日々一考日記１２／２金曜日

[株価] 日経平均午前終値、１９３円高の１万５３２３円 - goo ニュース

そして、今朝の日経新聞には「株は生き返った」と一面に活字が躍っていました。
その記事の中につぎのことが書かれています。
「毎日赤字が出て毎日現金が減った。役員会はお通夜のようで、眠れない日々が続き、体調も崩した」。松下電器産業の最高財務責任者、川上徹也専務の講演会でのお話です。
「松下、日産自動車、鉄鋼会社、銀行などが今日の姿を取り戻すまで、苦難のドラマの連続だった。日経平均株価が一万五〇〇〇円台を回復したのは、まずは企業の経営のたまものだ」と記事が書かれています。
確かに経営者は苦労の連続であったと思います。会社が倒産してしまってはもともこもありません。しかし、今日の企業業績回復の陰にはリストラの名の下に、働き盛りのしかも大勢の人が首を切られていったのです。
多くの企業は「企業の再構築」という錦の御旗の下に人員削減を断行しようやく生き残ったのです。
職を失った人の中には自殺する人も大勢いました。あるいは政府の「セイフティーネット政策」のため多額の失業保険が支払われました。この失業保険に当てられたお金はおそらくほとんどが国債という名の借金でありましょう。

株は生き返りました。ほとんどの大手企業も生き返りました。
いま、その企業がしなければならないことは、税金をしっかりと納めることと新規雇用、再雇用を問わず雇用の拡大に努めるべきではないでしょうか…


今日はでした。
ニシヤマさん今日はありがとうございました。
こんばんのお酒は美味かったですか
明日からもがんばってください