今朝のTBS系番組で「不作為」について論じられていた。
不作為とはあまり聞きなれない言葉だが、薬害エイズ事件で業務上過失致死罪に問われた元厚生省生物製剤課長松村明仁被告(今月3日に最高裁で有罪が確定)の裁判で争われたのが不作為ではなかったか。取るべき措置を取らなかったという行政判断の「不作為」を理由に官僚個人の刑事責任が問われ有罪が確定したのである。
公務員はこれまで行政運営の失策により罪を問われることはなかった。民間なら事業の失敗により給料の減給やボーナス無し、場合によっては会社の倒産もありうるのだ。しかし、公務員はこれまでどうであったか…橋下知事により注目を集めている大阪府の「ハコモノ」行政を見てもとんでもない失策だらけである。
今後は、公務員も「不作為」や「失策」により人命を無視したり、血税の使い方を誤った場合はその責任を問われて然る時代になるのであろう。もちろん政治家も同じである。
今日はでした。いよいよ待望の春到来ですか。
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