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バイク好きオヤジのひとりごと

カブ50用クラッチを加工します

2019年12月17日 | カブ
カブ用のクラッチを何種類か分解調整していて判った
遠心クラッチ用のウェイト数が50用4枚、70&90用7枚なんですが
100cc以上にも対応する社外品のクラッチもウェイトの数は7枚

エンジンの特性や排気量を考えると遠心クラッチのウェイト数は
50用4枚、70用6枚、90用7枚というのが最適じゃないか?と思っています

ものすご~く単純な根拠だけど
カブの排気量は50=49cc、70=72cc、90=84ccで
ウェイトの数に 仮に12をかけてみると
4×12=48、6×12=72、7×12=84なんだよね

実際には、70と90のエンジン特性の違い
70=ショートストロークの高回転型、90=ロングストロークのトルク重視型
という違いで判断したんだけど、何故か排気量とウェイトの計算もピッタリだった訳

そんな考えを基にして、部品取りに使った50用のドライブプレートを加工し
ウェイト6枚仕様の、70cc専用の少し高回転型クラッチを作ってみることにします。

まず、ドライブプレートからウェイト類を外し

ある程度汚れと油分を除去してから

この溝幅を 4枚用→8.2mmから

6枚用→12.2mmに広げます。

加工が終わったドライブプレートにウェイトを組み付けると

ノーマル70cc専用の 6枚ウェイト仕様のドライブプレートが完成します

クラッチスプリングは

50用の4.5巻スプリングにシムを追加
計算上70用スプリングの10%強化仕様として使います。

全ての部品を組み付けると

6枚ウェイト仕様の70cc専用のクラッチユニットが完成
外から見て判るようハウジングの外側に「6」と書いておきます。

次の機会に、この仕様でカブ70のノーマルエンジンに組んでみて
本当に使えるのか、検証することにします。

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