャッターを押しました。
 思わずシャッターを押したのは僕ですが、その撮影画面では自転車に乗った女性が千里山団地の土手に生えている小さな野の花に向かって“思わずシャッター”を押しています。日頃歩いていてもそんな小さな野草に目をやることなどは少ないと思いますが、ましてやこの女性は自転車の上から見つけてわざわざ停車し撮影をしています。
 余程の注意力かもしくは綺麗な花が咲いているのかと想像し、興味を惹かれたので後で僕もその野の花を見に行ってみました。名前は分かりませんが桔梗に似た薄青色の可憐な花で、何かこの微笑ましい自転車の女性のイメージと重なりました。

「てんてん」で食事親睦会

2009-03-23 00:30:28 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 土曜の夜は、千里山のまちづくり協議会でも親しくさせて頂いている方達と食事親睦会をしました。千里山駅ホームで待ち合わせJR吹田駅前の錦通り商店街まで行き、以前ケーブルテレビ「ウィークリー吹田」で紹介放送されていた「てんてん」で陶板焼き肉を食べながら、気の置けない人達と個人的にも久しぶりに楽しい酒宴となりました。
 IH対応・本炭プレートの陶板で焼き上げる、厳選された黒毛和牛の焼肉やホルモンに、ヘルシーな手作り豆腐やデザートのきな粉パンなど、こだわり抜かれた美味しいコース料理とお酒で、テレビで見ていた想像よりこじんまりとした空間でしたが、その分賑やかな中にも落ち着いた雰囲気があります。女将さんのお話では1年ほど前に千里山で開店する可能性も検討していたようで、よく千里山の街を訪れ調査していたということでした。
 親睦会では『千里山まちづくり作法集』の増刷予定の話や、「千里山こだわり展」の展示運営の裏話など千里山に関することもあり、時節柄の経済不況のことなど多様な話題が出てあっという間に3時間ほどが過ぎました。偶にこういう食事会も良いものだと思いました。

『第四回合同絵画作品展』

2009-03-22 00:15:46 | 千里山INFO

 南千里にお住まいの永田大吉先生のもとに集まり活動を続けている、吹田市の3つの絵画クラブ「落がき・パレット・天彩」の『第四回合同絵画作品展』が、今年も千里山・佐井寺(通称ちさと)図書館の復元教室で、3月20日(金)から22(日)までの予定で開かれています。
 一昨日の午後に買い物帰りに立ち寄り、千里山で顔見知りの方達の作品スケッチなどを鑑賞しました。お絵描き初心者と想われる方から、中にはデザイナーや建築設計をしていた方など、経験も多様な同好者がそれぞれのスタンスで楽しまれている様子がよく感じられる、いつもながらアットホームな作品展です。
 参加している知人によりますと、地元の風景や吹田市近隣の摂津峡などに留まらず、遠く近江八幡のような景勝の街並みまで、一緒にスケッチ行を楽しんでいるようです。作品はそのようなグループ活動で描かれたものや、プライベートな旅行・生活などをモチーフにしたものなど多様な作品が展示されています。

第四回合同絵画作品展
日時 : 3月20日(金)~22(日) 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
場所 : 千里山・佐井寺図書館(復元教室) ・地図
TEL : 06-6192-0516

早春パスタ

2009-03-21 00:15:15 | 作詞・作曲


早春パスタ

住み慣れたアパートの部屋の片隅で
二人隠れんぼしてただけなんだね
いつまでも互いに見つからない場所を探しては
雨上がりのベランダに出るんだ

そこから見えるだろう遠い海の輝き
春浅い緑の色も
あの岬を目差して歩こう
微風に吹かれながら
もう一度話し合おう


何度かの恋をしてまた別れてきたけど
その理由を知ろうともしてなかったね
いつまでも互いに同じ躓き繰り返しては
絶対に駄目だと思うんだ

キラキラ眩しいね遠い海の輝き
春キャベツ畑の道を
泥るみに足取られ歩こう
肩先に凭れながら
しなやかにキスをしよう

《間奏》

何処までも続いてる遠い海の輝き
春キャベツのクリームパスタ
お腹を空かせて帰ろう
香り立つオリーブオイルで
君のために作るから

住み慣れたアパートの部屋の片隅で
二人隠れんぼしてただけなんだね


作詞・曲 : コバタイサオ
Copyright (C) 2009.Skyfull Stars. All Rights Reserved.


※ 湘南の海沿いにある春キャベツ畑の見える写真は、スローライフなブログ「湘南国際村 じゃらん」から拝借しています。

桜の開花2009 in 千里山

2009-03-20 00:02:46 | 千里山花物語り

 このところ陽気が続き桜の蕾も俄に膨らんできていると思っていたら、今日千里山団地の周回道路沿いの桜の高い枝先に一輪咲いているのを見つけました。この調子では大阪は週末にも花見ができる状態になってしまうのではないでしょうか。
 また地球の温暖化がこのままに進むと、現在より20日くらい平均の開花日が早まるという予想も聞かれます。暖かくなるのはそれは有り難いのですが、開花を待っている気持ちの時が一番楽しく感じられます。開花も早まれば散ってしまうまでの期間も少し短くなるように想われます。
 以前の記事で団地内の桜坂の舗装工事の様子をお伝えしましたが、まだ黒いアスファルト路面に薄桃色の花びらが散り敷く様はとても美しく映えると想われ、今からしっかり一眼レフででも撮影してみようかと考えています。

