見聞知・録 福井県議会議員 西本正俊  

琵琶湖・若狭湾快速鉄道 実現!

嶺南と嶺北の地域間格差 是正!

議員活動報告10/24月曜日

2005年10月24日 | 見聞知・録

(鳥取市へ向かうため、京都駅よりスーパーはくと5号に乗りました。)


今日と明日の二日間「嶺南広域行政組合議会」行政視察のため、鳥取県方面へ向かった。嶺南広域行政組合議会からの参加議員は敦賀市、美浜町、若狭町、小浜市、名田庄村、大飯町そして高浜町のあわせて25名であった。
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今日の視察は「智頭急行株式会社」である。
智頭急行株式会社は鳥取県、兵庫県、岡山県、関係市町村、JA、商工会議所そして民間企業が出資して昭和61年5月に設立された第3セクター方式の地方鉄道である。運転区間は兵庫県上郡から鳥取県智頭までの56.1Km、14駅である。
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この智頭線は昭和41年に工事認可を受け、国鉄により着手した鉄道であったが、
昭和54年に国鉄の民営化により工事が中止されたのである。すでに58億円が投入され、線路路盤や橋梁、トンネルなど全体計画の93%が完成していた。
しかし、「消えかけた灯を再び」の熱意が実り、前述の協力により昭和62年に工事が再開され、平成6年12月、完成、開業なった鉄道だ。
智頭鉄道は予定より一年早く平成10年に単年度黒字となった。
その理由として考えられるのは、ほとんど工事が完成していたことと鳥取県は関西圏であり、大阪まで2時間半という地の利のため経済活動などに広く利用されているからである。また、近年は観光客誘致にも力を入れているとのこと。智頭急行は車両を保有しJRにたいして車両の貸し出しを行っているためその「受取車両使用料」が収入として大きいことが考えられる。
images  智頭急行株式会社の本社です。鳥取駅近くの山陰合同銀行ビル内にあります。
私たちが実現を目指す「琵琶湖若狭湾快速鉄道」も同じ第3セクター方式ではあるが、智頭急行と違って上下分離方式(鉄道設備は自治体が造り、運営をJRに委託する方式)であるため、そのあたりの視察もすべきであると思う。



今日の鳥取はでした。






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