仙北市立中川小学校

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9月25日(月)ドローン計画(4年生のプログラミング学習)

2017-09-25 20:51:39 | 日記

9月22日以来の更新となり、申し訳ありません。

今日は、標題の内容についてアップします。

今年、本校は仙北市教育委員会から「ドローン指定校」を受け、夏休み中に「ドローン」にかかわる教材一式が入りました。平成32年度から完全実施される「新学習指導要領」の中に「プログラミング学習」があります。「どんなことが始まるのだろう?」という不安がないわけではありません。

そんな中、夏休み最終日に、5・6年生が出校し、総務省の「プログラミング教育講座」を受講しました。本校の先生方をはじめ、近隣の学校の先生方、他市町村の教育委員会の先生方も一緒の時間を共有しました。

その時に受けた「プログラミング教育」の印象は…。

「エンジンを始動する。」「上昇する。」「左へ移動する。」「着陸する。」といった簡単な指示を順序よく与えること。

1年生や2年生の国語の「説明文の学習」みたいだなあということでした。

実際、総務省から派遣されてきた講師の先生は、秋田県出身の中学校の国語の先生でした。

それらを受けて、休み明け、教頭先生を中心に、いくつかの学年で、ドローンに触れる活動を行ってきました。

今日は、4年生の学習の様子を簡単に紹介します。

4年生の今日の学習のめあては、「ドローンのマイコンとローラーを作ることができる。」でした。

ドローンに付属してきた「iPad」でコントロールするのですが、人差し指一本でドローンをコントロールするのは、低学年の児童には難しそうです。そこで、「iPad」の画面上に「ボタン」を配置し、1年生でも操作できる「ドローンのコントローラー」を作る活動に4年生が取り組んでくれました。今日は、その第2回目の時間の様子です。

今日のめあてを確認しました。「まず、付属のコントローラーの仕組みを調べよう」ということで、実際にドローンを飛ばしながら調べ、シートに記入していきました。

コントローラーの仕組みを確認していきました。

付属のコントローラーの操作は微妙な指先の感覚が必要なので、ある程度の慣れが必要です。

1年生でもコントロールすることができるようにするには、「このボタンを押すと〜する」という簡単なコントローラーがあると便利です。

付属のソフトを使い、コントローラーの試作品を作っています。

試しにドローンを動かしてみると…。

お見事! 空中に浮き上がり、無事に着陸しました。

もう少し、複雑な動きのボタンを付け足してみます。

さて、その結果は…。

試行錯誤はありましたが、「マイコンとローラー」を作ることができました。

今日の学習の振り返りをしました。

次の時間(木曜日)のめあて、「オリジナルの『1年生が使いやすいコントローラー』を作ろう!」を確認して、今日のプログラミング学習は終わりました。

「楽しかった?」と尋ねると、にこっと笑って「はい!!!!」と答えた4年生のみなさんでした。