無線LAN「FON」に入りました

2009-03-19 00:43:16 | 千里山INFO

 以前の記事にも書きましたが、最近のネットブックのブームもあり街中での無線アクセス・スポットについてのニーズが高まっているようです。
 通信キャリアのイー・モバイルとの提携激安販売も隆盛ですが、今回僕が加入した無料の無線LANコミュニティーの「FON」も参加者がかなり増えているようです。1980円(ルーター付きは3800円)でラ・フォネラというFON機能搭載の無線LANルータを購入し設定するだけで、近隣の街中や世界中のFONスポットがアクセス可能となるのは、良く考えられた僕ら庶民にはとても嬉しいシステムです。
 下記で紹介する『ネットブックの本』でもFONが推奨されており、ライブドアが展開する無線LANサービスとの提携により、それらも無料で利用することができるようになったと書かれています。このサービスでは東京の山手線内エリアの80%がカバーされているということです。
 僕の住む千里山界隈でも既に何人かが参加されていますので、駅前カフェや噴水公園などでもインターネットが楽しめるかも知れません。皆さんにもぜひご参加をお奨めします!

ネットブックの本 SSDモデル対応版 for Windows XP
武井 一巳
毎日コミュニケーションズ
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※ FON用の無線LANルータは家電量販店やAmazonでも購入できます。
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漬け物屋さん

2009-03-18 00:46:25 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 昨日はパソコン作業が続き少しストレスが溜まってきたように感じたので、夕方前久しぶりに千里山の高塚から佐井寺地区の辺りへ散歩に出掛けました。景色に目をやりながら気ままに歩いていると、少しずつ筋肉が解れてニュートラルになっていくのが分かります。
 途中に漬け物樽がたくさん置かれているシャッターの中で、おじさんが冷蔵庫の中から出てこられたので近づいて声を掛けました。
「お漬け物ですか、この梅干しはお幾らですか? いろんなものを作られているのですね」
「今日はこれから瓜を漬けるんですよ」
「ラッキョウも美味しそうですね、一つ貰います」
「これは鳴門のラッキョウで良いものですよ」
「僕は故郷が徳島なので、鳴門のラッキョウは嬉しいですね!」
 鳴門はさつま芋(金時)で有名ですが、砂地がラッキョウにも適しているのだと説明して貰いながら、僕は冷蔵庫の中が気になり進んでいきます。白菜漬けが爽やかな色合いで小袋に詰められ、近隣のお店への出荷を待っているようでした。
 そのようなおじさんとの楽しい会話の後、僕はラッキョウと白菜漬けをぶら下げて、疲れていた気分もすっかり回復し帰ってきました。
地図

卒業SONG

2009-03-17 00:30:24 | 作詞・作曲

 この季節になると卒業や桜をテーマにした歌が毎年作られるようになりました。
 卒業については古くから海援隊の『贈る言葉』やユーミンの『卒業写真』・斉藤由貴の『卒業』、そしてSPEEDの『my graduation』など時代毎に良い歌がたくさん想い出されますが、桜に関しては割合に最近のことで森山直太朗と河口恭吾が歌った両『さくら』の連続ヒット以来の流行りなのではないかと思います。その後はケツメイシの『さくら』や中島美嘉の『桜色舞うころ』と続き、見知らぬストリート・ミュージシャンからもオリジナル・ソングが聴かれるほどです。今年はどんなアーティストが発表してくれるのだろうと多くの人が期待しているのではないでしょうか。
 最近は美しいシャウトで人気のレミオロメンの『さくら』がCM画面でもよく流れていますが、一方『卒業』のテーマでは長渕剛の新曲が先週の『カウント・ダウンTV』で4位にチャート・インしてきました。
 これはNHKの『ようこそ先輩』というドキュメント番組で、長渕剛が卒業した学校の後輩達の一日教師となって訪れ、課題として一緒に卒業の歌を作るという企画から生まれてきた歌です。僕はたまたま再放送を含めて2度見て感動しました。
 その中で長渕は後輩達に心の叫びを表現するように求めていました。彼の作歌スタイルを彷彿とさせる後輩達との交流シーンが展開され、その言葉を受けて一夜ホテルに籠もりまとめ上げたのがこの『卒業』です。一度聴くと憶えてしまうほどシンプルでそれでいて情感溢れるメロデイーです。
 ただ、番組で紹介されていた後輩達の言葉と最終的に出来上がった歌詞に、同じところが少なかったように若干感じられました。モチーフとして思いや叫びを受け取ったということなのでしょう。
 ちなみに、今夜9時から日本テレビ系列で『さくら道』というドラマがあります。日本海と太平洋を桜並木で繋ごうという夢に生涯をかけた男と家族の物語です。日本人は多様な価値観をもつようになってきたと言われますが、桜が好きなことについては老若男女余り変わらないのではないでしょうか。

※ NHK『ようこそ先輩』の歌作りのテーマでは、吉幾三の回の放送も良かったです。
※ 僕にもそのようなテーマを意識した『Groovy Bloom』や『未知 ー Stand By Me ー』という作品があります。

卒業
長渕剛,長渕剛,県立鹿児島南高校3年7組情報処理科
NAYUTAWAVE RECORDS
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