サイパン生まれの湘南犬

南の楽園・サイパンで生まれ、9歳で飛行機に乗り日本へやってきたシェパードミックス犬の日々。

何を信じたらいいのか…

2010-03-09 21:51:12 | サイパン暮らし
相変わらず混沌としているサイパンですが、
ますます訳わかんなくなってきました。

先週、Federalのオンブズマンによる、外国人労働者向けの
フォーラムがありました。

オンブズマンってなんだ??
Yahoo!の辞書によると…
《代理人の意》苦情調査官。役所や公務員の違法行為を見張り、行政に関する苦情を調査・処理する機関、または人。

ということですが、今ひとつわかりづらいですね。
私もよくわかりません。
正式な政府のお役員じゃないの??

友人によるとNGOみたいなもので、ボランティアなんじゃない?
との事ですが…。

そのオンブズマン事務所の人が、
外国人労働者がイミグレーションが連邦化されて、
いろいろ混乱している中で、さまざまな疑問に応えてくれた訳ですが…

そのとき、その人が明確にしたのは
アンブレラパーミット(2011年11月まで有効な労働許可証)を
持っている外国人をCNMIの労働局が強制送還にすることは出来ない。
アンブレラパーミットを持っている人は、
自由に転職出来、連邦のイミグレーションに報告の義務はあるけれど
転職にあたって、CNMIの労働局の許可を得る必要はない。
また、外国人労働者は、今まで出来なかった本業の他に
アルバイトをすることも可能となる。
会社は、今まで、全従業員の20%をローカルの従業員にしなくてはならなかったが
それはもう無効である。

そんな風に、外国人労働者にとっては、わりとプラスな情報を
発信した訳です。
翌日、各新聞も大々的に取り上げました。

ところが…今日になって、CNMIのレイバーが
それは間違いである、と発言。
アメリカ政府はイミグレーションをコントロールするけれど
レイバー(労働局)をコントロールする事は出来ないので、
CNMI政府は未だにたとえアンブレラパーミットを持った外国人でも
強制送還にする権利を持つ。
さらに現在、労働局より議会に、毎年外国人労働者が
登録手続きをとるように定める法案を提出中であると、
真っ向からオンブズマンの発言を否定したのです。

わかんないのは、こんな混乱状態になっているのに、
肝心のアメリカ政府からの正式な説明が全くない事。

いろんな人がいろんな憶測であれこれ言っている状態で、
もう、何を信じていいのかわかりません。

こういう時、ローカル達はえてして、素直に新しい事に従う事はなく、
あくまでも、自分達が今までして来た事が普通であり、
それを押し通そうという傾向がありますから
なおさらです。

結局どっちなの?????
誰を信じていいのかわからないまま、サイパンをささえる
外国人労働者達は、右往左往するだけなのが現状です。

どうなってんだー???