またまた、1日遅れの更新となってしまいました。申し訳ございません。
昨日は、標題のような「子供と大人の感覚の違い」というか、「子供達の目の付け所はおもしろいなあ。」という場面に出会いました。
1年生の教室に行くと、算数の学習をしていました。
黒板には「10までの数を見つけよう。」と書かれていました。
先生が黒板に数のブロックを貼り、それと同じ数だけある物を見つけるようです。
プリントは、このようになっていました。
「6」を探す場面でした。
1年生の子供達は、すぐに「カエル」を見つけました。
先生が次に移ろうとすると…。
「6は、まだあるよ。」と男の子が言いました。
すると、別の子が、「私も見つけた。」と言い出しました。
「え?」と思って、プリントをよく見てみると…。
もしかしたら、あれかな?
みなさん、気付きましたか?
1年生の子供達が見つけたのは、クマさんが乗っている乗り物の小さな「まる」の数。
そして、カエルさんがもっているつりざおの数でした。
私たち大人の多くは、おそらく、プリントの中にいる「いきもの」の中から「同じ数のもの」を探そうとするでしょう。
でも、この1年生の子供達は、「6つあるもの」という視点で柔軟に見つけ出そうとしていたのでした。
従来から、教育の世界では、「子供から学ぶ」ということが言われてきましたが、今日であった場面は、正に「子供から学ぶ」でありました。
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