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バイク好きオヤジのひとりごと

夏の北海道カブツーリング準備 3 チェーン交換

2014年05月31日 | カブ
天気が良いのでバイクで出かけたいのですが
ここは我慢して 先週準備しておいたカブのチェーン交換を済ませます。

我が家のカブ70、整備しやすいように手を加えています

そのひとつが ACGカバーを止めるネジ 純正は8mmの六角頭のボルトですが
ステンレス製のキャップボルトに交換してあります。

まずはチェーン周りのカバーを外します

エンジン側のスプロケットを外す場合はこの状態でリアブレーキを踏み
スプロケット固定プレートのボルトを緩めておきます。

スプロケットの状態をチェックします

リアは減りが多くて 再使用は無理そうです。

フロント側は

スプロケット周りの油汚れを除去して状態をチェックしますが
今回はリアも完全な新品を使う訳ではないのでそのまま使うことにしました。

今回、私は自分の責任で再利用しますが
スプロケットはチェーンと同時に新品に交換するのが基本なので
迷わずに新品に交換してください。

チェーンはこれ

RKエキセル製の普通のチェーン、100リンクで1200円程でした。

交換するスプロケットを付けたリアハブをスイングアームに取り付けます

カブはメンテナンス性がものすごく良く考えられていて
チェーンを車体側に付けた この状態でリアホイールを外すことが出来ます。
もちろん、この状態でチェーンを取り付け ある程度張りを調整しておきます。

ホイールを車体に取り付けますが

我が家のカブは古いので リアアクスルのナットが右の割ピンタイプですが
新型と同じ 左側のセルフロックタイプにアクスルボルトごと変更しました。

リアホイールを取り付け

この状態でチェーンの張りと ホイールが車体の中心軸に近くなるよう調整します。
私は、リアフェンダーの前部とタイヤの隙間を見ながら調整することにしています。

「車体の中心軸に近くなるよう」という変な表現ですが
実は、このタイプのカブ(50、70、90、リトルカブ)は
左右のチェーンアジャスターの位置を車体に付いている目盛を信じて調整すると
車体の中心軸とホイールの中心軸が一致しません。

ホイールの前方が少し左側を向いた位置になり
そのまま走ると、ハンドルを少し左に切った状態で直進します。
つまり、走行軸に対してフレーム中心軸が少し右を向いた状態
直線道路で 路肩の白線の上を走るとよく判ります。

どうしてそんな状態なのか判りませんが
新車の状態からそうなっているので、設計上の何かの意図があると思います。

もしかして
直線走行時の前後タイヤ位置がタイヤ1本分ずれているので
カブの基本設計がされた時期を考えると、フロントタイヤで跳ねた釘を
リアタイヤで踏まないように あえてこの位置にしているとも考えられます。

ACGカバーを取り付ける前に最終チェックをします

チェーンのジョイントクリップの向きも間違いありません。
この向きが逆だと、走行中本当にクリップが外れます。
私も30年以上前、クリップが外れてチェーンを落とした経験があります。

今回、リアタイヤはホイールと一緒に手に入れたものを そのまま取り付けました

右のミシュランタイヤ付きのホイールはツーリングのため保管しておきます。

今回は、70純正の減速比より リアスプロケット1歯分くらい減速比を下げました
計算上の最高速が2キロほど落ちることになりますが
実際には 走行抵抗もあるので走ってみなければわかりません。

前後共、純正サイズより大きいスプロケットを使っているので

チェーンは100駒のまま、チェーン交換に使用した工具はこれだけでした。

全ての部品を取り付けて チェーン交換は完了

ACGカバー内を洗浄したときに垂れた汚れで床にシミが出来てしまいましたが
自分の持ち家なので誰にも文句言われる事はありません。

特に害も無いので 気にしない事にしました。

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