東京モーターサイクルショーで展示されていたホンダのチャンピオンマシン群
普通だとこのアングルを撮っただけで満足するんでしょうが
前から気になっていた部分
マルケスが乗った モトGPチャンピオンマシンのテールパイプ先端部
この網状のキャップは ホンダが言うところによると
転倒したときに砂が進入しないようにするためとのこと・・・
でもね アップにすると
ホンダが言うところの「砂が入らないように・・・」のためなら
もっと細かいメッシュのほうが良いわけだし
良く見ると、かなり厚みがある板から 手間のかかる加工で
造られているように見えます。
どちらかと言うと、砂が入ることより、本当は他の事が目的なのかな?
って思ってしまいますが・・・
以前、NGCジャパンの小林さんから
排気管の中の排気ガスの流れについて教えてもらい
素材の電気抵抗値など 私の知識を基に考えてカブに施したものがこれ。
アップにすると
こんな貧乏臭いものですが
多分、マルケスのマシンも同じ効果を狙ったものだと思います。
モトGPマシンのテールパイプの先端形状がこうなっていると気づいたのは
私がカブのマフラーを加工した後でした。
実は バンディット250のヨシムラ管にも
さらに発展して考えた加工を実施していますが、効果は絶大です。
でも、それの効果を証明する手段が無いので
私が辿り付いた素材の事とか・・・詳しい事を書くのはやめておきます。
普通だとこのアングルを撮っただけで満足するんでしょうが
前から気になっていた部分
マルケスが乗った モトGPチャンピオンマシンのテールパイプ先端部
この網状のキャップは ホンダが言うところによると
転倒したときに砂が進入しないようにするためとのこと・・・
でもね アップにすると
ホンダが言うところの「砂が入らないように・・・」のためなら
もっと細かいメッシュのほうが良いわけだし
良く見ると、かなり厚みがある板から 手間のかかる加工で
造られているように見えます。
どちらかと言うと、砂が入ることより、本当は他の事が目的なのかな?
って思ってしまいますが・・・
以前、NGCジャパンの小林さんから
排気管の中の排気ガスの流れについて教えてもらい
素材の電気抵抗値など 私の知識を基に考えてカブに施したものがこれ。
アップにすると
こんな貧乏臭いものですが
多分、マルケスのマシンも同じ効果を狙ったものだと思います。
モトGPマシンのテールパイプの先端形状がこうなっていると気づいたのは
私がカブのマフラーを加工した後でした。
実は バンディット250のヨシムラ管にも
さらに発展して考えた加工を実施していますが、効果は絶大です。
でも、それの効果を証明する手段が無いので
私が辿り付いた素材の事とか・・・詳しい事を書くのはやめておきます。
放熱の観点からも細いネットは無理だと思います。ヤマハとか赤熱してますよねぇ。ありゃショート管ですけど。
加工方法はどうであれ 素材の厚みが不自然に感じます。
サイドに穴が開いている部分を含め、キャップ状の部品が
排気管に使われる素材よりかなり厚い板で構成されています。
いくらチタン素材とはいえ、比重はアルミの1.5倍
モトGPマシンに使うには重すぎるのでは?
基本的に外力がかかる場所ではないので、
砂の侵入を防ぐためだけに この厚みが必要なんでしょうか?
さらに、排気をスムーズに流すなら断面を菱形にして
抵抗が無いようにするはずなのに、そうは見えません。
不思議なことだらけです。
でも、私が思っている目的のために付いているのなら
この厚さも、断面が菱形になっていないのも納得できますけどね。
私が 以前超伝導マグネットの設計に携わっていたとき
超伝導体を4K(ケルビン)に保つための液体ヘリウム容器を支える構造物に使っていました。
赤熱しているのは、熱伝導率が悪くて熱を大気中に放熱出来ないのも原因のひとつですね。