菅直人氏を新総理とする新しい政権が誕生することとなりました。
実は、鳩山前総理が辞任表明される前、「鳩山総理」と「小沢幹事長」、「興石参議院会長」の会談を報道で知りました。
その6月1日の夜はなかなか寝付けなくて、何となく胸騒ぎがするような夜でした。また6月2日の朝も前夜ほどではありませんが、何かこころがすっきりとしない朝でした。そこに、鳩山総理の突然の辞任表明があり、こころの曇りの理由がわかったような気がしました。
鳩山さんのこころの葛藤が私に伝わってきたとは言いませんが、ひとりの民主党員として鳩山さんの孤独さと苦しみがひしひしと伝わってきたのは事実です。
鳩山さんは自ら身を引くことで、小沢幹事長にも辞任を求めました。自民党とは違い、民主党にあってはならない「政治と金」の問題にけじめをつけるためであり、すばらしい身の処し方であったと思います。
今回のツートップのダブル辞任にたいして有権者の受け止め方は「おおむね評価」だと思います。その証拠に直後の世論調査では民主党支持が10%上がっています。また政治ジャーナリストは参議院選挙で30議席に届かないと思っていたが40議席に届くのではないかと評価しています。
菅新総理のもと新しい政権では、国民の良しとしなかった政治スタイルから脱し、小泉改革で忘れ去られた地方と人を大切にする政治で日本の復活をこころから願うものです。
今日はでした
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