12月18日(火)夕方に放送されたNHK「にっぽん紀行」の「島の紅白歌合戦~鹿児島 奄美大島」には驚きました。
奄美といえば民謡をベースにした元ちとせさんが有名ですが、奄美大島では地元に根付いた奄美歌謡と言われる歌があり、様々な職業で生活しながら好きな歌でステージに立つ人も多く、町のレコード屋には奄美歌謡のCDコーナーもあるくらい盛んです。そして年末には本家NHKの紅白より一足早く、奄美歌謡の歌い手が集う「島の紅白歌合戦」が開催されているのです。
今年は床屋さんや元喫茶店主・バスガイドさんなどに混じり、最年少で女子高生の愛可さんも出演し、特産の大島紬を着て「島のブルース」を三線の弾き語りで歌いました。「島のブルース」は50年程前に当時18才の歌手三沢あけみさんが全国に大ヒットさせ良く知られた曲ですが、それをネットで聴き奄美歌謡の大先輩に歌唱指導をして貰いながら歌う愛可さんにも良く合っていました。
最後に愛可さんは三線を普段のギターに持ち替えて、島を去る想いを込めたオリジナル曲を歌いました。人気アーティストで今年末で活動を休止するYUIさんを想わせるような繊細な歌声でした。来春には東京の音楽学校に進むそうです。
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